10月・・・神無月です。神様が出雲に行っちゃう月・・・それが災いしてか、我が西南学院大学にカモが不幸を背負ってやってきました。
雨降る秋の日の出来事です(10月9日 火曜日)。
私はその時‘キリスト教学’という授業を受けていました。授業も終盤にさしかかり、‘昼飯は何を食べようか?’と胸躍らせていた
その時・・・
いきなりマイクのスイッチが入ったかと思うと
「緊急連絡、緊急連絡。授業は中止です。速やかに避難してください」という由の放送が学内に一斉に流れました。
私の携帯の時計で12:32分の事でした。
教室はもうパニックです。みんな「キャ〜」と叫んでいました。
その「キャ〜」は私的に3種類に分けることができます。
1つは‘よっしゃ、これで今日の授業は全て休講だ!ラッキ〜’という歓喜のおたけび。
2つ目は‘えっ?もしかして爆弾が仕掛けられたの?’という恐怖のおたけび。
最後のキャ〜はドラえもんにでてくるしずかちゃんを思いうかべてください。(ちなみに文庫本ではしずちゃんとなっています。なぜでしょう?)
閑話休題、
(しずかちゃんのスカートがまくれあがった瞬間をのびたが見た場面のセリフ)
「キャ〜、のびたさんのエッチ!」のキャ〜・・・これが最後のキャ〜です。
まあ、そんな感じで、みんな出席カードだけはしっかり忘れずに提出し、パニック×2400人位の勢いで階段を駆け下りていました。
とにかく腹が減って死にそうな私は食堂に向かって一直線。
道中、知った顔がありました。みっちーです。
かれは涙目で訴えかけていました。‘俺のカレーを返せ・・・’
これ以上私が口をはさむ余地はありません。
周りではいろんな事を話し合っていました。「爆弾が仕掛けられたって!」「もうすぐ爆弾処理班が来るらしいぞ!」・・・などなど、まだ休講になった理由を知らないはずの君達がなぜそう言い切る?
私は人間の本性を見ましたね。何でも話を大きくすればいいと思っている。
周りは逃げるどころかメールばんばん打ちまくり。もう、危機感より‘こんなおいしいこと、滅多にない’という感覚の方が大きいのでしょう。
私はそうはありたくない・・・しかし・・・人が面白そうに話を大きくしているのを見ると、私も話を大きくしたくなる。私も夢中でメールを打ちつづけました。
結局は、‘爆弾を仕掛けたと電話が入り、それに学校側が対応した’という話でした。
帰りの道中、前を歩く人達がこう話していました。
「今日の3・4限目が休講になってラッキ〜」「きっと神様からのごほうびやね」と。
「君達は1年生だね?」私はそう心の中で問いました。
きっと神様は出雲から帰ってくると君達にもう1つご褒美をくれるだろう。
今度は‘補講’というリボンもつけて。