5/10「アルジャジーラ」

「今日もやってきたよ。」
「あ、お久しぶりっす。」
「今日は何をしようかな?」
「先生!」
「ん?」
「僕アルジャジーラってよく分かんないんですけど。」
「お、なるほど。アルジャジーラね。」
「先生知ってるんですか?」
「もちろん。」
「それじゃあお願いします。」
「…、す、スパゲッティーの種類じゃない?」
「あ、ゴルゴンゾーラですか?」
「うん。あ、え、違うの?」
「違いますよ!」
「ごめん知らんわ。」
「え〜。」

「ふふふ…。」

「はっ!」
「誰だっ!!」
「こ、この声は…!!」
「えっ!知り合いですか!!」
「に、兄さん!!」
「まじで!!」
「お初にお目にかかる。」
「グラサン掛けただけじゃん!」
「自分周作イイマス。」
「あ、片言なんだ。」
「ハイ、ソウデス。」
「周作さん、アルジャジーラって何なんですか!?」
「あ、テレビ局のことデス。」
「あ、そうなんですか?」
「ハイ。イラクに無いデスケド。」
「え、イラクに無いんですか?」
「無いデス。カタールにアリマス。」
「カタールを語〜る。」
「・・・。」
「出雲へカエレ!」
「嫌だ!」
「す、スミマセン…。」
「あ、いや、こちらこそ。」
「ところで、アルジャジーラの意味知ってマスカ?」
「知りません。」
「これは半島って意味デス。」
「へぇ〜。」
「そして衛星放送デス。」
「と、いうことは半島中見れるってことですね。」
「ハイ。国境が無いコトデス。」
「それつまり、局が誰かを支持することが無いってことですね!」
「オーイエス。その通りデス。なかなか賢いデス。」
「ありがたき幸せ!」
「この前の誘拐のやつもアルジャジーラ放送シマシタ。」
「はい。」
「いや、特に無いデス。」
「終わりですか?」
「ハイ。」
「中途半端ですね。」
「ス、スミマセン…。」
「あ、いえ、こちらこそ。」
「兄ちゃんに何すんだ!」
「シュ、シュウサク…。」
「兄ちゃん、そんな目で見るなよ、照れるだろ。」
「いいえ、アリガトウ。」
「よせやい。」
「えぇ話や〜。」