3/31「ヤシン師って何者ですか?」
「あぁ、これは漬物といいまして、京都の奈良漬が私は好きでありまして。」
「うるさい。」
「そういえばヤシン氏じゃないの?」
「師で正解なんよ。イスラム教は「師」が偉い人の称号みたいなもんだから。」
「へぇ。あ、ハマスとか言ってるじゃない?あれよく分からないんですけど。」
「バカですね。」
「すいません。」
「ハマスはパレスチナ人の中でイスラエルを特にうらんでいるグループのこと。」
「う〜ん、そんなことを言われてもねぇ。」
「よく分からないですか?」
「はぁ。」
「っていうかパレスチナって国じゃないのよ。」
「えっ。そうなんですか。」
「っていうか、それぐらいは常識だよ。君。」
「学校で習ってません。」
「あぁ。ほんならユダヤ人とアラブ人があそこらへんで争ってたことは知ってる?」
「中東で?何か知ってます。」
「そしたら国連が、そいつらに国を分け与えたことは?」
「それ知らない。」
「アラブ人が住んでたとこに、いきなりユダヤ人がきて国ができたの。」
「ふ〜ん。そりゃアラブ人怒るわ!」
「あぁ、ちなみにこの時点でのアラブ人はパレスチナ人のことということだから。」
「??」
「そこは自分で勉強しなさい。」
「ほぉ〜い。」
「まぁ、そんなこんなでパレスチナ人は昔住んでいたところをイスラエルとされたのよ。」
「っていうことは、パレスチナ人はイスラエルを憎むわけだ。」
「そうだよ。国とられたもんね。」
「ほんならハマスって何ですか?」
「ハマスって言うのは、パレスチナ人の中で国を戻すぜ!って強く思ってるグループ。」
「だから爆弾とか武器とか使うわけだ。」
「そうそう。段々分かってきたねぇ。」
「それじゃあシャロン首相って誰?」
「え?」
「シャロン首相。」
「シャロン首相は、イスラエルの首相です。覚えなさいこのぐらい。」
「はいはい。」
「シャロンさんはハマスを憎んでるってことは分かる?」
「うん。武器で襲ってくるもんね。」
「そう。でもパレスチナの代表、アラファト議長はハマスを暗黙了解してるんだ。」
「そうかぁ。そうなるわねぇ。」
「そうなんだ。ほんで、そのハマスのリーダーがヤシン師ってわけ。」
「ほうほう。ということは、ヤシン師を殺害したのはイスラエル側ってことだよね。」
「そういうこと。ミサイルで殺したのよ。」
「ひどいことするね。」
「そうなんだ。このせいでまた中東の治安が悪化する気がしますよ。」
「あぁ、怖い。」
「あぁ、怖い。」