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「薬害エイズ問題B」
「この前の続きです。」
「先生忘れました。」
「ともさ〜んしっかりしてくださいよ〜。」
「ごめりんこ。」
「小倉優子っすか!」
「まぁ気を取り直して始めるよ。
この前は厚生省が自分たちの利権のためにミドリ十字の好き勝手にさせていたということを教えたね。」
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「うん。」
「今回はその続きです。実はね、あのあとアメリカで安全な血液製剤が開発されたんだ。
ほんで、その血液製剤のことをエイズウイルスを加熱して殺して作る薬ということで、
ブリオなんていうか知ってるかな?」
「加熱製剤やろ。」
「その通り。」
「おかんが言ってた。」
「おかん物知りやね。」
「で、その加熱製剤に対して以前の血液製剤のことを何ていうかともさん知ってますか?。」
「新党さきがけ。」
「…。」
「そうだね、非加熱製剤だね。さすがともさん。よく知ってました。」
「…。」
「で、アメリカもこっちの方が安全といって日本に売り込みに来てたんだ。
だけど厚生省はこれを無視したのよ。」
「まじで!?」
「そう。自分たちの利益のために。」
「なんて骨体!」
「古いなぁブリオ〜。」
「でへへ〜。」
「そして世界では加熱製剤が使われているのにもかかわらず、
日本では非加熱製剤が依然として使われ続けたんだ。」
「ありえんわ〜。」
「その結果、日本ではじめてのエイズ患者が発生してしまった。
もちろん非加熱製剤を使用していた患者さんで、
その主治医は帝京大学の安部英っていう人だったんだ。」
「ん?安部…英?何て読むん?」
「これはたけしって読むんすよともさ〜ん。」
「なるほど。」
「でも日本政府…厚生省はこの人をエイズと認定しなかったんだ。」
「!!?」
「アメリカではエイズでも日本ではエイズって言わないんだってさ。」
「まじか〜。そんなことほんまにあったんやなぁ。」
「で、結局最初に日本人としてエイズに認定されたのはアメリカ在住の同性愛者だったんだ。」
「なんでアメリカ在住の人にしたのかしら?」
「多分これはエイズっていうのは同性愛者が感染するものだとして、
自分たちの責任、つまり薬害というところを隠すために行ったと僕は考えている。」
「う〜ん、何かそんな感じやなぁ。」
「その後も厚生省は非加熱製剤の回収を命じることは無かったのよ。
ほんで、1989年に国を相手にして訴訟が起こされたんだ。
で、この訴訟のことをHIV訴訟っていうわけ。」
「へぇ〜。」
「結局何年に国は…厚生省はエイズの原因が非加熱製剤と認めたん?」
「これはなんと訴訟から7年後の1996年だったんだ。」
「あ、この時の厚生省の大臣って菅さんでしょ。」
「そうなのだよ。現在は民主党の党首の菅直人さんなのだよ。」
「ほぉ〜。と、いうことが菅さんが国に謝らせたって事だね。菅さん偉いね。」
「ちなみに新党さきがけだったんよ、この時の菅さんは。」
「なるほどね。」
「いやぁ長かったね。ここまで。よく分かったかな?」
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「うん。」
「それじゃあ次回からは僕たちじゃなくなるらしいから今日で僕たちはお別れだ。」
「まじで!?寂しくなります。」
「どんまい。」