イギリスはどんな国??
| 人口5,900万、GDP世界4位(アメリカ、日本、ドイツの次)・・・ 「イギリス」の歴史はややこしく、国の名前ひとつから混乱しそう。「イギリス」は英語で、The United Kindom of Great Britain and Northen Ireland 又は短く、"UK" とか、"(Great) Britain" といいます。United Kindom 連合王国というのは、もともと別々の民族、国だったものを一つにまとめて作った国、ということ。「イギリス」を構成する4つの主な国・・・ | |
| England・・・イングランド: こいつが元凶の元?アングロ・サクソン民族が住み着いて作った国。名前、England は「アングルの土地(ランド)」から来ました。今でもイギリスの政治・経済の中心。実際の人口構成は、アングロ・サクソンの人たちだけでなく、イギリスの原住民族、北欧のバイキングなど、色々と混ざっています。昔から、「人種のるつぼ」と呼ばれ、(人種のるつぼなのはアメリカに限らない!)今では、アジア・アフリカ系の移民も増え、大都市では国際色豊か。首都ロンドン。London | Scotland・・・スコットランド: ケルト人の国として、表向きはイギリスに「征服」された国々の一つ。イギリスがローマ帝国の領地だったときは、徹底的に抵抗し、イングランドによる征服の試みも撃退しながらも、結局は自主的にイングランドとの連合に「参加」しました。大英帝国時代は、あべこべに帝国を利用して、海外に進出していったスコットランド人は数多く、大英帝国は「スコティッシュ・マフィア」と異名をとったほど。首都エディンバラ。Edingburgh |
| Northen Ireland・・・北アイルランド: イングランドのお隣の国、ケルト人の国家、アイルランドは、イングランドの最初で最後の植民地とも言われます。19世紀の飢饉以来、独立運動が高まり、1916年の蜂起をきっかけに、1921年からアイルランドは共和国として独立。例外が、アルスター州を中心とした北アイルランドで、イギリスの移民が多いことと、アイルランドの主要産業があることからイギリスは手放さず、イギリスの一部として残りました。独立を目指すアイルランド系の組織と、イギリス植民者の末裔たちとのあいだの闘争が過去30年にわたって激化、最近になってようなく和平交渉がゆっくりとですが進み出しました。首都ベルファースト。Belfast | Wales・・・ウェールズ: アングロ・サクソン民族がイギリスに移住してきたとき、先住ケルト人がまず追いやられたのがウェールズ。同じケルト人でも、スコットランドやアイルランドとはちょっと違った文化の国。首都カーディフ。Cardiff
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| 言葉 ・・・ 一口に「英語」といっても世界は広い!イギリスに来たら、英語は「はじめからやり直し」くらいの覚悟で! | |
| 「英語」 English は今や世界語。逆を返せば、色々な国ではなされているので、一口に「英語」といっても、国・民族によって違いがあります。ネイティブでない私たちは、「標準」英語を学ぶわけですが、そもそも「標準」英語ってなんだろう?これだけで大議論が学者やジャーナリストの間に巻き起こりそうですが、アメリカ英語のはやっているこの頃、アメリカとイギリスでもだいぶ英語が違う、ということだけでも心得ていることが大事。とにかく、イギリスに留学しているアメリカ人学生が、「英語をすこしは習っていったら?」とイギリス人にからかわれるくらい。 | |
| アクセント・・ こんなジョークがあります。もし、俺は英語ができる、と自慢しているようなヤツがいたら、イギリスへつれてきて、リバプール、ニューカッスル、そしてとどめはエディンバラに連れていけば、この人の自信を完膚無きまでに叩きつぶせるだろう!というくらい、イギリスの各地ではそれぞれの地方ごとに方言が強く、日本人はもとより、アメリカ人でさえ、イギリス人の言っていることがよくわからん、とぼやきます。特に、イギリス北部やスコットランドでは、ケルト語やバイキングの言語の影響で、全く独自のしゃべり方をするので、慣れないと本当に相手の言っていることがさっぱり。スコットランドの人の英語は、イングランドの人たちでもわからないといいます。 | |
| イギリスのマナー・・・よく英会話の本に、"I'm sorry" を言ってはいけない、などと書いてあります。これはあくまでアメリカでのお話。イギリスでは、逆に、"Sorry!"をとにかく言うことが肝心。イギリス英会話の基本はちょっとしたマナーから。まず覚えておくのは、この3つ: "Thank you" "Sorry" "Please". なんでお礼を言わなきゃいけないのか、あやまることないでしょう、というような場合でも、ちょっと気軽に"Thank you" "Sorry" と声をかけあうのがイギリス式。口癖みたいなものです。よく日本では道で人と人がぶつかってもあやまりもしない、と言われますが、イギリスではぶつかりそうになっただけでも"Sorry"とお互いにあやまり合うのがマナー。 | |
| 食事とパブ the pubs | |
| イギリス人はとにかく飲む!日本の喫茶店と同じくらい、イギリスではどこへ行ってもからなずあるのがパブ。午後から夜遅くまで、主にビールを飲みながらみんなでわいわいとやるもよし、2人でじっくり会話するもよし、がイギリス風。パブはイギリス人の社交の場です。ビールはパイント(約1/2リットル)単位でたのむのが普通。これが多すぎる、と思われるなら、ハーフ・パイントで。日曜は特にランチを豪勢に出してくれるパブも多いので是非おためしのほど。(狂牛病が問題になるまでは、ロースト・ビーフがイギリス名物でした。日曜ランチの代表的なメニューでしたが、今では、おかげでだいぶ廃れ気味。) | |
| 最近の傾向では、けっこうフランス・イタリアスタイルのカフェも増えてきました。スターバックスもどんどん進出しています。また、なんだが工場みたいなデザインのPRETというカフェがあり、ここでは、寿司サラダを売っています。日本食をどうしてもほしいときはこういうところが安い。 | |
| イギリスの食事はまずい、と多くの人がいいますが、決してそんなことはありません。イギリスの食事は、味付けはさっぱりと手をかけない傾向。また、長〜い冬を越すためにたっぷり脂肪をとるための食事が多いようです。チップスと呼ばれる、ようするにポテト・フライはどこへいってもさけることができないほど。フランスとは対照的に、独自に凝った料理があまりないイギリス、むしろいい料理は外からどんどん取り入れてしまえ、とばかり、人気のあるのは、インド、イタリア、フランス、中国、と言った国々の料理。カレーは今やイギリスの代表的な料理になりました。イギリスのカレーは、大英帝国時代に、インドの食材をイギリス流に処理してできたのがはじまり。日本のカレーとは違って、食材が豊かで、辛さも本格的なのが特徴。イギリスでは、カレーとライスを一緒に食べるとは限らないので、注文するときはライスを忘れずに!ナーン・ブレッドと一緒に食べるのも良し。 | |
| 是非試してほしい、伝統的なイギリス食: Fish and Chips, Cornish Pasties, Cottage Pies, Roast Beaf (狂牛病をものともせず)。 | |
お天気 |
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| 日本にくらべ、曇った日が多め。夏はからっとして過ごしやすいものの、冬は湿気が高く、どことなく「気持ち悪い」感じがしますが、それほど寒さを厳しく感じません。とは言うものの、どんよりとして、なんとなく気が滅入ってしまうので、冬にはイギリスからは逃げ出してイタリアやスペインとかに逃げ出すのがイギリス人の理想?夏はその反面、日が長く、一日をたっぷりと楽しめます。夏至のころは、夜10時くらいまで空が明るい。長〜い冬のあとは、夏をたっぷり満喫! | |
日曜日 |
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| イギリスは昔は、キリスト教のサイクルのなごりで、日曜はお店を開くのはまかりならん、という法律があって、日曜になるとシーンとなってしまい、いったいみんなどこへいってしまうのか、という不思議さがありました。建前は、午前中は教会へ行き、午後は息抜き、でしたが、実状は、教会に行く人はいまや全人口の数パーセントになるかならないか、程度。そして過去十数年に、日曜商法が変わって、日曜日にもお店がひらくようになり、ライフスタイルが大転換。日曜日は大ショッピング・デイです。道路はショッピングセンターに向かう車で大混雑。 | |
| 日曜のこんな過ごし方。イギリスの日曜日の新聞は普段とちがって、一気に分厚くなり、ニュース、ビジネス、ホームファイナンス、トラベル、アート、等々いくつものセクションがあって、たっぷり楽しめる仕組み。日曜は、いつもよりゆっくり起き、新聞を買ってきては自宅やパブでのんびり一日過ごす人たちも。 | |