• Russell Apartment

  • Buell Apartmentで二ヶ月半ほど過ごした後、Russell Apartmentに移った。実は、Buell Apartmentを出た日と、Russell Apartmentの入居日の間に、二週間ほどブランクがあったために、その間、日本に帰っていた。こちらに来て、3ヶ月も経たないうちに、日本に帰国したのである。ちなみに、Russellを出た日と、今のアパートの入居日との間も二週間ほどブランクが出来たため、日本に帰国している。Rutgers周辺では、住む場所を見つけるのもなかなか大変なのである。

    Russell Apartmentsは、Family Housingのひとつで本来は家族のためのアパートなのであるが、その一部が単身者用に使われている。正確には、Russellの単身者用のアパートは、短期滞在者用のものである。それゆえ、最長1年しか、このアパートにはいられない。Family Housingには、私のようなポスドクなら3年、大学院生なら5年、いられることになっているのとは、大きな違いである。私のいたアパートは、Studio タイプと呼ばれるもので,バス・トイレ以外は、すべて一つの部屋の中にある。RussellにはStudio タイプのほかに、1ベッドルーム、2ベッドルームのアパートがある。短期滞在者用のため、アパートには家具類がすべて備え付けられていた(Furnishedと呼ばれるタイプである)。Furnishedにもいろいろあると思われるが、Russellの場合、本当になんでも備え付けられていた。冷蔵庫はもちろんのこと、ソファ、テレビ、ベッド、たんす、机、いす、テーブル、ソファテーブル、掃除機、アイロン、アイロン台、エアコン(Russellのほかのアパートでは、入居者がエアコンを自分でインストールしないといけない!!)、室内灯、バケツ,ほうき、ちりとり、たわし、モップ、さらには、なべ(耐熱ガラスのなべは、本当に使いやすかった)、フライパン、食器類、スプーン、ナイフ、フォーク、缶きり、ベッドのシーツ、トイレットペーパー,石鹸などなど、あとは、食料さえあれば快適に過ごせるようになっていた。ただし、家賃はその分高くて、2ベッドルームのアパートより高かった。

    このRussell Apartmentは、私の研究室から歩いて5分以内の距離にあって、非常に快適だった。キッチンももちろん私専用なので、好きなものを作った。Russellに移ってからは、完全に食事は日本食に切り替わり、野菜を多く採るようになり、肉の消費は減った。Russellに移ってすぐマンハッタンのチャイナタウンに炊飯器を買いに行き、米もチャイナタウンで買った。 それで、ご飯が食べられるようになった。買い物は、基本的には毎週一回、大学のショッピングバンのサービスを利用して、スーパーで行ったのだが、日本人が好む米はそこには売ってないので、チャイナタウンまで買いに行ったのだ。Rutgersの近くには、アジアンマーケットというかなり巨大な中国系のスーパーがあるのだが、車がないと行けない。人に物を頼むのが苦手な私は、人に頼んでそこにつれていってもらうより、むしろ、チャイナタウンまで一人で買い物に行くことを選んだのだ。さらには、ニューヨークの観光もできるので、一石二鳥だった。お陰で、チャイナタウンの地理には詳しくなった。チャイナタウンまで米や味噌を買いに行く話をすると結構みなさん面白がってくれる。ちなみに、Rutgers(New Brunswick)から、マンハッタンのPenn Stationまで、電車を使って約1時間弱でいける。

    Russellで困ったことの一つに、換気扇の問題があった。ガスレンジの上には、レンジフードがついているのだが、そこから煙が外へ出るのではなく、ただ煙を拡散させるだけのものだった。ファンで煙を部屋中に撒き散らすのである。初めは、空気を外へ出すのだろうなと思っていたのだが、よく見ると単に扇風機が回っているだけの構造なので使わなくなった。

    家賃は、毎月1日から5日までに払うことになっており、遅れるとペナルティとして、次の月の家賃が25ドルも高くなる。25ドルというと私の1週間分の食費に相当する。私は、ばかげたことに二度もペナルティを払ってしまった。大学には、アパートを管轄するオフィスがあり、そこに小切手を持っていって払うことになっている。

    アパートに入居するときは、普通security deposit(敷金)を払う。Russellの場合、家賃1ヶ月分だった。アパートを出るときに、きれいにしてなかったり、備品を壊したりするとsecurity depositから、差し引かれる。私の場合、食器をいくつか壊したので、いくら差し引かれるのだろうと心配していたのであるが、結局1ドルも差し引かれずに戻ってきた。家具の位置が、元の位置と少し違うだけで25ドルくらい差し引かれることがあると聞いていたので、Security Depositが,無傷で戻ってきたのには驚いた。

    Back