• 車の購入

アメリカは車社会であると言われている。大都会以外で、車なしで暮らすのは、困難だといわれている。確かにその通りであり、大都市を離れれば、公共の交通機関は、あまり使い物にならない。

しかし、ここはRutgers,大学町である。大学の近くの住んでおれば、なんとか生活は出来る。大学の無料のキャンパスバスも便利である。ただし、夏休みになると・・・・・・

こちらに来て1年間、私はキャンパスの上に住んでいたので、不便ながらも生活は出来た。だが1年後、キャンパスの外のアパートに移らざるを得なくなった。キャンパスのバスの停留所が近くにはあるが、ちょうど夏休みになり、バスの数も大幅に減る。それで、車を買わざるを得ない状況になった。

日本なら、新車を買うにしろ中古車を買うにしろ、業者から買うのが一般的であろう。だが、こちらに来てすぐのころ、同じ研究室のきれいなロシア人のお姉さんに、車のことについて、レクチャーを受けた。箇条書きにしてみよう。

  • 中古業者は故障を隠すのがうまい。
  • 逆に個人のオーナーは隠すのが下手。
  • 車を売りたい理由が、引っ越すためであれば、いい車かもしれない。
  • 走行距離が、100キロマイル(約16万キロ)までなら、いいかもしれない。
  • 走行距離が多くても、ハイウェイを多く走っていたのなら、いい車かもしれない。

さらには、彼女の車のボンネットをあけて、説明してくれた。

  • 塗装の色が、異なる場所があれば、それは事故を隠しているかもしれない。
  • 特に前方からの衝突は、車を台無しにするから、そういう車はさけないといけない。
  • ほこりが均一にたまっているなら、いい車かもしれない。故障して部品の交換をしていないということだから。

同じようなことは、中古車の見分け方のサイトにも書いてある。

中古業者は、儲けをださないといけないから、安く買って高く売る。個人で売買すれば、売り手は、高く売れるし、買い手は安く買える。だから、個人売買は魅力的である。リスクはもちろんあるが、故障しやすい車を買わないとか、信頼できる人物から買うとかすれば、リスクは減る。私は個人売買で、購入しようと決めた。

個人売買のもっともポピュラーな方法は、掲示板だろう。スーパー等には掲示板があり、よく、”車売ります”の広告が張ってある。もちろん、大学にもよく張ってある。大学のほうが、信頼が置けるだろう。

売り手は、インターネット上の中古車見積もりサイトの値段を考慮して、値段を決めることが多いようで、「Kelley Blue Bookによれば、中古業者から買えば、3500ドルのところを、2800ドルで売ります!!安いでしょ。」なんてことが広告に書いてある。他の中古車見積もりサイトとしては、Edmund'sなどもある。

私は、最初にFORDの広告を見つけて連絡を取ったが、マニュアル車なので、買うのはやめた。次に、シボレーのキャバリエを売りたいという人物と連絡を取ったが、売れてしまっていた。最後に、HONDAのCIVICを売りたいという広告を見つけて、連絡を取ったら、次の日に見に来てくれと言われて、見に行った。

売りたい理由は、新車を買ったからだそうだ。この車は、ガールフレンドにやろうと思っていたのだが、いらないと言われてので、売ることにしたということだ。まあ、悪くはない理由だろう。本当にガールフレンドにやる予定だったことを示すために、つい最近エアコンのフィルターを交換したんだよと、言っていた。彼は、この車のFirst ownerであると言った。これは、それなりに重要なことで、多くの人間に使われているよりはいい。さらに、彼は,ラトガースの職員なので、まあ信頼が置ける。ちなみに、台湾人である。試乗したが、かなり良い感じだったので、買うことにした。

それぞれの車には、VIN NUMBERというものが、ついている。それを使えば、事故を起こした車かどうかといったことが、大まかに分かるサイトがある。念のため、私は15ドル払ってその情報を買ったが、別に問題のあることは書いていなかった。

ちなみに、私の買った車は、93年式HONDA CIVIC 2 DOOR DX HATCHBACKである。こちらでも、もちろん、日本車は性能が高く故障しにくいことが知られており、とくにHONDAは、高く評価されている。上で示した中古車見積もりサイトをみれば分かるが、日本だと信じられないくらい、こちらでは高いのである。

右の写真は、私の車。アパートの駐車場で撮影した。HONDA CIVICであろうと、左ハンドルである。

オーナーに金を払ったから、はい、私の車になりましたと言うわけにはいかない。このあと、ちょっとした事務手続きをするのだが、それは、また次の機会に・・・

 

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