| 毎年大晦日の深夜に多くの人たちがニューヨークのタイムズスクウェアに集まって、新年を祝う行事があります。日本時間で1月
1日午後2時のことなので、日本のテレビでも生放送されていると思います。2002年12月31日、向学のため(??)参加してみる
事にしました。今回は、その時の事を書いてみます。
タイムズスクウェアというのは、ブロードウェイ(Broadway)と7番街(7th Avenue)が交わる部分にできた三角地の事です。ブロードウェイは、マンハッタン島を斜めに走る道路で、たしかマンハッタンに最初にできた道路だったと思います。決して劇場街の事ではありません。7番街は南北に走る道路です。ちなみにマンハッタンで、・・番街(・・th Avenue)は、南北に走る道路、・・番通り(・・th Street)は、東西に走る道路をさします。
その日、午後7時前にマンハッタンの鉄道の駅ペンステーションに到着しました。ペンステーションの正面玄関を出ると7番街と32番通りが交わったところなので、そのまま7番街を北を向いて歩いていきました。すると40番通りあたりで、7番街が柵でブロックされて、それ以上北へ進めませんでした。仕方がないので、西を向いて8番街に出て、そのまま北上しました。 8番街は大変な人出で、歩くのに苦労しました。目的地は、タイムズスクウェアのある7番街なのですが、そちら(東側)に向かう道路は柵で封鎖されていて入れません。柵は警察官が守っているのですが、柵の中に入れてもらえる人もいました。このあたりはブロードウェイ劇場街で、ブロードウェイミュージカルの夜の公演が始まる時間だったので、警察官にチケットを見せて、入れてもらっていたのだと思います。あるいは、このあたりの住人か何かでしょう。 結局、人通りの多い道を北にだいぶん進んで、ようやく右側(東側)に曲がる事が出来ました。東にしばらく進むと、ブロードウェイにぶつかりましたが、柵がされて南に進めず、さらにそのまま東に進んで、7番街でようやく、南に進む事が出来ました。このまま、真っ直ぐ南に進めば、タイムズスクウェアです。 しばらく南に進むと柵がありましたが、ここでは、柵の中に入れてもらえました。でも、さらに南に進むと柵に遮られてしまいました。北と南、両側を柵でブロックされて、オリの中に入れられてしまったようでした。北側の柵にあった入り口もしばらくすると、警察官が封鎖して、これ以上の人が入れなくなりました。これは、二つの柵に挟まれた領域に入っている人間の数を少なくして、混乱しないようにしていたのだと思います。 ここに到着したのは、午後8時過ぎ。あとは、待つだけです。 この時、私は私に出来うる最大限の防寒をしていました。頭には、スキー帽。首には、マフラー。セーターを着て、ジャケットを着て、さらにその上にダウンジャケット。ジーンズの上には、ナイロンのズボン。靴下は二重。もちろん手袋もしていました。 さいわい、この日はやや暖かい日でした。それでも、マンハッタンで、4時間近く待つのは結構苦痛です。道路の上なので底冷えするし、ビル風も吹いてきます。たまたま、私は何かの本を持ってきていたので、お尻の下に敷いて座っていました。これで、ちょっと寒さを防げました。中には、毛布を持ってくる準備のいいひともいました。子供を連れてきた人もいましたが、彼らはほとんど脱落していきました。子供には、我慢できません。 タイムズスクウェアでは、舞台が作られて、ミュージシャン等が歌ったりしていたようですが、私がいたのは、だいぶん北側で、何も聞こえてきませんでした。もっと早く来るべきだったのでしょう。でも、早く来れば、そのぶん待ち時間が長くなります。 しばらく待っていると、南側の柵が開けられました。そのため少し南側に移動する事が出来ました。寒さのため南側にいた人たちが減ったせいかもしれません。とにかく、もう少しタイムズスクウェアに近づく事が出来ました。そのあとは、再び待つだけでした。
このイベントが終わった後は、今いる7番街は大混雑が予想されたので、8番街に出てから、南に向かいペンステーションを目指しました。あまり治安が良くないので、8番街を深夜に歩くのは普段なら避けますが、今日は特別です。たくさんの人が歩いていたので、問題ありません。 帰りの電車のなかでは、車掌は切符を切りませんでした。車掌が来たので、切符を見せても、”No ticket"と言われてしまいました。どうやら、1月1日のこの時間の電車には無料で乗れるようです。太っ腹ですね。切符は、1年間有効なので、また今度電車に乗ったときに使えます。 RutgersのあるNew Brunswickに到着したとき午前1時を過ぎていました。普段なら、深夜の駅周辺には近づきたくありませんが、やはりこの日は特別で、結構たくさんの人が歩いていて、安心でした。 以上が、タイムズスクウェア・カウントダウンの体験ですが、もう一度体験したいとは思いませんね。タイムズスクウェアで待つのは、TKTSでブロードウェイミュージカルの安売りチケットを買うときだけで十分です。 |