アメリカは、カード社会といわれている。そして、人々は、あまり現金を持ち歩かないと言われている。私の場合もその通りで、財布に100ドルも入っていることは、まずない。日本にいたとき、数万円財布に入っていることは、しょっちゅうだったが、今、財布に数百ドルも入っていたら、そわそわしてしまうだろう(笑)。 財布に現金が入っていないことの最大の理由は、使う場所がないことである。私のいた日本の大学には、巨大な本屋があったので、私は大学には大きな本屋があるものだと思っていた。ところが、ここRutgersでは、本を売ってはいるのだが、日本のコンビニの雑誌コーナーぐらいの大きさのスペースしかない。こんなのだから、本を買うこともほとんどない。もちろん、財布に現金が入っていないことには、もっとまともな理由もある。数十ドル程度の買い物には、クレジットカードをつかうからである。 アメリカで普及しているクレジットカードではあるが、私のような外国人には、なかなか取得は困難である。私は、日本でクレジットカードを作ってきたのではあるが、アメリカでも作っておきたい理由があった。それは、つぎのようなことである。日本で作ったクレジットカードを使えば、日本の銀行口座から、お金が引き落とされる。私は、こちらの大学から給料をもらっており、日本では収入がない。そうすると、日本の銀行に送金しなければ、預金が底をついてしまう。でも、送金には手数料がかかるし、面倒だ・・・・ ここは大学なので、学生向けにクレジットカードのパンフレットが結構たくさんおいてあり、そこには、応募の書類も添付してあるので、それを使ってクレジットカードの取得を試みたが、ことごとく失敗した。インターネットでも、すぐにアプライできるというサイトで取得を試みたが、これも失敗。さらには、私が口座を開いている銀行でも、取得に失敗した。取得できない理由は、すべて、「クレジットのヒストリーがありません」である。あるわけがない。アメリカに来て、そんなに時間も経っていないのだから。 どうしようかなと思っていたのだが、私が口座を持っている銀行のホームページをよく見ると、「CHECK CARD」と言うものを発行していることが、分かった。これは、ATMカードとクレジットカードが合体したようなものである。銀行に電話をしたら、じきに発行してくれた。これで、一応クレジットカードの問題は、解決された。 なお、CHECK CARD取得後、しばらく経って、「いくらか出せばクレジットカードを作ってあげますよ」という内容の手紙が何通か届いた。CHECK CARDで用は足りたので、すべて無視した。 |