読者の方の病院での体験

私のウェブサイトを見てくださった方が、アメリカの病院でのご自身の体験をメールで送ってくださいました。大変面白い話だったので、こちらに掲載してよいか伺ったところ、快く許可してくださいました。ありがとうございます。


病院ではそれは大変な思いをします。

以前、 東京からの出張者が夜中に入院をしてえ らいことになった経験があります。びっくりするのは、問診表にいろいろ書きこみサインをするのですが、最後に、診療を拒絶する権利もあるから希望するなら書けと言うのです。 本人は、体をえびのように曲げて苦しんで いて、診療を拒否するわけはないのにです。尊厳死も認めようということだったかと思いました。  

カソリックの大きな病院でしたが、夜中なので、さすがに先生は有色人種。さらにミスを 防ぐためか2人の先生が診察し、見たては腸ねん転でした。私に、この病気は 放置すると腸から大量出血し死亡することもあるから、治療したほうがいいというのです。 本人は死ぬ思いで苦しんでおり、早く治療してくれとお願いし、点滴をやっとしてもらいま した。

幸いに、その人は翌日にはかなり良く なったのですが、入院することになりました。カソリッ クだけに、神父さんが毎日病室にやってきて11人お祈りをしてくれるのです。彼は正真正銘の仏教徒でしたから、それは変な見物でありました。  

感心した事:貧しい人からは治療費を取ら ないと言われました。寄付で病院が運営さ れているのです。日本人はここまで外国人に親切にしないですね。アメリカのふところの深さを思い知りました。 もちろん、治療費は払いましたが、私のマスターカードで払えた事もびっくりしました。

もう10年も前の思い出です。どうぞ、よい ホリーデイシーズンをお過ごし下さい。それではまた、楽しい記事を心待ちにして います。  


管理人のコメント:

神父さんが毎日お祈りに来てくれると言うのは、不思議ですね。もし日本で、坊さんが毎日病室に来たら、怖いですね。そんな病院には行きたくないですよね。医者の腕が悪いのかと思いますよね(笑)。

それから、カードで治療費が払えると言うのも驚きですよね。わたしも歯医者でそれを知ったときびっくりしました。ちなみに小切手も受け付けてくれました。

”日本人はここまで外国人に親切にしない”ということに関連しますが、ブラジル人の研究者に、「日本では、ブラジル人が2等市民のように扱われているそうね」と、言われて困ってしまったことを思い出しました。”日本に出稼ぎに行って御殿を建てた”などという話とともに、このような話もすぐに広まるようです。日本語が不自由な外国人が日本で暮らすのは容易ではないと言っておきましたが、アメリカとの差は大きいですよね。

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