3年目の税金申告

最近、連邦税の払い戻し(TAX REFUND)で、納めた税金の一部が戻って来ました。ちょっと(いや、かなり)嬉しかったので、連邦税の申告について、ちょっと書こうと思います。私と同じような立場の人に、参考になればと思います。

私は、アメリカの大学に研究者として勤務しています。私が、現在所持しているVISAの種類は、J-1です。研究者としては典型的だと思われます。

こちらで給料をもらっている以上、毎年一度税金の申告をする必要があります。今年は、J-1の3年目ということで、申告は前回、前前回に比べると、はるかに面倒で、くたびれました。くたびれたのは、きちんと申告すれば、かなりのお金が戻って来るはずだったので、間違いがないようにと、かなり注意を要したせいでもあります。

J-1の1年目と2年目は連邦税が免除されているので、申告をしても、なんのメリットもないのですが、申告の義務があるので、申告しました。こちらの大学が無料で連邦税申告用のコンピューターソフトを提供してくれたので、かなり簡単に申告できました。

ちなみに、ニュージャージー州税は、J-1の1年目、2年目であろうと免除されません。ですから、州税の申告によって、わずかの額ですがお金が戻って来ました。州税の申告は簡単なのですが、申告用のソフトがなく、手書きで、記入の仕方の説明をいちいち読まないといけないし、計算も自分でしないといけないので、ちょっと面倒でした。

さて、本題の3年目の連邦税なのですが、まず困ったのが、どの書類を提出すれば良いのか、わからないことでした。IRS(Internal Revenue Service:内国歳入庁と訳されるそうです)からは、"1040NR-EZ and 1040 NR"という冊子が送られて来ましたが、これは非居住者用の書類ですから、ちょっと違うんじゃないかと思いました。3年目の私は、税金上、居住者という立場のはずだからです。

ちなみに、IRSから書類が送られて来た理由は、前年度に税金申告をして、私の住所が記録されていたためだと思います。IRSから書類が送られて来なければ、郵便局に行けば、手に入りますし、大学の図書館でも手に入りました。

何よりも、難しいと感じたのは、連邦税が年度の途中から、課税されることを、どう扱えばよいかと言うことでした。私は、1999年の5月にアメリカに来ています。日本とアメリカとの条約により、私は、丸2年、つまり2001年5月まで、連邦税を納める必要がありませんでした。そのあとは、連邦税が課税されています。

いろいろ調べて、考えた後、居住者用の書類Form 1040、それから、Form 8833という書類を使うことにしました。Form 1040では、5月以降の収入のみを記載し、Form 8833では、なぜ5月以前の収入は、税金が免除されたかという理由を、記入しました。これらの書類を、その他の書類(W-2,1042-S)と一緒に郵送しました。

郵送する段階で、また問題が起きました。さて、どこに郵送すべきか? 1040の冊子には、郵送すべき宛先が記載されています。住む地域によって異なります。例えば、ニュージャージーの場合、ニューヨークのIRSに送るように書かれています。

私は、迷いました。私が使ったForm 8833という書類は、日本との条約によって、税金が免除されることを明示するための物です。おそらく、基本的には外国人が、使う書類です。1042-Sという書類も、外国人用のものです。前年度までは、私は、フィラデルフィアのIRSに郵送していました。彼らは、外国人の税金の扱いには、手慣れているはずです。さあ、どちらにおくればいいか?

この段階で、私は税金申告のためにすっかり疲れ切っていました。もうどっちでもいいやと思って、フィラデルフィアのIRSに郵送しました。いまだに、どちらに送れば良いのかは、わかりません。

払い戻し金は、私の銀行口座に直接振り込んでもらう方法を選んだのですが、書類を提出して、2ヵ月近く経ったのに、なかなか振り込まれませんでした。

提出書類のコピーを取っておいたので、それをチェックすると、なんと私は、Social Security Numberを書き間違えているではありませんか。かなりがっかりしましたが、IRSのウェブサイトを調べてみると、どうやらIRSが修正してくれそうなので、何もせずに待つことにしました。

払い戻し金は、私がSocial Security Numberの書き間違えに気づいた翌日に、無事銀行口座に振り込まれていました。

以上が、私のJ-13年目の税金申告の話なのですが、実際に申告される方は、私の話を鵜のみにされずに、自分の責任でもって申告してください。私自身、かなり調べましたが、どれが正しい申告方法なのか、さっぱりわからないと言うのが、私の本音です。

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