放置高校野球第2号(2007年3月8日発行)

改装記念大会開幕 3校が8強進出

◇当サイトの改装を記念した大会が開幕した。1回戦の3試合が行われ、早くも熱戦が繰り広げられる中、明徳本家(高知)、竜鳴館学園(神奈川)、福島高専が準々決勝に進出した。

開幕戦は明徳本家が制する
関、反撃遅く涙

第1試合
明徳本家
(高知)
 

(岐阜)
【明】東本−大家 【関】川上−松家
▽三塁打(明)今川 ▽二塁打(明)和田 (関)山岡、古口、沖
▽盗塁(明)菅野3、今川、柳田、和田、大槻

◇明徳本家は2回、2アウト一・三塁から柳田の適時打で先制すると、この後重盗も絡めて2アウト二・三塁から東本の2点適時打で試合の主導権を握った。このリードをアンダースロー・東本が打たせて取るピッチングで守りきった。関は先制された直後の2回にノーアウト一・二塁で無得点に終わったのが響き、8・9回の反撃も及ばなかった。


2回表、先制の適時打を放つ明徳本家・柳田

☆走って走って7盗塁―明徳本家
 ストライプのユニフォームがダイヤモンドを駆け回った。先制した2回には1アウト二塁から菅野が盗塁、柳田の適時打の直後には今川と柳田の重盗を決め、その後の東本の2点適時打を呼び込んだ。菅野は8回に自身初安打で出塁すると、二盗・三盗を立て続けに決め、相手投手にプレッシャーをかけた。これが結果的に今川のダメ押し適時三塁打を生んだと言ってもいいだろう。準々決勝は同門・南福岡工との対戦。エース・和田はプロ注目の投手だがスローカーブが武器なだけに、明徳本家の足が牙を剥くかもしれない。

☆四球でリズム崩す―関・川上道盛
 関のエース・川上が2回に崩れた。1回こそ三者凡退の立ち上がりながら、先頭の菅野に2−0から4球続けてのボールで四球。この回、今川にも四球を出し、2人とも返してしまったのが最後まで響いてしまった。

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竜鳴館学園、粘る宇部商振り切る
9回2アウトから4連打で一気

第2試合
竜鳴館学園
(神奈川)
10
 
宇 部 商
(山口)
【竜】片岡−松坂 【宇】服部−平島
▽本塁打(竜)中曽根1号(ソロ・服部)
▽三塁打(宇)小島 ▽二塁打(竜)熊谷2、加山 (宇)小島、甲斐

◇3−3の同点で迎えた9回、2アウトランナーなしから、竜鳴館学園の2番・中曽根が右中間にランニングホームランを放ち勝ち越しに成功、さらにこの後4番の松坂にも適時打が飛び出し、勝負を決めた。宇部商は3点差を一時は追いつき、エースの服部も4回以降は立ち直ったが、最後にあと一歩及ばず力尽きた。


9回表に決勝のランニングホームランを放つ竜鳴館学園・中曽根

☆優勝候補に残る課題―竜鳴館学園
 優勝候補の一角・竜鳴館学園に気になるシーンがあった。同点に追いつかれた5回の守りで2失策。1アウト一塁から加山がショートゴロをファンブル。同点に追いつかれた後の2アウト一・二塁ではセカンドの津方が同じようにファンブル。結果、満塁というピンチを招いただけに、ディフェンス面での課題が浮き彫りとなる試合になった。打線は前評判通りに2ケタ安打発進となったが、さて…?

☆善戦空しく―宇部商
 優勝候補をあと一歩まで追いつめたものの、届かなかった。服部は5四球を出しながらも、8回までは竜鳴館学園の強力打線を6安打3失点に封じていた。9回に4連打を浴びたものの、健闘が光る試合となった。

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光る集中打 福島高専快勝
赤波、攻撃は単発に終わる

第3試合
福島高専
(福島)
 
赤  波
(鳥取)
【福】渡辺−山口 【赤】小畑、梨田−嘉門
▽三塁打(赤)舟木 ▽二塁打(福)押川、隈 (赤)海老田、伊地知、深田
▽盗塁(福)山口、新谷 (赤)嘉門、海老田、伊地知

◇福島高専は4回に2アウト一・三塁から隈の適時二塁打、山口の2点適時打などで一挙5点を先制、その後はノーヒットに抑えられたものの、このリードを守って悠々と逃げ切った。赤波は先発の小畑が誤算。打線も福島高専を上回る7本のヒットを放ちながらどれも単発で、失策の絡んだ7回に1点を返すのが精いっぱいだった。


7安打完投(自責点0)の力投を見せた福島高専・渡辺

☆生かした唯一のチャンス―福島高専
 福島高専が得点圏に走者を進めたのは4回のみ。5回以降は小畑、梨田のリレーの前にノーヒットに抑えられただけに、4回の5点は大きかった。先制打を放ったのは唯一の1年生・隈。プロ注目の投手から値千金の一打を放って見せた。準々決勝は優勝候補・竜鳴館学園との一戦。スタメンには2年生も多い福島高専。この若いナインが旋風を起こすか?

☆好救援実らず―赤波・梨田武
 5失点を喫したエースを6回頭からリリーフ。2つの四球以外は相手打線をノーヒットに抑えて味方の反撃を待ったが、報われなかった。最後の打者となったのはこの梨田。2アウトながらランナー二塁のチャンスだったがサードファウルフライに倒れてしまった。

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▽明日の見どころ▽

○1回戦○

☆第1試合☆ 松岬自動車学校(山形) − 藤田学園(和歌山)
 投手力のいい両校の対戦。松岬は大竹・大木、藤田は皆川・軽部とそれぞれ主戦級の投手を2人抱え、失点はある程度計算できる。それだけに、どちらも打線がカギを握る。先手を取りたいところだが…

☆第2試合☆ 白虎(南北海道) − 非凡学園(香川)
 地区予選で16奪三振というピッチングを披露した白虎・久米に注目。迎え撃つ非凡学園は左の前田、右の財津の二枚看板で白虎打線に挑む。左打者が多い白虎だけに、前田がどこまで粘れるか。

○準々決勝○

☆第3試合☆ 南福岡工(福岡) − 明徳本家(高知)
 初戦で7盗塁の明徳本家は機動力で勝負をかけたい。南福岡工のエース・和田のスローカーブをどこまで盗めるか。明徳本家の東本は連投になるだけに、投手交代のタイミングも重要。南福岡工としては代わられる前に叩きたいところ。

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