思い出

 
今年の3月くらい、だったかなぁ。
私がいつものようにバイトをしていると、外から音楽が聞こえてきたのね。
それは、私が半年ほど前くらい、ちょうど大好きな人と一緒にいられて
とても幸せな日々によく聴いていた曲だったのだよ。
そして私はもう、驚くくらいに胸が痛んでしまってねぇ。
その人とは全て終わって、私だって心の整理がついたと思っていたから
こんなに胸が痛んだのは本当に予想外だった。
その時、思い出ってしぶといなぁと実感したね。

なんで、失ったものってよく見えるのだろうね?
もう手に入らないからなのかなぁ。
思い出というのは過去のことであって、過去は当たり前ながら
もう絶対に手に入らないからねぇ。
だから、終わった恋の思い出に心を痛めても、それは
ただ単に過去という手に入らないものだからであって
きっと、その人への思いというわけではない、と思う。
というか、そう信じたいだけなのかもなぁ。
トップに戻ります。