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「今期の欧州移籍問題について」
VOL.1 2001.7.9 平井 |
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今回は過熱する欧州移籍問題についてです。その中でも最も巨額の資金を投資すると思われる、 レアル・マドリッドは昨シーズン、過去最高額の移籍金でルイス・フィーゴを獲得し欧州王者さえ逃しましたが、 現在欧州でも1、2を争う実力を持ちます。そんなガリシアクラブは来期更にチーム力を上げ、 それはもちろん、ジネデイーヌ・ジダンの移籍によるものです。 移籍金もルイス・フィーゴを抜き、世界最高額となるようです。 ジダン、フィーゴ、ラウール、メンデイエタ、ロベカル、、、、、、このような超豪華メンバーを揃えたレアルですが、 あわよくばクラブ自体を潰しかねない大きな問題です。一つはクラブの財政事情にあります。 レアルは世界一の裕福なクラブですが、同時に世界一の借金を抱えているのです。 昨シーズンのフィーゴ獲得時に費やした費用も半ば借金で賄っており、その経営方針からUEFA(欧州サッカー連盟)はレアルのチャンピオンズリーグ追放を考えていたほどです。 おそらく今回のジダン獲得も全額をきちんと賄なえているとは考えにくく、今期は何らかのタイトルを獲らないかぎりクラブの財政事情がますます悪化することは間違いありません。 次にこれは強豪クラブなら必ず持ち得ている問題ですが、外国籍選手の増大化です。ジダン加入によりスペイン籍の選手の出番が少なくなるでしょう。 そうなるとファン心理にも影響し、勝ち続けている分にはよいのですが、いったん負けが込むと強い反発を受け易い。 2シーズン前にバルセロナが優勝した際のファン・ファールなどは、優勝したにも関わらず外国籍選手を多く使用したため強い反発を受け辞任に追い込まれています。 今期のレアルにこの現象が起きないことを期待したいです。と、ここまで色々書いてきましたが、 それでは、次はやまけんに同じく移籍問題について語ってもらいます。
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