『今期の移籍問題について』 
      VOL.3 2001.8.16 平井
  やまけん、毛利に続いてシーズンへ向けての移籍問題。スペインの2強、バルセロナとレアル・マドリーについてです。   

<レアル・マドリッド>  

  先に掲載したように、今期の目玉は何といってもジネデイーヌ・ジダンの移籍でしょう。
今までのチームにない「典型的なトップ下」が加わることにより、中盤で「ため」ができ、更にスムーズな展開ができるだろう。
ジダンのパスに反応するのは2トップのラウール、モリエンテス。右サイドからフィーゴ、サルガド。左サイドからロベカル、サビオ。
ジダンのスルーパスからフィーゴが素晴らしく美しいクロスボール、そしてラウルが走りこみながら合わせる、、、、まじでたまらないシーンが見られそうです。                                                                               

  控えにもイングランド代表のマクマナマン、若きドリブラーのグテイー、スペイン代表のムニテイス、
と豪華顔ぶれで選手層も厚いです。このような充実した攻撃陣に対して守備には少々手を焼くことになるでしょう。
デイフェンスのリーダー、フェルナンド・イエロはシーズンを通しての出場が難しいため、彼の穴を埋める存在が必要である。
テュラム、ビエイラの獲得に失敗しただけに、今年に課題は失点をいかに少なくするかだろう。
昨年はフィーゴが抜けた試合は落とすという傾向がありましたが、今年はジダン、フィーゴと中盤の柱が二つあるために
大丈夫でしょう。今年は更に強力な、そしてスペクタクルで美しいサッカーが見れること間違いなしです。
すべてのタイトルを獲ることも充分ありえると思います。そして最後になりますが、長年守護神として活躍した元ドイツ代表のボド・イルクナーが引退しました。
彼は間違いなく90年代のドイツではNo1のキーパーであり、レアルの歴史にも残る名キーパーでした。本当におつかれさまです。         

<バルセロナ>   

  昨シーズンはリーガ4位と振るわなかったバルサは近年になく地味な補強に終わりました。
レアル同様に層の浅いDFにバイエルンからスウェーデン代表のパトリック・アンデション。
モナコからフランス代表で次代を担うといわれるフィリップ・クリスタンバルが加入。
FWに若きブラジル代表のファビオ・ホッツケンバックとジオバンニ(実はいまいち知らないのだが、、、、)を補強しました。

  しかし今期のバルサは確実に戦力ダウンと言わざるをえない。
オランダ代表のゼンデン、フランス代表のプテイ、ポルトガルのシモンを放出し選手層が薄くなったっことは確かである。
そして何より、バルサの顔であり精神的な柱でもあった、ベップ・グアルデイオラの退団は非常に痛手でしょう。
グアルデイオラは不動のボランチであり、特に身体能力が優れているわけではないのですがボール離れが実に良く、
またパスも正確でテクニックもある。なによりキャプテンとして信頼され、
また、バルサ育ちであるためにファンからも絶大な人気があったわけです。移籍は彼の希望によるものでしかたはないのですが、
実に痛い。そんな中、たった一つの光明と言えば、ハビエル・サビオラの加入です。
彼はマラドーナの再来と言われ、先のワールドユースで大活躍したアルゼンチンの次代のエースです。
ちなみに歳はなんと僕の一つ下です。
僕の評価では(オルテガのドリブル+クラウデイオ・ロペスのスピード)ってとこです。
クライファートと組ませたら凸凹コンビで面白いでしょう。   

<対戦予想>   

  どちらも攻撃型のチームであるが、実際対戦する時はリスクを負わない試合運びになるであろう。
そしてどちらもホームでの試合に力を発揮する。いや、発揮せざるをえない状況に立たされる。
よってカンプ・ノウではバルサが、ベルナベウではマドリッドが勝利するだろう。
どちらもアウェーで引き分けに持っていければそれは勝利に値する。シーズンを通して考えると層の厚いマドリーが有利か。
どちらにしても、優勝はこの2チーム以外考えられないのである。   

  次回はやまけんよろしく