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「SERIE Aの序盤の展望について」
VOL.1 2001.9.26 山健 |
| いや〜なんと時間の経つのが早いことか。ほんと久しぶりのコラムになります。
もう欧州の各国のリーグも始まっちゃいました。今回はSERIE Aの序盤の展望についてお伝えします。 やはりというか、各リーグとも意外なチームががんばって、意外なチームが出遅れてしまいました。それこそSERIE A。 なんと降格一番手と目されたキエーボ・ベローナが好調なスタート。相手にも恵まれた感が否めませんが、それにしても上々なスタート。 はっきり言って私も全く選手を知りません。かろうじて有名な選手はキーパーのルパテッリくらいでしょう。 なんとこの選手、キーパーでありながら、10番というエースナンバーを背負っているという、イカしたキーパーなのです(このチームにはエースがおらんのか)。 チームの印象としては、全員がよく動く、よく守備をするという昇格チーム特有のものなのですが、これがシーズンを通して持続できれば、A残留も見えてくるでしょう。 そしてやはり出遅れたのが我がパルマ(あ〜あ)。チャンピオンズリーグの敗退が響いたのか、チームとして全く機能していません。 富樫洋一氏(ジャンルカトト富樫)は監督のウリビエリが悪いと色々なところで言っていますが。確かにそれもあるでしょう。 でも、私はやはり中田がこのチームに馴染めていないのが直接の原因だと思います。ASローマ時代は中盤で司令塔をと言うよりは、むしろサイドに出てボールをもらうといったプレイスタイルでした。 それはこのチームが中盤を作っていくというスタイルではなく、サイドで崩したり、ディフェンダーがフォワードに当てるという、中盤とばしのフットボールをやっていたからです。 だkら昨シーズンはあんなに点がとれたのです。だが、パルマでは純粋な司令塔を任されています。それには中盤でボールに多くさわらなければなりません。 必然的に味方からのパスを多くもらいます。そのもらい方に問題があります。味方との呼吸が合っていないのです。 はっきり言ってパルマの中盤から後ろは、パスがあまりうまくありません。最初の数試合は目も当てられないぐらいひどかったです。 とにかく中盤の選手に、特に中田に預けようとするのですが、精度が悪く相手に簡単にカットされたり、中田にマークがついているのに出したりと、プロらしからないプレイの連続でした。 ASローマでは考えられない有様でした。リール戦で見せたように、今のうちはフリーランニングでサイドに出て、チャンスを作るしか方法は無いでしょう。 ツートップと合わない今の段階では、得意のスルーパスもできないだろう。中田自身のコンディショニングの問題は何試合かこなしていくうちに良くなるはずである、たぶん。 我がパルマ不調はほっといて、今度はACミランなどその他のチームについて少し書きます。 毛利氏が泣いて喜ぶほどACミランは強くなりましたが(前線は)、ルイコスタも復活し、ちょっぱやツートップもいよいよエンジン全開になりそうです。 ACミランについては毛利氏がコラムを書いてくれると思うので、そちらに譲って、ミラノのもう1つのチームであるインテルも、 やはり名将クーペルを招聘するなど、大改革をしているが、やはりいまひとつである。先頃のパルマ戦などは完璧な勝ち試合だったが、詰めが甘く勝ちきれなかった。 新監督の戦術の浸透が意外にかかるかもしれない。今は個人技が頼りだが、中盤戦以降は怖いチームになる可能性がある。 ユベントスは今は好調だが、ビッグチームとの対戦の時に宇宙人ジダンの抜けた穴が出るような気がするが、 守備陣が踏ん張ればあのACミランの攻撃陣でも、簡単には点を取れないだろうが。 最悪なのがSSラツィオ。元会長のディノ・ゾフを解任して、元ACミランのザッケローニを監督に据えたが、この交代が吉と出るか? スタムの移籍により駒は揃ったが、点が取れない。うっちーのクレスポもやはり出足は今年も悪かった。 もともとスタートダッシュのかけられないチームなので、こちらも新監督のイズムが浸透するのを待つしかないようである。 さて、今のところリーグではどちらかというと万年下位のチームが上位におるが、まだ、たった3試合(原稿段階では、パルマがやっと勝った話題には触れません。めんどうだから)しか終わっていません。 例年上位のチームはチャンピオンズリーグに最初は力を入れたり、ピークを終盤戦に持ってくるための調整をしているために、アップセットが起こりやすいようです。 やはり10試合ぐらいを終えた段階で、これからの展望が見えてくるでしょう。なんとかしろよ、パルマ! 次回はな、なんと緊急特別企画?!珍しく国内にも目を向けてみます。題して、 「夜の帝王が吼える、空飛ぶモアイが怒る。決戦9.29FC東京vs浦和レッズin東京スタジアム」。 それぞれの贔屓目から見た、観戦リポートをお伝えします。こうご期待。うら〜わレッズ♪ |