*12.29.SAT* detail *
この日は本当に色々ありまして、楽しい一日でした。
今日は代ゼミの友達との忘年会。オールを予想して昼間までたっぷり寝る。幹事は菜穂だ。菜穂か〜大丈夫かしら〜と思いつつ、待ち合わせの代々木へ向かう。きっと遅刻が多いので、 新宿から歩くことにした。ほら、電車代もったいないしね。代々木に着くと早速菜穂を見つけた。さすが幹事☆早いね。菜穂の横にはまみちゃんがいた。まみちゃんはかなり久しぶり。相変わらず細いなぁ。ん?あと一人男の子がいる。誰だろう?後姿に見覚えナシ。誰かわからないまま菜穂に話しかけるとその彼も振向いた。
「シゲさん!誰かと思ったよ!」
思わずそう言ってしまった。シゲも早稲田に通っている。代ゼミ的には成功者だけど、みやんの話によると最近学校に来ていないらしい。まぁ人それぞれ色々あるよね。シゲは髪をかなり切っていてモンチッチみたいだった。バンドは相変わらずやってるみたいだし、なにより元気そうなので良かった良かった。しかしシゲが来るとは思わなかった。みやんにはシゲさん呼べば?と言ったけど、みやんがちゃんと連絡しているとは思えない。それでシゲに聞いてみたところ、偶然電話したキングに今日のことを聞いたらしい。しかもキングはキングで今日他で忘年会をしているそうだ。それからみやんからも電話があったそうで、急遽来ることになったとのこと。みやんたらちゃんと電話したんだ。当日だけど(^^;)しかし集まりが悪すぎる!みやん・オジ・タムは遅れると聞いてたけど、他の人も全く来てないじゃん!予約が7時かららしいけどとても無理だったので、菜穂がお店に電話して8時からにしてもらうことにした。それまで代ゼミのプラザで待つことに。プラザ・・・ある意味不合格への道である。イマイチ勉強に身が入らない受験生がダラダラと溜まる場所なんだから。途中でかっちゃんが到着した。かっちゃんは今北大の理学部に行っている。今日の参加者で唯一の理系さんだ。かっちゃんと北海道話などしているうちに今度はひろっぱが到着した。それにしてもヒマだ。そんなこんなでヒマをもてあましているうちに8時になってしまった。
「・・・行きますか。」
菜穂がそう言って、ヒマ人一行はようやく和民へ。店についた頃、タニが着いた。ようやくちょっと明るい人材が来た。タニとはかなり久しぶりだったので盛り上がった。お料理は意外なほど豪華。本当にこれで飲み放題つきで3000円なの?と一行は不安になるが気にせず食べ始める。ビールがおいしい!いやーおいしかった。それから少ししてメンバーがそろい始めた。まずオジが登場。バイトかなんかがあったようだが、このために時間をこじあけたらしい。やるな後藤。相変わらず空気のような男だ。内山理名バナシなどで笑いつつ懐かしさを噛み締めていると、直美先生がご到着。今日もばっちりアニマル柄がすてきな先生。美脚だ。ようやくLW色が強くなってきた。そしてさらにみやんが到着。われらがみやんである。でかい。「こば〜」というひくーい声とともに現れたみやんを、上座に誘うと、「扱い違うなーおい!」とオジ。なにせミヤ様だからね。飲み会は堕落した雰囲気で進み、タニのサークルの恐ろしい惨状を聞いているうちに、オジはバイトに(タムも同じらしいが、来られなかったようだ)、かっちゃんは彼女のもとへと旅立った。10時過ぎに残りのメンバーもお開きにすることにした。さて、お会計となって衝撃の事実が!なんとやはり飲み放題は別料金だったのだ!な〜ほ〜!そんなにお金を持ってこなかった人がいたり、人数が少ないこともあり一人4700円くらいを払うことに。こりゃまいった。みやんは新渡戸を払った。お〜!!
* * * * *
和民を出てから、帰る人と残る人にわかれ、あたしと菜穂と直美とみやんとシゲはロリータカフェに行くことになった。あの赤いアレである。5人でサークルを作ろうと言う話になる。シゲはどうやらかわいいオネーチャンとアブノーマル方面にしたいらしい。なんじゃそりゃ。しかし同じ大学に通っていても環境はこうも違うものか。私はサークルにも面白い知り合いがたくさんいるし、語学のクラスにも面白い友達がいる。でも直美やシゲのようにあまり友達がいなくて、あの大学が普通だと感じる人もいる。あたしはワセダはやっぱり変な人・面白い人が多いと思うのだけど・・・。11時頃、クラが到着した。朝日の話に直美がかなり食らいついていた。直美が朝日・・・。おもしろい。あたしもみやんにインターンの話を聞いて興味を持った。TOEICでも受けるか? ロリータを出て、とうとうあたしとみやんとクラの三人になった。とりあえず新宿まで歩く。クラがお腹すいたと言うのでファミレスを探すがなかなかないので馬場に行くことになった。歩いていくかと思いきや、クラがタクシーに乗りたいと言い出す。朝日グセだ。まぁクラのおごりなら・・・ということでタクシーを捕まえる。馬場に着いて、鳥やすに行くが開いているはずもなく、デニーズへ。あたしとみやんはブラウニーののったパフェを食べる。クラは一口ステーキかなんかを食べ、さらにデザートに同じパフェを食べていた。途中でダディにワンコールしてみると、朝日の電話からかかってきた。ダディは「四時ごろ行っていい?」と言っていたがクラが止めていた。ダディ、遊びたいのね。デニーズもなんとクラがおごってくれた。新ダディ決定だ!
その後クラの希望通りカラオケに行くことに。歌ヒロにいくとなんと一人一時間2000円!!払えるかボケ!ってわけで歌ヒロは断念。しかしクラは「そこにもカラオケあったぞ」と、パチンコ屋のとなりのいかにも怪しいカラオケ屋を指差す。ほんっとに怪しいが料金表を見るとホントかウソか格段に安い。おっかなびっくり入ってみる三人。エレベーターを上るときもいちいち、「これ開いた瞬間にこえーニイチャンいるんじゃねぇの?」などと想像してびびる。しかしエレベーターが開くと、フツーの女の子二人組が帰るところのようで待っていた。微妙に安心して受付で料金を聞くと「三人サマだと〜1500えんでちゅ」。「ちゅ」も気になるが、それはあとにおき、1500円か、歌ヒロよりは500円安いがやはり高い。「一人1500円か〜」 そうつぶやくと店員さんは言った。「いやいや、一部屋一時間1500円でちゅ」。なに〜!!??安いじゃん!!「ちゅ」を気にしながらも我々は始発までをここで落ち着くことに決めたのだった。しかしやはりまだあやしい雰囲気は拭いきれない。部屋に案内されてまた驚いた。広い!!歌ヒロの部屋二つ分はある。そして案内してくれた店員さんが言った。「お飲み物はどうちまちゅか?」。「ちゅ」が気になりながらも私は「えーとコーラ。」とたのんだ。あまりにも怪しいのでたのむつもりはなかったらしいクラが「コイツたのみやがったよ・・・!」と小さく叫ぶ。しかし「俺もコーラ・・」と結局たのんでいた。みやんもしかたなくコーラをたのむ。もう心中である。「コーラみっちゅでちゅね」そう言うと店員さんは出て行った。少しの沈黙の後、クラが言った。「あのひとは・・・・日本人ですか?」。違う。絶対に違う。「ちゅって言ってたなぁ。」「韓国人ぽいよねぇ。」いや、ぽいじゃない。明らかだ。受付に二人店員さんがいたが、おそらく二人ともそうだ。うーん。この怪しさはこれか!私がトイレに行こうとすると、みやんが「気をつけろよ」と言う。ひえ〜怖い。びくびくしながらトイレに行くと、かなりキレイだった。このギャップがおそろしいのだ。なぜいちいちこんなにきれいなのか。どこから金が出ているのだ。そんなことを考えてしまう。 トイレから帰るとコーラが早速到着していた。「トイレ異常にキレイだったよ。」私がそう報告すると、「うーんあやしい・・・」と三人して考えてしまった。「第四セクターか・・・」みやんがつぶやく。みやん、それは違うよ。コーラもなかなか飲む勇気が出なかったが、おそるおそる飲んでみる。・・・いたって普通だ。しかもふと机の上にはってある紙を見て驚いた。「ジュース100円だよ!!」 「うおおお〜!」一同驚く。「しかも期間限定って書いてあるけど、期間がいつからいつまでかはわからないところがまたあやしいね・・・」「本当に100円なのかな・・・」本当に怖くなってきた。おまけにみやんは「海外だとさ、コーラとか一番クスリ入ってるんだよ。毒入りの氷が解けてそれ飲んで死ぬとかよくあるよな。」とか言うし!そこからはもう妄想大会である。「うちらは売られるよ。」「たぶん当たり曲とかハズレ曲とかあるぞ。ハズレは売られる。」「ハズレ歌うと地面が抜ける。」「お客サンハズレアルネ。とか言いに来るよ。」「韓国曲歌った方がいいんじゃ・・・。」韓国曲のリストを見る。「あなたは何も知らない、だって!ひ〜!」「郷愁なんとかとかはマズイ。送られる。」妄想大会は異常に盛り上がり、みやんが白熱していた。しょうがなく順番に歌うことになり、クラがボウイを歌う。終わると「ハズレじゃなかった・・・」と一安心だ。次はみやんの番。韓国曲に挑戦することになった。私が適当に入れた曲は「ウルトラだ」とかいう邦題の曲で、タイトルでウケていたら、始まって驚いた。ロックとHIPHOPが混ざったような、わりとカッコイイ系の、Dragon Ash系の曲だったのだ。みやんが適当に歌っている。おもしろすぎてのたうちまわった。次は私の番だ。持ちネタの鬼束ちひろのものまねで「月光」を歌った。三人ともテンションがおかしいので結構ウケた。しばらくしてクラが新しい遊び方を編み出した。人の曲を勝手に入れるのだ。相手が歌えそうで歌えないような微妙な曲を予想して入れて楽しむのだ。しかしあまりに私のキャパがひろく、反対にみやんのキャパが狭すぎたため、途中から「小林が歌えない歌を入れようゲーム」と「みやんが歌える歌を入れようゲーム」に志向が変わった。これが意外と楽しくて、盛り上がりまくってしまった。初めの一時間を妄想に費やしてしまったことが悔やまれる。30分延長してゲームは続行された。5時40分ごろ、ようやく出ることになった。会計はまたもクラが全おごりである!!いいのだろうか。クラは飲んでないのになぜこんなに気前がいいのか・・・。
白んだ空を見上げつつ外に出て、三人は無事に出られたことを喜び合った。馬場の駅に向かい、それぞれ帰途に着いた。みやんと私は同じ方面だったので新宿まで一緒だった。そこでみやんはふけて見られる、という話をしていた。クラスでは唯一話せる三人の友達に「28歳」と呼ばれ、中国旅行から帰国した後お腹をこわして病院に行くと、「中国ですか、お仕事大変ですね。」と言われたらしい。せつないね、みやん。新宿でみやんと別れると私は京王線へ向かった。あとのことはあまり覚えていない。相当疲れていたことは確かだ。久しぶりに根拠のない笑いを心底楽しんだ気がする。そんな一日だった。
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