多事匠論


一男よ、大志を抱け

 夏はどこへいってしまったのか。じめじめした梅雨空を思い起こさせる日々
が続く。日照時間は例年の夏の半分ぐらいしかないようで、今年のりんごはあ
まくないだろう。
 昨日、18日からKTC個人戦が始まった。今年の大会は雨に苦しめられそうだ。
初日もそうだったが、雨のため日程がずれる恐れがある。順延されれば、試合
とバイトが重なり、やむなくデフォ、という人が毎年のように出てくる。ダブ
ルスやミックスは、当然のことながら、パートナーに迷惑がかかってしまう。
そればかりか、シングルにおいても、対戦相手のモチベーションを下げること
になりかねない。個人戦に出ると自ら決意したからには、デフォは避けなけれ
ばならない。あまい気持ちで望むべきではない。
  さて、15日の飲み会では、夏の寒さを吹き飛ばすような熱い一男たちを見た。
二次会は私と一男を含む、男六人で盛り上がった。かつてのボビーズ、男塾を
彷彿させるようだった。「ボビーズは個性豊かな人が少なくなった」と言われ
て久しいが、一男は大粒揃いだ。ボブのテニス、ジーニのおやじっぷり、南条
の軽やかさ、ロジャーの女好きなど、今後の活躍に大きな期待が持てる。諸君
たちが柱となり、テニスに飲みに、そして仲間に熱いボビーズを築き上げてほ
しい。一男に二つだけ提言する。一つ目は、自ら率先して行動すること。前期
の活動も終りに近づき、ボビーズの雰囲気にも慣れてきたころだろう。そろそ
ろ自分の色を出すべき時期だ。遠慮することなく、とにかく、目立て。覚束な
い二・三男を凌いで、ボビーズの中心になるくらいの心意気を持っていい。ま
してや四・五男に殴りかかるほどの生意気さがあってもいい。みんなが楽しめ
るために、一人一人が動くこと、これが何より大切だ。もう一つは、同期の中
に「あまい」存在を一人作ることだ。一男全員が、テニス・飲み・愉快さなど、
全てを備え持っていてはつまらない。「こいつがいるから安心だ」と思える人、
顔は悪いしテニスは下手だがおかしい人など、なんでもいい。落語で言う落ち
のようなキャラを早くみつけてはどうだろうか。一女がなかなか定着しないよ
うだが、一男の秘めた魅力でボビーズを活性化してほしい。諸君たちが幹部に
なったときのボビーズが楽しみだ。





戻る