トップページ
トップページ
聴覚障害について ご案内
聴覚障害について ご案内

はじめに
第1章

第2章

第3章 その1

第3章 その2

第3章 その3

第4章 その1

第4章 その2






 
2000年09月06日更新

聴覚障害について 聴覚障害について


戻る このコンテンツの1ページ目へ このコンテンツの「案内」へ進む このサイトの「ホーム」へ戻る 次へ



1.聞こえの仕組み

 「聞こえないこと」を理解するには、 聞こえの仕組みについて知ることがとても大切です。
まずは耳の仕組みについて触れておきます。
 外見上、耳は左右の耳介しか見えないため、 一般的に「耳」というとほとんどの人がこの耳介のことを指します。
この見かけ上の耳はあくまでも音の入口に過ぎず、 音が耳に入ってから脳で認知されるまでには、 図に示すような複雑な構造をたどります。

[図1]

[外耳]
 よく知られているとおり、音は空気の振動です。
耳介で集められた音は外耳道を通って鼓膜に当たり、 そして鼓膜を振動させます。
鼓膜は直径およそ1センチ、 厚さ0.1ミリほどの皿形をしていて、 耳の入口から鼓膜まで大人で約3.5センチあります。

[中耳]
 鼓膜の奥には鼓室と呼ばれるところがあり、 そこにはつち骨、 きぬた骨、 あぶみ骨という3つの異なった形の小さな骨(まとめて耳小骨という)がつながって存在しています。
音が鼓膜に当たって振動すると、 鼓膜に付着している耳小骨に伝わり、 それがさらに奥の内耳に伝わります。

[内耳]
 内耳は聴覚器の蝸牛と平衡感覚をつかさどる三半規管からできています。
このかたつむりのような形をした蝸牛にはリンパ液が入っていて、 耳小骨の振動はここで液体の揺れに変わります。
そしてリンパ液の揺れを感覚細胞がとらえさらに電気信号に変えて聴神経に伝達しています。
感覚細胞は、細い毛のついた細胞からなっていて、蝸牛の壁にピアノの鍵盤のように並んでいます。 この細い毛がリンパ液の揺れをとらえ、 毛の根元に付着している聴神経の末端に信号を送っているわけです。

 最終的には蝸牛内の感覚細胞によって置き換えられた電気信号は、 聴神経を通って大脳に伝えられます。
そして大脳皮質の聴覚をつかさどる細胞がその信号を認知した時点で、 はじめて「音が聞こえた」と認識するのです。





戻る このコンテンツの1ページ目へ このコンテンツの「案内」へ進む このサイトの「ホーム」へ戻る 次へ