*琴・三絃*



 今回は約7年ものお付き合いになる お琴と、まだ半年ほどのお付き合いになる三絃を取り上げて書きたいと思う。  まずお琴の方から。これが趣味―――というとなんか違うような気がするんよね。趣味ってゆーと スゴク好きで自分からやりたいことやと思うねんけど、琴の場合、お稽古の時、おこられるのいややー とか恥かきたくないーとかそんな理由で練習する時もあるし、嫌になることもあるし。でもまぁ、ず ーっとこれからも続けたいと思うし、演奏会があったらみんなに聞いてもらいたいと思うしな ぁ。それにお琴の関係で予定がはいってしまったら、遊びより何より優先させてそっちに行けるよう スケジュールを組んでしまうトコなんか、好きじゃないとできへんよなぁ。私の20年という短い人生で もかなり優先順位は高いと言えるでしょうね。

おいらの琴です  それで琴をひくようになったキッカケなんですけど、小学校の6年の時にお父さんに「なんかさーー 、私ちょっと人とちゃうことしてみたいなーー。」といいだしたのが最初。ウチのお父さんは今 48歳なんですけど、17歳の時から尺八をやっていて、お琴の先生にもたくさん知り合いがいるんです。 そーいえばお父さんが17歳の時ってゆーと、みんなビートルズやなんやかんやが好きって時代やった よなぁ。それやのにウチのお父さんは演歌や将棋が好きで、その上尺八までやってたなんてほんまに 変わった若者やったんちゃうかな。そんな若者私は今のトコお目にかかったことないですよ。

 まぁ、ウチのお父さんのことはいいんですけど…。それで、その知り合いのお琴の先生の中から 「若い先生のほうがええやろーー」という理由で姉のヒロミと二人、15歳ほど歳の離れたひろ子先生の とこに弟子入りすることになったのでした。華やかな現代曲が得意な先生で、私も師匠がひろこ先生で ほんまによかったなーーと思う。

 そんなこんなでお稽古開始。中学卒業するまでは、週1で先生の自宅に通って稽古してもらい、 ある程度弾けるようになったので高校進学と同時に先生のお母さん(この方も琴の先生です)が運営する10人程度 で月2〜3回ほど集まって合奏する“琴・三絃サークル”に入会したのです。  このサークルは定期的にある演奏会(1シーズン1〜2コくらい)に向けて、一回の集まりでだいた い3・4曲くらいみんなで練習するんですけど、まだサークルに正式に入会してないころは、まだあん まり難しい曲はムリ(ついていけないのでジャマになる)ってことで、初心者でもついていける曲に少 し参加する程度だったんです。が、サークルに入ってからはほとんどの曲に参加するようになった んですけど、全曲となると結構大変なんですよねー。1曲合奏するのにだいたい2時間くらい使うから、 一日3曲やるとして、土曜や日曜に朝10時くらいから集まっても丸一日つぶれて しまうんです。秋なんかは演奏会が多いので(いちおー芸術の秋ってことで)、一番忙し い時なんか土曜が練習で日曜が演奏会とかになったりすると、バイトや学校の予定もうまいこと入れた りしたら、休みなしの週が何週間も続いたりすることもあったりして。遊ぶ時間なんか全然ないし。 こんな文化的な生活(ってゆーかジミな生活?)送ってる学生、ほかに居てるんかなーー。私もたいがい かわってるよな。お父さんのことなんてとやかく言えません。

三絃です。お母さんのお下がり。バチは私ので、なんと12万円  とまあこんな感じで日々、練習にいそしんでいるわけであります。それから三絃、俗に言う 三味線なんですけど、これも同じひろ子先生が師匠で。やり始めて半年くらいです。なんでまた こんな楽器始めたかというと、何てことはない、今年の11月に受ける准師範の試験の課題曲に 三絃も入っているからなんですねぇ。准師範というのは師範の1コ下の資格で、これを持っていると人に 琴を教えることが出来るようになるんですよー、いちおう。それから芸名なんかがもらえちゃったり します(名字はそのままで師匠の芸名から一字とって春+自分の好きな字。たとえば春+芳美の芳を とって春芳シュンホウとか)。今はその試験を受けるために課題曲を 練習しています。全部で6曲あるんですけど、そのうち5曲が琴で1曲だけ三絃です。この三絃の 曲なんですけど、自分でひいてて笑えます。歌いながらひくんですけど、それはもうヒドイもんです。 三絃ってちょっとヘタにひくとものすごマヌケに聞こえるんですよねぇ。やり始めて気づいたんです けど。でもこれ、なにげに好きです。なんか落ち着くとゆーか…果てしなく自己満足ですけど。

 師範試験まであと2ヶ月きりました。どーなることやら。琴のことなんてまだまだ書けそうですけど、 もうこの辺でやめときます。キリがないし。いちおーこれが、私が頑張っているものの一つです。


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