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液晶プロジェクタ SONY CPJ-A300 使用感

ファン・ノイズ
 液晶プロジェクタのランプを冷やすファンのノイズは宿命的な物です。
 CPJ-A300も静かとは言い難いですが、静かにしようと言う努力はなされている
ことが分かりました。
 カタログに記載は無いですが、ランプ温度を検出して、こまめにファンの回転
速度を制御しているようで、時折「ふぅ〜ん」と回転が上がったり、遅くなった
りします。もちろん、消灯時には全力回転で冷却してしばし後に停止します。
 ファン・ノイズの音量は他のプロジェクタと比較できませんが、あまり耳障り
な音域のノイズは出ていないと言えると思います。
 それに、バリバリにアンプの音量を上げればごまかせるかなと(笑)

階調表現と黒浮き
 ハイライトの延びは十分で、白潰れはあまり無いと言っていいですが、やっぱ
り、黒は潰れます。早めに沈めている感じ。
 「ブライト」「ピクチャー」の操作である程度救うことが出来ますが、白飛び
と天秤に掛けてのこと。やはり、ガンマカーブがいじりたくなります。

 ランプが明るくなったことと比例して、旧機種よりは黒浮きもあります。
 しかし、おかげでハイライトは「まぶしい」と感じるくらいの明るさが稼げて
いるわけで、どちらを取るかってことですね。

画素は気にならない
 画素は本当に気にならなくて済みます。30万画素も侮れません。

色再現性
 TVと並べてみると、色が薄いのが分かりますが、普段TVで映画を見るときは
標準より薄い色にしてみている私にとっては、十分な再現性があります。
 やはり、このプロジェクタの良いところはこの綺麗な色でしょう。
 ブルーが伸びるのはランプの光源色のせいもあると思います。ハロゲンランプ
の赤は出せないけれど、ハロゲンランプは白が茶色になってしまうので問題外かな。

白の均一性
 全白に近い画面だと、画面中央がわずかに明るいのに気付きます。
 中央に絵柄が有れば全く気にならない程度ですが。

総評
 全体的にはやはり「買って良かった」と思える一台です。
 注文を付けるならやっぱり、黒浮き、黒潰れの対策をしたくなるところ。

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