リード
 受験日程が始まると、統一協会の学生組織である原理研究会が、受験生をねらって学内外で悪質な勧誘活動を行う。受験生のみなさんに注意を呼びかける。

 原理研究会とは
 受験生の中には「原理研究会」(以下、原理研)という組織を初めて耳にした人も多いかと思う。原理研は自分たちについてあまり何も知らず、受験に集中している受験生の隙をついて、悪質な勧誘をする。
 ここでは、原理研がどういった組織なのかを明らかにしていきたい。
 先にも述べたように原理研は「霊感商法」やニセ募金活動などで悪名高い統一協会の学生組織である。統一協会は「世界が統一協会の支配下に置かれるべきである」といった独善的かつ排他的な「教義」のもとに活動している。過去には、在日朝鮮人を「スパイ」だとでっち上げ、韓国警察当局に密告するといった悪辣な活動を行っている。
 また、統一協会の政治組織である国際勝共連合(以下、勝共連合)は、「霊感商法」やニセ募金活動などを通じて得た莫大な資金の一部を、右翼政治家に献金し権力にすり寄ってきた。そして、在日外国人を差別・拝外する許されぬ活動を行ってきたのである。
 原理研はこうした統一協会=勝共連合と密接に結びつき、関大をはじめ全国の諸大学で、差別・排外主義の煽動、学生の自主自治活動の破壊といった行為を繰り返してきているのである。こうした原理研に対して新聞会は一貫して反対の立場をとり続けている。
 原理研究会の勧誘の手口
 原理研は勧誘に際し決して自らの正体を明かさない。最近は多くの場合、「カープ」といったサークルをでっち上げ勧誘を行っている。
 初めに原理研は、「アンケートに協力してください」だとか「合格パーティーに参加しませんか」といった具合に受験生に話し寄り、電話番号などの個人情報を聞き出そうとする。そして、一度そうした情報を漏らしてしまうと、執拗に電話をかけてきたり、家に押しかけたりするなど、強引な勧誘を行う。
 次に原理研は「ホーム」と呼ばれる、自らのアジトに学生を誘い込む。そして、「2days」や「7days」と呼ばれる「合宿」に学生を連れ込み、監禁に近い状態におき、時には不眠不休で食事すら与えず、統一協会の教典である「原理講論」をつめこむのである。このようにして、学生は信者へと仕立て上げられていくのである。

 受験生のみなさん、所在のはっきりしない団体のアンケートや勧誘に対して、むやむやたらに自らの個人情報を漏らさぬよう用心してください!