『あのーなんていうのかなぁ?ようさん、ならんでいる・・・あのお店?』。『あぁ、模擬店のこと?』。『あっ、そうそう、それ。模擬店!モギテン』。
入学してきた学生に『学園祭と聞いて何を思い浮かべる?』と聞いたら、だいたいこうした会話が交わされることになる(経験上、十人中九人はそうである)。
そして、『お店』といった単語を聞くと、私は心の中で『やっぱり、そうか・・・』と、ため息混じりに呟いてしまう。まあ、私自信も入学時に同じ質問をされていたならば、きっとそう答えていたと思うのだが・・・。
その『お店』こと模擬店だが、この間少しずつ減少傾向にある(と、いっても他の種類の企画よりは圧倒的に多いのだが)。
その理由を考えると、『学生が「参加する学生」と「つくる学生」に乖離してしまっていること』、『その情況が続く中で、少しずつ「参加する学生」さえ減少してきていること』、『検便費の「高騰」』、『クラス・ゼミ内の関係の希薄化』などなど、様々なものが挙げられる。
そして、ここに挙げた「理由」は、個別模擬店のものである『検便費の「高騰」』は別にして、他の企画に当てはまらないのかといえば決してそうではない。現に模擬店以外の企画数も減少傾向にある。
こうした、状況を踏まえ、二〇〇〇年学園祭において、学生がお互いに、「乖離」状況を乗り越え、素晴らしい学園祭をつくっていければと考える。
そして、(個人的には)新入生に「学園祭と聞いて何を思い浮かべる?」と尋ねた時に、今より多様な答えが返ってくるようになることを願って。みんな、講演会にもどしどし参加を!