夏合宿
9月3日 二日目
朝8時から朝食。
皆、昨日の酒が残りまくり恐ろしくテンションが低かった。
前日大暴れしたコジマはあまりに飲みすぎたためか、午前中ずっと寝たままだった。
キョウジュに言わせると、そんなゼミテン初めてらしい。
朝食後、再び勉強会。
頭がはっきりしてないので、発表者もグダグダ、議論もグダグダ。
寝てる奴も相当数いた。
その後、伊東駅付近で昼食をとり、海へ行った。
今年は、気温も相当高かったため、僕ら以外に海へ来ている人も多かった。
海へ着くと同時に、キョウジュは遠泳を始めた。
このおじさんは、きっと、泳ぐために合宿に来ているんだろう。
そんな感じのマジ泳ぎだった。
キョウジュが遠くのほうに行くと、チェキがきょろきょろしだした。
「ギャル結構いるな。誰か遊んでくんねーかな?」
「お、良いのがいる。lovehamaさん、あれ行きましょう、あれ。」
何で俺を誘うんだよ、とか言いながらも、結局カイセとチェキと僕で声をかけに行った。
しかし、チェキはすごい。
「どっから来たの?写真撮るの?俺が撮ってやろうか?マジ上手いから俺。みんな美白。とりあえず任せてみ。無視しないでよ。」
と、怒涛のごとく喋る喋る。
しかし、残念ながら、その子達はチェキの誘いに乗る事は無く、失敗に終わった。
「ふざけんなよあいつら、調子に乗りやがって。」
「まあまあ、しょうがないじゃん。」
と、チェキを慰めながら皆の元に戻った。
そこで、ふと違和感に気付いた。
人数が少ない。
っていうか、ウエキとタカハマがいない。
マキちゃんに聞いてみると、どうやら二人で良い雰囲気でテトラポットの奥へ消えたらしい。
そういう仲なんだろうか。
って言うか、二人とも彼氏彼女いるのにと、他人事ながら気になった。
そして、僕と同時にその事を聞いた、アサダ、ナカガワ、タナカが二人の様子を見に泳いで行くと宣言。
何故かすごい必死なアサダを見て、なんだか可哀想になった。
しかし、その3人の泳ぐ様子は傍から見ていて非常に面白く、どこからともなくピエローズというあだ名がついた。
というか、僕がつけた。
そんなこんなで、海終了。
帰り際、ウエキがテトラポットから落ちて膝を負傷し病院に行くというアクシデントがあったが、大した事は無かったらしい。
なんで落ちたのかに関しては触れないでおいた。
旅館に帰り、三年のインゼミ中間報告を聞いたが、皆海で疲れており、寝てる奴とか沢山いた。
グダグダだ。
夕食後コンパ。
今日こそはと三年に混じって話していたが、途中からクロサワが登場し、いつものクロサワ恋愛トークへとなった。
初めて聞くらしい三年達は興味津々に聞いていたが、僕はどうでもよかった。
「向こうが、こっちをチラチラ見てるから、絶対に気があったんだよ。」
この伝説のストーカーチック発言にさすがの三年の軽く引いていたのがとても面白かった。
結局、三年に混じったにも関わらず、クロサワの話を聞くという意味の無い時間を過ごした僕は、三年との絡みを諦め、四年コミュニティーに参加したのだった。
四年コミュニティーでは、いつものメンバー(サワ、マツ、サイト、マキ、ユキヤ、チェキ)が揃い、ゲーム飲みをやっていた。3文字しりとりやパチパチ7などをやっていたが、サワが以上に弱く、飲みまくっていた。
その後、また風呂に入り、酔いは最高潮へ向かって行ったのだった。
しかし、僕らももう若くは無い。
次々に脱落していき、最後は、僕、サワ、マキ、タカハマが残った。
いつも通り、僕とサワは正座してマキからのダメだしをくらった。
初めてその光景を見たタカハマはかなり驚いていたようなので、恒例行事だと説明しておいた。
そんな事をしていたら、夜が明けた。
結局僕らは1時間くらいしか寝なかった。
そのせいか知らないが、帰りのマツカーの中で、サワは吐いたのだった。
こうして、僕らの最後の合宿はサワのゲロで幕を閉じたのだった。