LONDON


「ピカデリーサーカス」                               2001.8.30
 観光スケジュールの終わりはピカデリーサーカスのロンドン三越。そう,日本でも有名なあの百貨店
のロンドン支店です。三越の中は店員は全て日本人,値札からなにからすべて日本語。客も日本人が
多い。対象は日本からの観光客なのかな。だから,中は日本。

 サーカスってたしか「circus」って書いて,いわゆる曲芸をやるサーカスとはべつに,「円形広場」とい
う意味を持つやつだよね?「
circul」が語源で。もちろんPiccadilly Circusも後者の意味でしょう。

 とにかくにぎやかだった。歩いている人の数もおおいし。エロスの像からリージェントストリートをずっと
歩いて,オックスフォードサーカスへいき,今度はオックスフォードストリートを歩いていくと地下鉄のボン
ドストリート駅の付近でちらっと目をやると「Saga嵯峨」とかかれた日本食屋を発見。食べるしかないで
しょ。前は日本食を食べにいけなかったから,今度は行っておきたいところだし。出来るときに。

 「いらっしゃいませ」といわれると,やっぱり妙な気分になるね。照り焼きなんとか定食を頼んだ。御通
しもでてきて,結構おいしかった。店員は一見日本人だが実は中国人である。英語で話されて,英語
で返した。

 周りは日本人もいるし,英国人もいる。衣食に質素な英国人と聞いてはいるが,実際の所は一般論
だから,旅行するだけだとあまり見えてこないけれど,着るものにかんしては日本人のほうが気使って
るのかなと思うよ。でも皆さんスタイルがいいから,かっこよく見えるけれども。

 飯はうまかった。けれども,問題があるんだよ,外国は。代金の支払い方。(やべっ,ここはどういう
システムだ?)不幸なことに英語はしゃべれないので,かつ店内のすっごく落ち着いた雰囲気(伝え
にくい)にあって,店員に聞くのが憚られる・・・。しかも周りの中で自分に一番早く料理が来たから,小
心者の僕は超ゆっくり食べることにして,勉強させてもらうことにした。

 ・・・,ほー,やはりテーブルで払うのか。じゃあ,特に問題ないな。お茶をのんで,勘定書をもらう。
このとき「Check, please.」で通じる。チップを10%くらい上乗せするとガイドブックに書いてあったから,
そのくらい多めにおいて店をでたが,何と言うか,よくわからん,外国は。日本人に一番分かりにくい
のはチップなんでしょうね。ホテルでも今朝方部屋をでるとき,ベットの傍の机に1ポンドくらいおいて
くるわけ。

 一人はこういうとき慣れてないから緊張するんです。

 

「ビッグベン・衛兵の交替式」                           2000.8.30
 ビッグベンは英国国会議事堂にある時計台。自分の想像をはるかにこえた大きさで、しかも素晴らし
い装飾。どうしても札幌の時計台のイメージが頭にあったから、壮大さにびっくりした。こっちの建物は
本当に歴史を感じる。ガイドさんに写真をとってもらった。そして、鐘の音を聞いた。正直にいうと何の
感慨もわかないものだったが、経験できたのはいいこと。

 その後、メインのバッキンガム宮殿の衛兵の交替式を見に行った。バッキンガム宮殿自体はガイドが
「大変開放的な感じです」といっていたのを聞けばそうだが、要は
簡素な印象は捨てきれない。簡素と
いっても程度は推してしるべしといった感じだが、もともとはなんとか伯爵の別荘だったらしく、宮殿に
用いられるためのものではなかったそうだ。いまでも、宮殿というより、女王の事務所といった使われ
かたらしい。

 衛兵の交替式は4月から6月までは毎日あるらしいが、それ以外には一日おきにしかないイベントら
しく、僕はラッキーであったわけ。11:15と25の二回行進をみた。さすがにすごいぜ!あれだけ動きをそ
ろえるのは。

 まわりで一番熱中して写真を撮ろうと頑張っているのは、どうも、いや、やはり、日本人っぽいや。

 

「気候」                                        2000.8.30
 僕がロンドンをほっつきまわっていたのは、8月下旬。日本なら、まだ平気で30度をこえる暑さを感じ
る時期である。

 ところが、この国の場合、夏でも朝は結構寒い。それに、緯度を見れば分かるが、夏の最高気温も日
本に比べて低くなっている。そして、驚くことなかれ、夏でも案外朝は
コートのような長袖を着ている人が
多い
のだ。ちょっと驚かない?少なくとも気づいた僕は驚いたよ。昼に暑くなると脱ぐらしい。コートの下
はだから半袖なわけ。僕の場合は、小学校の時によくいた年中半袖半ズボン少年だったから、半袖で
特に問題なかったけど。

 それから天気。よく聞くでしょ、一日に四季があるなんて。それも当たってるな、と思う。雨こそ降らな
かったけれども、嫌な色の雲が結構ある。明日はかさを持っていくように注意しないと。

 個人的な感想では、自分にとってイギリスのほうが気候的にはすみやすい。日本は暑すぎる。いや、
これは黄色人種は全般的にそう感じるのかな。皆に聞いてみたい所だ。

 

「市内観光」                                     2000.8.30
 市内を観光する日であった。高1のときに,イギリスのハロー校のサマースクールに参加した僕は,
ロンドン市内の様々な観光地,ストーンヘンジなど,郊外に位置する名所などを見学した記憶がある。

 前に一度見たところをもう一度行くのも良いが,何せ時間が限られているのでANA主催の半日観光
ツアーを利用することにした。大体の観光名所を回ってくれる。

 その日の参加者はたった3名。他の2人は僕よりちょっと年上のお姉さんと,そのおばあちゃん。だい
ぶ年配のかたであった。元来の人見知りの性格から,特に何もお話しなかったけれども,二人とも楽し
そうで何よりだった。

 バッキンガム宮殿・ビッグベン・ウェストミンスター寺院・ピカデリーサーカス(最終下車地点)が当初
の予定と思ったが,車内から日本大使館,St.Paul Cathedral,National Gallery,首相官邸がみえたし,
休憩中にロンドン塔やタワーブリッジを目に出来た。ロンドン塔なんかは高1のときも訪れたが,2度目
の印象は「こんなに小さかったけ?」というもの。どんな所でも,2度目は感覚が違う。

 同じ人間が暮らしているのに,国が違うだけで建物一つにしても町並みにしても大きく異なってくる。
地域ごとの違いから出発していく地理学もそう言った点では面白い学問だ。地形・気候・人種さまざまな
要因が日本人からみたいわゆる異文化を作り上げている。

 ただ、中国人だけは何処の国に行っても、中華街なるものを作って、暮らしやすい環境を独自に作り上
げていっているようだが。

  日本でバスに乗っていても、街中を見ようとも思わないが、海外だと異文化発見には絶好の機会と
環境である。

 

「朝食」                                        2000.8.30
 7:20朝食。コンチネンタル・ブレクファストといってパンとコーンフレーク程度の簡素な朝食。簡素と
いっても普段の自分の朝食と比較しての話ではある。

 僕は普段朝食にご飯を食べる。高校時代はお茶付けなんかをずっと食べていた。今の日本人はど
のくらいの人が朝食にパンを食べるのだろうか。ふとパンをかじりながら考えた。

 ウエイターが、コーヒーか紅茶を入れにやってくる。コーヒーは嫌いなので、勿論紅茶で。一人の日
本人は自分だけで,熱いミルクティーを少しずつ飲みながら,しばらく首を固定し,目線でいろいろな
外国人を観察した。

 ホテルに泊まる人なんかは旅行客がほとんどだからだろう。カフェのゆったりとした雰囲気が非常に
心地よかった。