第6問目の答え

グセからみえるもの

★よくしゃべったり、笑ったりする★
いつもは、無口で礼儀正しい人が、酔うとよくしゃべったり、陽気にはしゃいだりするようになるのは、普段の人間関係に緊張がありすぎるせい。こうしたタイプの人は、几帳面で序列を重んじ、「スジ」の通らないことは大嫌い。異性に対しても誠実な態度をとる。つまり「カタブツ」だが、たまりやすいストレスを酒で上手に発散することができる人でもある。

★ものを叩く、よく動きまわるようになるなど、動作が大きくなる★
酔うと動作が大きくなる人は、心の中にエネルギーのかたまりを隠し持っているようなもの。強い反抗心を持っていたり、欲求不満やコンプレックスがとても強かったりするタイプ。ただ、ふだんは、それを押し殺して相手に合わせた行動をすることが多いために、酔ったときにものを壊したりして騒ぎを起こしやすくなる。ふだんの生活の再チェックが必要。

★暗く沈みこんでしまう★
いつもは活発、行動的で、まわりからも一目おかれている人が、酒の席で突然「ブラックホール化」してしまうことがある。こういう人は、ふだんは自己主張の強いやり手で、それだけに敵もつくりがちだが、あまり気にせずガンガン突き進んでいく。だが心の奥底に、「これでいいのだろうか」という不安がひそんでおり、心につけた堅い鎧が酒でゆるんだときに、その迷いが出てしまうのである。

★泣き上戸になる★
情熱家でロマンチスト。感情の起伏がかげしく、自分でその強い感情の動きを抑えられないタイプ。思い入れが強すぎ、自分一人ではげしい愛憎のドラマをつくりあげてしまう。そして、期待はずれの結果に終わると、「自分はこんなに誠実なのに、いつも裏切られる」と不満たらたら。だから酔うと泣き出すのである。酒の上での涙は、ほとんどの場合「自分自身のために流す涙」で、利己的なものだ。

★やたらと異性の体に触れる★
中小企業の社長とか、ストレスの多い中間管理職などに多い酒グセである。セックスのおとろえをひそかに感じながらも、その不安を認めたくないので「カラ元気」をだしているケースもある。あるいは、いろいろな理由で自分の欲求をうまく発散できず、不満がたまっているときとか、気乗りのしないことをさせられるという不満の強いときでもある。いずれにしても、「心」の接触のない「物理的接触」だけなので、相手には嫌がられる。

★歌を歌う★
社交的で世話好き。どんな人とも上手に合わせられ、頼りになる人。しかし、ベタベタしたつき合いは嫌いで、仕事は仕事、私生活は私生活とはっきり区別するタイプ。人の噂話や、グチをこぼすのも嫌いで、そのようなことをする人を軽蔑するクールな面も。ただし、カラオケのマイクを一度握ったらだれにも渡さないというのは、ストレスのたまった単なる「わがまま中年」。