所沢市保健センター便り

失語症者と家族の方へ、保健センターから季節ごとのお便りです


〜「健やか」に暮らす〜(平成14年9月)

◎楽しい生活を送るためのポイント

(1)「寝たきり」にならないことを念頭においてくださいね。
わずかな動作にも大きなエネルギーを使うご本人が「寝ているほうが楽」と訴える気持ちはよくわかりますが、寝てばかりいると、残された機能が衰えてしまい、「寝たきり」になってしまいますから十分注意しましょう。

(2)「社会」との接点を持つよう心掛けましょう。
疾病や障害がある方は、とかく家から出たがらず、閉じこもり症候群になってしまうことも多いのです。
趣味やおしゃべり、買い物、旅行などで社会との接触を持ちましょう。

(3)できれば「外部の介護の手」を借りるようにしましょう。
介護をする家族にも仕事や自分の生活があり、介護との完全な両立は困難なことが多いと思われます。
最近は十分ではないのですが、介護の支援体制が整いつつありますので積極的に介護の手も取り入れるようにしましょう。

(4)「ご本人が自分で考え、自分で判断する自立した生き方」を送りましょう。

◎再発予防に努めたい

これからの季節、少しずつ寒さがやってきて、脳卒中の再発が気になりますが、それには、危険因子のコントロールが重要になります。
脳卒中の危険因子には、高血圧症、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足等があります。
危険因子のコントロールには、服薬とともに生活習慣の見直しが必要になってきます。
寝て、起きて、顔を洗って、食事をして、歯を磨く、着替えをする、風呂に入る、という基本的な生活を送ることで生活にメリハリがつきます。
それが、リハビリにもなり、機能維持につながります。
日常生活そのものがリハビリ行為なのです。
ただし・・・
@定期的に検診を受ける。具合の悪い時は、すぐ受信する。
A医師の指示をよく守る。(特に薬は医師に内容をよく聞いてのむ)等
の注意は必要です。