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「算数的活動」って何?
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「算数的活動」という言葉は、平成10年に改訂された小学校学習指導要領から新たに用いられるようになった言葉である。児童が目的意識をもって取り組む算数にかかわりのある様々な活動を意味しており、作業的・体験的な活動など手や身体を使った外的な活動を主とするものがある。また、活動の意味を広くとらえれば、思考活動などの内的な活動を主とするものも含まれる。 新指導要領には、次のようなものが例として挙げられている。 作業的な算数的活動:手や身体などを使って、ものを作るなどの活動 体験的な算数的活動:教室の内外において、各自が実際に行ったり確かめたりする活動 具体物を用いた算数的活動:身の回りにある具体物を用いた活動 調査的な算数的活動:実態や数量などを調査する活動 研究的な算数的活動:概念・性質や解決方法などを見つけたり、つくり出したりする活動 発展的な算数的活動:学習したことを発展的に考える活動 応用的な算数的活動:学習したことを様々な場面に応用する活動 総合的な算数的活動:算数のいろいろな知識・あるいは算数や様々な学習で得た知識などを総合的に用いる活動 こうした算数的活動を積極的に取り入れることによって、算数科の授業は、教師の説明が中心であるものから、児童の主体的な活動が中心となるものへと転換していくだろう。また、分かりやすい学習となったり、実生活での活動と算数との関連が明らかになったりするとともに、算数の楽しさやよさが感じられ、感動のある学習ともなっていくであろう。 これらの算数的活動の中には、具体的を用いて操作するなどの活動のように、これまでの算数の授業において比較的よく用いられてきたものもある。他方には、教室外での体験的な活動などのように、十分には行われていないものもある。今後は、上記のような算数的活動を積極的に取り入れることによって、算数の授業を改善していくことが求められる。 <参考> 文部省 小学校学習指導要領解説 算数編(平成11年・東洋館出版) 文部省 小学校学習指導要領指導書 算数編(平成元年・東洋館出版) |