地歴主義人民共和国とは?……それは、古市場に花開く地歴文明が興した、神聖にして高貴、先進にして壮大なる民主国家である。
我々が目指すは古市場、ひいては聖地久下戸の幸福と繁栄であり、そのためにいかなる労力をも惜しまない。
先に当国を「民主国家」としたが、正確には、当国の基本理念は「地歴思想」に基づく「地歴主義」であり、「地歴民主主義」による国家統治を行っている。
では「地歴主義」とは何か? それにはまず「地歴思想」について考えねばならない。
「地歴思想」の根本は次の通りである。
歴史とは、過去の出来事の連鎖であり、時間の相である。
地理とは、歴史によって形づくられた今の姿であり、空間の相である。
他国の民は、地歴を単なる学問とみなしているが、我が地歴国民は違う。先の二行を見れば分かるように、地歴とは時空を追求しそこから普遍性を見つけだそうという稀有壮大な理念なのである。ここで誤解してはならないのは、地歴は多様性をも包容するということである。地が無限に平坦で、時が進んでも空に何ら変化がなかったならば地歴は成立しない。すなわち、
地歴とは、時空、普遍、多様を統合する思象理念である。
我々は、地歴を経済、外交、文化の指針としていくことであろう。
地歴主義人民共和国は、地歴の理念に共鳴した者が集い、語り合い、そして実践行動する国家なのである。
……なぁんちゃってね(^^;;;