うちゅうじんの研究

宇宙塵概要

 宇宙塵とは

 宇宙塵研究

野口研での研究

宇宙塵研究の輪

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宇宙塵概要

   宇宙塵とはいったいどんなものなのかを簡単に説明します。

 

 宇宙塵とは

宇宙塵   大きさが約1mm未満の宇宙空間から地球に落下する固体物質(約1mm以上のものは隕石)。
 その形態や回収された場所によりいろいろな名前が付けられている。
宇宙塵の種類  大気圏突入の際に大気との摩擦による熱で溶融して球状になっている宇宙塵はスフェルール(cosmic spherule)と呼ばれる。スフェルールは成層圏、地表、深海底、氷床中から回収される。
成層圏で採集された宇宙塵は惑星間塵(interplanetary dust particle, IDP)あるいはブラウンリー(Brownlee)粒子と呼ばれる。非常に脆くて不規則な形をしている。
極域の氷床中から採集された宇宙塵は微隕石(micrometeorite)と呼ばれる。スフェルールと不規則な形態のものがある。
組成や形態によって更に細かく分類される。
※ 研究者によって呼び方がかわる場合があるので注意が必要。

 

 宇宙塵研究


・非溶融の宇宙塵はCI、CM、CRコンドライト隕石のマトリックスに似ている。始原的な物質の可能性。
・溶融した宇宙塵からはその溶融の度合いによって大気圏突入時の速度、角度を出すことによってその起源を推測できる。

宇宙塵の組成や組織を調べることで起源などを明らかにすることができる。
宇宙塵の起源は小惑星、惑星間、彗星からも来ているらしい。

      どうやって調べるの?


・実体顕微鏡や電子顕微鏡を使って表面の形状を観察する。
・分析装置を使って表面の組成や組織を調べる。
   ↓分析いろいろ。
     EDS、EPMA、INAA、SRXRF、SIMS、などなど
・粒子を研磨したり切ったりしてさらに内部を調べる。

 

野口研での研究

野口研では宇宙塵やそれに関連した知識を深めるため文献を読む以外にも,実際にサンプルを探し出して観察や分析を行います。
 実験室は茨城大学理学部S棟5階のS510にあります。そこでは主に実験の準備をしています。 実験室の向かいにクリーンルームがあり,ここでサンプルの拾い出しが行われます。クリーンルームでは微細な試料を扱うために必要です。

実験室。右の扉の奥が野口先生の部屋。実験室。
撮影者の左側には水道があるので深海底泥の処理などはこちら側で行う。

実験室。実験室。
左上の写真の場所の右側。

クリーンルーム。クリーンベンチの中には実体顕微鏡が。クリーンルームの中。
ここで塵試料などの細かいものを扱う。真空デシケータやエアバスもある。


    野口研で扱っている宇宙塵

野口研で今扱っている宇宙塵は主に『南極宇宙塵』と『深海底スフェルール』です。前者の『南極宇宙塵』は南極の青氷を溶かした水を濾して得られた粒子などの中から拾い出したもので、後者の『深海底スフェルール』はピストンコア試料などを数センチメートル毎に取り出した泥の塊から不要なものをできるだけ排除して得られた粒子などの中から拾い出したものです。
  

宇宙塵研究の輪

宇宙塵研究は野口研だけでなくいろいろなところで進められています。

    

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