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| 047102 | 大石優貴 | 「舞姫」が近代的だという志向や考えというのは、やはり森鴎外がドイツ留学を経験したということにあると思われます。日本が戊辰戦争を経て新しく始まろうとしている時に、ドイツに留学したということで日本とは違う主義や文化の新しい発見があったからではないでしょうか。また、レッテル(理想)を背負っていた鷗外は少女エリスと出逢ったことがきっかけで自分を制限する感情ではなく自分の内面の感情(自我)を知り、さらに欧州の文化などが清新に映ったのではないかと思う。鷗外自身の実際の経験を活かして書いた物語が「舞姫」であるとすると、封建的(非民主的な考えなど)な傾向の残っていた当時の日本にとっては自分の苦悩や自分自身の生き方を記すということはとても近代的であったと思われます。 |
| 047102 | 大石優貴 | 「舞姫」が近代的だという志向というか、考えというのは、やはり森鴎外がドイツ留学を経験したということにあると思われる。留学中に鴎外が見た欧州文化・思想には日本のものとは違う新しい発見があったからではないだろうか。また、佐藤春夫などは自我の目覚めや挫折についての論を書いているが鴎外も同様で、「舞姫」の主人公と自分自身を重ね苦悩の末に自我を見出したからということも考えられる。 |
| 047102 | 成嶋彩子 | 明治時代の日本は、家庭と国家や、社会に奉仕することを一念とした封建的な社会だったため、主人公自身もそのような考えでずっと生きてきましたが、欧州の文明に触れ、徐々に、今までの封建的な考えから解放されていき、個人の意識を得ることと同時に人間性を知り、エリスとの恋愛によって恋愛の真意義を悟って、苦悩していきます。佐藤春夫が、「舞姫」を近代的だと言ったのは、そのときの日本には無い個人という考え方が、あったからだと思います。 |
| 037101 | 秋山彩佳 | 近代というのは辞書に特に市民社会と資本主義を特徴とする時代をいう。日本史では一般に、明治維新から太平洋戦争終了までの時期をさす。と書いてある。市民社会とは自由・平等な個人が、自立して対等な関係で構成することを原理とする社会。封建的な身分制度を打破した市民革命によって成立した社会。と書いてある。この時代の日本というのは封建的社会で上位の者が下位の者に対して絶対的権力をもち、下位の者を従わせていたが、森鴎外がドイツに渡ったときにはこの国は自由・平等社会であって |
| 037104 | 城 歩 | ドイツに留学した主人公が、ひょんなことから免官になり、挫折というものを味わう。そこで出会ったのが、貧しい踊り子エリス。彼女との同棲生活、そして母国日本とは文化も価値観も違うドイツでの生活を通して、彼の中に今までとは違う感情(というか価値観?)が生まれる。このような、主人公の心の動き、変化などが既に近代的と言えるのかもしれない。 |
| 037103 | 北川頼子 |
ドイツという異国に鴎外自身が訪れ、その文化や考え方の触れ、日本人の考え方にはなかった、自我を表に出すという考え方に共感を受けたのだと思う。それが、「舞姫」という作品に表れたのだと思う。「舞姫」の主人公・豊太郎は鴎外であるといわれている。やはり鴎外自身がドイツへ留学しなければ、作品はなかったと思う。近代的といわれたのは異国の考え方を共感し、取り入れたからそう読むことができたんだと思う。内発的価値に目覚めたというイメージを読み手に伝えているからだと思う。
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| 037106 | 成嶋彩子 | 明治時代の日本は、家庭と国家や、社会に奉仕することを一念とした封建的な社会だったため、主人公自身も |
| 047104 | 相馬美奈子 |
森鴎外は、自分をモデルにこの作品を書いている。実際に体験したことを文章表現することによって、この作品は、とてもリアルである。ドイツ留学での体験がこの作品に大きく反映されていると思う。自分と主人公の気持ちを照らし合わせていることによって自分の内面的なものがうつし出されている作品である。エリスとの出会いが自分の人生を変えたというところとかも、読んでいる私にも想像ができて、感情移入してしまう。そんなところから、近代的作品だと思いました。
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| 047417 | 保田早織 | ドイツの文化 |
| 047414 | 藤原由依 | 近代的といわれる前提には、近代的でない日本の姿があります。当時の日本は欧州の文明を導入しようと必死になっていました。欧州といってもイギリスやフランスは自由主義のモデルになったのに対し、太田豊太郎が派遣されたドイツは軍事国家主義の範例とされていたのです。つまり日本が欧州から求めていた「近代的」というのは自由さではなく、国家主義・軍事主義としての姿であったと考えます。そのような国から派遣された豊太郎には、当然その思想が染み付いていたはずです。 |
| 037105 | 塚本範子 | 異国に行って異国の人と恋に堕ちることがすでに近代的・・ |
| 037102 | 金田裕美子 | 佐藤春夫氏は、「『舞姫』はそれまでにまだ日本では見られなかったテエマ小説である」と言っているので、彼が「舞姫」は近代的だといった理由はおそらくそのあたりにあるのではないかと思われます。「舞姫」の主人公である太田豊太郎の自我は社会的使命と自ら発見した生き方との差異の間に生まれた。その自我は、エリスとの出会いなりに影響を受けたもので…とチャットはそんな展開だったけれど、文中に出てくる「ニル・アドミラリ」=無関心さは近代的と言えるのかどうかが疑問。 |
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