MONOLOGUE

お気楽に書き散らしております.
こんなんで大学教員が勤まるんかい!
とお思いのアナタ.
どうもそうらしいです<をひ


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pad_s.gif取引所の改革(8月19日)

このところの取引所の話題の1つといえば「マツモトキヨシ」と「エニックス」の東証1部上場.共に東証2部をすっとばしての上場らしい.これには1部の上場基準の緩和が効いているとのこと.発行済み株式数や最低株主数などの下限が緩和されたらしい.これで1部市場に上場する企業も増加すると思われる.店頭市場や電子市場へ注目が集まる中,東証もいろいろ市場の改革にとりくんでいるんだね.

で,僕は思うんだけど,今,東証2部の位置付けがあいまいになっているのではないだろうか(あ,これって同じく2部市場を持つ大阪,名古屋にもいえると思うのだけど).店頭市場がそれほど発達していなかった頃は1部を補完する意味を有していたと思うんだけど,今はその意味も薄れている.東証自身もベンチャー向け市場の創設など,新市場の開拓に熱心だし,2部を今後どのように運営するんだろうか.

東証1部とNYSE(ニューヨーク証券取引所),2部とAMEX(アメリカン証券取引所)が比較されたものだけど,AMEXはその後NASDAQと合併(買収されたんだっけ?)し,市場統合の対象となった.東証は新潟証券取引所の業務を引きうけるなど取引所統合の中心になっているけれど,その東証自身も持て余している市場が2部なのではないだろうか.


pad_s.gif公的機関Webサイトのデータ提供(8月5日)

夏休みを満喫している阿部です.海外に行くはずだったのですが,実家を根城にして,温泉に海にと安近短(これで良かった?)なレジャーを楽しんでます.おかげで持ちこんだ仕事が進みません(T_T) 8月2日の日経にこんな記事が載ってました(一部修正).

―日本銀行は99年度末までにインターネット上のホームページで提供する統計情報を大幅に拡充することを決め,データベース化などの準備に入った.
過去から最近の数値まで連続して利用者のパソコンにダウンロードできる統計情報を940から25,000項目に増やす.インターネットの普及で日銀のホームページへのアクセス件数が急増,コンテンツ(情報の内容)の拡充が不可欠と判断した.(以下略)―

以前から感じていたけど,公的機関の持つ統計情報は一般に広く供されるべき性格を有しているはずなので,日銀の今回の決定は歓迎できる.特に我々のような研究者,アナリストは以前から日銀のデータの利用者であり,今回,業種別,製品別内訳まで提供されるとのことなので,より詳細な分析に役立つものと期待できるはずだ.

さて,ここからが個人的願望.金融関係(特に証券)のデータがもう少し入手しやすくならないものか?個別銘柄の株式は東洋経済新報社が10万円以下という安価なデータベースを販売している.僕もこれを利用しているのだが,なぜか,指数データ(日経平均やTOPIX)のデータが入っていない.日経平均は日本経済新聞社とのライセンスなどがあるのだろうから,仕方がないとして,なぜTOPIXはないのだろう?

それよりも,東証のホームページで過年度のTOPIXデータがダウンロードできないのはなぜなんだろう?Javaを使ってリアルタイムな情報は提供しているのに…

国内の先物取引所は取引データをWeb上で提供している.ニューヨーク証券取引所も取引所が算定する指数データのダウンロードが可能である.株式公開,新市場設立もいいけど,こんな所にも気を配ってもらえないかな?

少しくらいならお金を支払ってでもいいから,公開してくれないかなぁ?


pad_s.gif取引所も競争の時代へ(7月17日)

ど〜も,阿部@自宅です.自宅メインPCもクーラーのある部屋へ移動し,夏休みモードになりつつある阿部です.HDDを交換して夏の研究にも不安はありません(ハードはね.問題は自分の頭という話も…).ネットでは東芝のサポート対応批判のページが話題になってるけど(東芝は裁判所へ削除を求める訴えを出したようだ),僕の今日の関心は,日本経済新聞の以下の記事です.

―新潟証券取引所(新潟市、中田久蔵理事長)は16日、来春にも取引所を閉鎖し、東京証券取引所と合併する方向で交渉を進めていることを明らかにした。取引が急減しており今後の存続は難しいと判断した。会員証券会社などには既に打診しており、承認を得た後で正式に決定する方針。閉鎖方針を固めたのは広島証券取引所に次いで2件目で、取引所の再編が加速されそうだ。 ―

僕は新潟,広島両取引所を見学したことがあるけど,ほんとに小さな場所で「こんなところで…」というのが印象に残っています.全国に8ヵ所しかない証券取引所のうち2つが相次いで閉鎖すると知り,いよいよ取引所も競争の時代と感じます.証券取引所は公的な機関と思っている人が多いかもしれませんが,取引所も1つの企業.参加する証券会社,上場する企業からお金を取って運営しているんです.

単独上場している企業がわずか12社という新潟では,インターネットの普及による取引の中央集中化,ソフトバンクと組んで上陸するNASDAQ,これに対抗する東京証券取引所の新市場創設(かなり上場基準を緩和するらしい)などの脅威に対抗する策を持つことができなかった,というところだろうね.

新潟は明治の開港5港であることもあって,取引所や国立銀行(現第四銀行)など,商都としての趣があったので新潟人である僕にとっては残念なニュースでした.


pad_s.gif僕のメディアとの接触(7月12日)

昔話をするとオヤジ化したといわれるだろうけど,今年はあのウォークマンが誕生して20年とか.秋から非常勤で「マルチメディア入門」という講義を行うので,自分のこれまでと「メディア」との接触はいつだったか思い起こしてみよう(「マルチ」メディアなもんで,本や雑誌など活字は除いてみた).

そういやぁ,ウォークマンを買った高校生の時もうれしかったなぁ…

僕が10代から20代にかけてがアナログからデジタルへとメディアが変化する時期にあたったようで,どれもすごく驚いたし,面白かった.勉強や研究で新たなことを知るというのも楽しいことだけれど(とさりげなくポーズ),これらの新製品は純粋に技術へのあこがれと敬意を持たせてくれるものだ.僕が機械好きになったのはこんな理由なのかもしれない.

メディアはネットワークに乗るようになり,生活,ビジネスの面で新しい動きが現われようとしている.この動きは子供の頃の感動をもたらすことができるんだろうか?


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