東京経済大学選手レポート
東京経済大学はMTB部門にて3人の出席であった。
まずは、選手の紹介をしよう。
29番 西山 佳位 MIYATA
30番 斎藤 翼 Shalme CD-R
31番 コメッチ MITUBISHI SIGMA RE
共に最強のマシンを導入した参戦である。西山選手の強みはカンチブレーキが織り成す滑らかなすべり心地と工事現場用ヘルメットの空気抵抗カット。斎藤選手はブルフォンバーを使用し、ハンドル周りを軽量化、レモートシフターである。今回はCD-Rを装備することによりスタンドの隙間を埋め、更なる軽量化を図った。更にはハム太郎を装着することにより集団の引導及び、トンネル内での安全、また、威嚇を実現した。コメッチ選手は急遽、SIGMAでの参戦となったが、開閉式前かごや、雨天時でも傘をさせる機能をもつ”さすべえ”、相手を撹乱するフルフェイスを装備した。身内ながらこの3選手は他の選手を圧倒するだけの装備をしていた。
レース前半、斎藤選手は集団のリーダーをこなす。ほぼ中央に君臨し、レースを作る絶好のポジションを確保する。一方、西山選手は集団前方に位置し、逃げを図る勢いである。コメッチ選手は集団の後方に位置しているが、相手の選手を寄せ付けないライディングでいつでも前にいけるポジションを抑えている。3人ともあとはきっかけである。中盤、ギャラリーから完成が起きる。「三菱!!」着々とコメッチ選手は観客を味方につけている。そして、終盤にさしかかろうとした時である、試合が動いた!西山選手が集団から遅れ始めたのである。そのさ30秒ほど。あれだけ先頭を維持していた西山選手に何が起こったのか?
それはやはり鬼門のトンネルであった。外から、アタックをかけようとおもった西山選手は気道が大きくなりすぎ膨らんだ結果逆に集団から遅れてしまったのである。集団から離され自力での走行ではやはり足が追いつかないというわけである。一方、コメッチ選手は全く、別のパターンが起きた。落車に巻き込まれたのである。最終ラップの中盤、コメッチ選手無念の遅れである。
残ったのは、斎藤選手ただ一人となった。最後まで集団を支配した、斎藤選手には十分チャンスがあった。そして、最後のゴールスプリント…。確かにその姿はあった。しかしながら、今一歩のところで涙をのんだ。本人曰く「ギア足らない!」つまりは、最後のゴールスプリントの時、他の選手よりわずかに軽いギアが、裏目に出てしまったのである。
今回は3選手とも入賞はなかったが、見事な完走であった。序盤での西山選手の引きは見事だったし、コメッチ選手はギャラリーのハートを掴んだ。そして、斎藤選手は最後まで試合を支配した。個人的にはみんな頑張ったと思う。最後に3選手に一言ずつ。
西山選手⇒工事用ヘルメットは来年は不可にします

斎藤選手⇒バルブをガムテープで固定するのは止めましょう。

コメッチ選手⇒今度はリアディレーラーをスプロケに絡ませないで
