11月9日〜12日 ベルリン & アムステルダム旅行


さて、11月9日はドイツベルリンの壁が崩壊した日です。
そして今年1999年はその10周年にあたります。
つまり今年のこの日は盛大な式典が開かれるのです。
ブッシュさんやゴルバチョフさんも遠くからやってくる盛大な式典が!

と言う訳で、行ってきましたよー、ベルリン。
記念式典に出席するために!

と言いたいところですが、実は11月9日の意味を出発する3日前に 知ったのです。 ドイツに住んでおきながら、そんな事も知らなかったなんて、 勉強不足でした、ハイ。 反省。

旅行はイギリスからドイツへ遊びにきているスミチンと一緒。
スミチンとは高校からの友達で、彼女は今イギリスに留学中。  彼女がハノーファーに到着したのは5日。 最初はハノーファーからアムステルダムへだけ 行く予定だったけど、急に「ベルリン行こうよ」ということになり、急きょベルリン行きが決定。

でも、もしお手元に世界地図が在る人は(そんな人いるのかな)見てください。 私が住んでいるところはハノーファーです。 ベルリンはその右側に位置しています。 そしてオランダのアムステルダムは左上北側。
つまり逆方向。
要領悪いよね・・・。 
おまけに私達は揃って貧乏。 出来ればベルリンでの宿泊は避けたい。
だからベルリンからアムステルダムへの夜行列車か夜行バスを探すことにした。
時刻表を調べると、在るのよ いいのが。
ベルリンを夕方遅くに出て、アムステルダムへ朝早く着くバスが!!

しかぁーーし・・・  夜行バスにしろ列車にしろ、冬の間は運転がお休みになっちゃうのです。  つまりこの寒い時期にわざわざ夜移動する人は居ないというコト。

しょうがないのでベルリンは日帰り旅行にして、ハノーファーまでいったん帰って私の家で睡眠をとり、またその朝早くに アムステルダムへ向けて出発する事にした。

11月9日早朝
いざベルリンへ向けて出発。  ハノーファーからベルリンまでは列車で2時間ちょっとで到着。

さすが記念式典が開かれるだけのことはある。
前後左右に護衛が付いたお偉いさんを乗せた高級車がばんば ん走ってた。
まずは新ナショナルギャラリーに行く予定だったのが、道に迷ってしまい、 なぜかブランデンブルク門に到着。

なんか、笑えたよ。
美術館目指して歩いていたのに、「あれ? あれって何かの門よね・・・  あっ! ブランデンブルク門じゃん!?」

地下鉄の駅から90度ほどずれた方向に歩いていたのでした。

ベルリンは今、あちこちで工事中。 だから通りの名前の看板とかが外されちゃってて、 不便なことこの上ない。 そして道を聞こうと思っても、そこらへんの人、みんな 観光客。 みんな揃って同じように道に迷ってる。 

ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)の前 の広場にはオーケストラ会場が設けられていました。
数時間待てば記念式典が始まるけれど、待っていたら美術館を 回る時間が無くなるのでとりあえず,「これがブランデンブルク門ねー」ということだけで 後にした。

ベルリンの空は暗い。
記念式典で活気があるはずなのに、暗い。

私はベルリンを想像すると、暗いイメージが浮かび上がります。 そしてそのイメージは確信になりました。

「やっぱりベルリンは暗い・・・」

オーケストラを演奏したって何やったって、なんだか暗 い。
理由@天気 A歴史 でしょうね。
ステレオタイプかも しれないけど。

でも、美術館は凄かった!!! なんと一日で3つの美術館 を回りました。

1)新ナショナルギャラリー(Neue NATIONALGALERIE)
19〜20世紀の作品が主です。 
常備展の豪華なこと! 
「あら、こんなところにムンク・・、 まぁそこにはモネが・・」って感じ。 
ここでは自分の新たな好みに気づいた。
Max Beckmann とPaul Klee。 
素人の私でも見てて楽しい美術館でした。 建物がかっこい いよ。 

2)絵画館(Gemalgegalerie)
お勉強会でした。 
私の好みではないけど、一般教養として知っておくべきモノ?(教科書に出てきそうな作品)がたくさん有りました。 
ボッティチェリ、見ましたよー。 
でも、正直言って、なにが凄いのか私には分かりませんでした。
私にはちょっと早かったのかもしれない、こういう古典作品を鑑賞するのは。 「綺麗よね・・」だけで終わってしまった。

3)ピカソとその時代展(Picasso)
初めて絵を見て「感動〜〜!!」を感じました。 
私ね、今まではちょっと芸術コンプレックスがあったのよ。  
回りの友達とか彼氏は「芸術」で生きてる。 
でも私はそっ ち側の人間ではない。

そういう風に線を引いて考えてた。

だけど、ピカソみて感動した時、そんな風に線を引いて「芸 術の人間」と「非芸術の人間」ていう風にカテゴライズする のはナンセンスだと分かりました。
そして自分の尺度で素直に作品を鑑賞できるようになったと 思う。

今までは「その作品の見方」とか批評家のコメントに頼らな いと作品を見ることが出来なかったんだけど、今は自分の色 眼鏡で鑑賞し、自分なりの解釈に満足するようになった。

だって1つの絵をみて何を感じるかなんて、人それぞれで良 いんだもんね。
分からなければいけない、なんて義務もないんだよね。

美術館に行く時にいつも感じてた胸の中の引っかかりが、取 れて、楽に美術館の中を歩けるようになった気がします。

3つの美術館を見終わったときには足は棒。 外は真っ暗。
予定を変更して列車の便を早くして帰りました。 それでも 家に到着したのは夜の11時前。

そして次の朝はアムステルダム行きの列車に乗るため、早起 きをしなくてはならない。

案の定、寝坊しました。
起きたら列車の発車30分前。 間に合うはずがないじゃん ねー。 スミチンもまだ爆睡中。 
しょうがないので列車を予定より1本遅 らせてアムステルダムへ向いました。


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