創造できない   −5CP

           自分自身で何か新しい物を生み出すことをものすごく苦手としています。創造力を
          必要とされる技能判定に、−2のペナルティがあります。

          謙遜   −1CP

           自分自身よりも、他の人や所属しているグループに関心を向けます。

          発想力   −1CP

           アイディアの泉です。それが良いか悪いかは別ですから、積極的に演じてくださ
          い。

          無能  −1CP

           ある技能に、全く才能を持ちません。あなたはその技能を修得できず、技能なし値
          を使うときも−4のペナルティを受けます。
           この特徴は精神的なものですが、肉体的な特徴にも適用されます。どうしてこうな
          るのかは、単に才能がないだけか、修得時に精神が反発するのです。また、「無能」
          を専門化することもできません。剣に「無能」なら、あらゆるタイプの剣に「無能」なの
          です。「無能」は最大で5個まで持てます。GMが「無能」をばからしく思うか、キャンペ
          ーンで使いたくなければ禁止しても構いません。また、「無能」を特徴として取ってい
          なければ、2個までを癖とすることができます。

          無関心   −5CP

           何かしているとき、他のことに気を引かれることがほとんどありません。何か関係な
          いことに注意を向けるには、知力判定に成功しなければなりません。また、初対面の
          人に−1の反応を示します。

          優柔不断   −10CP

           自分の意志をまとめることが苦手です。解決法が元から一つしかないようなら全く
          迷いません。しかしいくつかの選択肢が存在する問題になると、途端にうろたえはじ
          めます。選択を迫られたときは、あなたに考えられる代替案の数だけマイナスされた
          意志判定に成功しなければなりません。なので選択肢が2つなら−2、3つなら−3で
          す。失敗したら、何もできません。そして次のターンにまた判定してください。成功し
          たら、考えをまとめ上げたことになり、普通に行動ができるようになります(次に悩む
          時まで、ね)。
           註:「優柔不断」で「困惑」なキャラクターを作ることもできます。結果として、考えを
          まとめるのに非常に時間がかかり、何か決める度に躊躇するキャラクターになりま
          す。

          数学障害   −1,−5,−10CP

           数を数え上げることができません。そのため暗算もできず、筆算や電卓を使って計
          算することもできません。お釣りを数えるのにも、念入りに数え上げなければなりま
          せん。
           技術の未発達な社会では、−1CPの癖にしかなりません。しかし技術の進歩した
          社会になると−5CP、工学的な能力を価値ある物とする社会では−10CPの特徴に
          なります。
           訳者註:本文中には何にもかかれていませんが、文明レベル4以下を「文明が未発
          達」、それ以上を「文明が進歩した社会」とすべきだと思います。もちろん、場合によ
          ってかなり違いがあるから書けないんでしょうけど。

          宗教的狭量   −5/−10CP

           聖職者の間では非常に一般的な「狭量」です。教団の中には「我々の教えに従わ
          ない者はすべて悪である」と説くため、この考え方を信者に強制させるところもありま
          す。その他の教団では、「すべてを理解し、受け入れる」という考え方を教えるため、
          この考え方をはっきりと嫌います。
           特定の宗教・教団に対する「狭量」(自分の教団と反対のことを教える教団に対す
          るものでしょう)は、−5CPに相当します。そしてお互いの反応が−3されます。自分
          の教団以外のあらゆる教えを嫌うのであれば、−10CPに相当します。そして反応も
          −3されます。「熱狂」を獲得していると、反応修正は倍の−6されます。
           訳者註:宗教界でも、全く違った教義を伝えている宗教同士の仲はさして悪くあり
          ません。カソリックと仏教が共存している場所もありますし、お互いに話し合ったりす
          ることもあります。どちらかというと、亜流の教団に対する近親憎悪を方が大きいので
          す(カソリックとプロテスタント、キリスト教とユダヤ教、創価学会と日蓮宗他)。まあ、
          日本じゃあまりそんなことをリアルには感じませんが。

          快感不感   −15CP

           過激な手術により、脳の快楽中枢が焼き切れたか、削除されてしまった状態です。
          こうなってしまうと、おいしい食事やセックスなどで心地よさを味わうことがなくなりま
          す。しかしまだそういったことを自分から行うことはできます。
           副作用として、もっと他人にもっと従順になり、命令に喜んで従うようになります。そ
          うされたことに対して、復習しようとすら思いません。そんなことをしても何も面白くな
          らないからです。GMはこうしても構いません。「こうなった人は「そのような快楽が好
          きだった」ということも忘れてしまう。それを覚えている部位がすでにないから」。

          人嫌い   −5CP

           ほとんどの場合、他人に対して−2の反応を示します。こういう人は、「自分の空
          間」が大量に必要となる傾向があります。

          恋の病   −15CP

           ファンタジーや中世、しかも「ものすごくロマンチックな」キャンペーンでしか認められ
          ない特徴でしょう。
           フィクションの世界で多くのキャラクターが影響を受けている病気です。戦闘中に、
          不意に彼女が目にはいると、突然トランス状態や茫然自失状態になるという、キャラ
          クターにとって非常に不幸な性質です。トランス状態に入ったら、恋人と彼女とのロマ
          ンスで頭がいっぱいになり(お互いに)、固まってしまいます。こうなると、能動防御は
          できなくなります。しかし、打撃(素手や剣での攻撃など)によって即座に感覚を取り
          戻します(例えノーダメージでも)。自分から目覚める場合、それは2D分後の話にな
          ります。
           戦闘に入る前、GMはこの特徴を持った人とその恋人がいるかチェックしてくださ
          い。そして2人ともいたら、ばれないように3Dを振ってください。6以下がでると、この
          病気に襲われます。正確な持続時間は「不幸」や「祟り」同様、GMがその場面のユ
          ーモラスさもしくはドラマチックさに応じて決めてください。

          感情を理解していない   −15CP

           感情の理解することに障害があり、結果として社交的に人と接することが難しくなっ
          ています。感情を抱いたり、知ることはできます(別に「朴念仁」のような特徴を持って
          いなければ)。問題は、感情を本当は理解していない、ということにあるのです。
           この特徴を持っていると「共感」の特徴を獲得することができなくなります。そして他
          人の感情の状態を知ることが重要な技能の使用には、−3のペナルティを受けます。
          そのような技能は〔演技〕〔社交〕〔犯罪学〕〔嘘発見〕〔言いくるめ〕〔指導〕〔商人〕〔政
          治〕〔心理学〕〔性的魅力〕です。これらの技能を修得することはできます。しかしこの
          特徴を持たない人ほどには上手にはならないのです。
           この特徴はアンドロイド・妖怪(普通の意味でだよ)・ゴーレム・ロボット・アンデッド・
          ある種の異星人には非常に一般的な特徴です。人間の中にもこの特徴を持っている
          人はいますけど。
           訳者註:綾波レイですね、これは。

          自信がない   −10CP

           自分に自信がなく、自己の能力を過小評価しています。勝ち目がないと思っていた
          り、仕事をこなすには幾ばくか幸運が必要だったり、他人があなたの失敗を予想して
          いたら(GMの任意)、目標値がさらに−3されます。普通とは全く違った環境に置か
          れただけでもそうなるでしょう。例えばあなたが機械工で、店でエンジンを修理するの
          なら、普通に判定を行います。しかし、雨道で、道具も少なく、敵がぴったりと後を追
          っているときに修理を行おうとしたら、すべての修正に加えて、−3のペナルティがあ
          るのです。
           訳者註:まさに碇シンジの特徴ですな。

          月からの悪影響   −10CP

           月によって、人格に激しく嫌な影響を受けます。満月になると特に感情的で凶暴に
          なります(意志判定に−2のペナルティ)。しかし新月の夜は消極的になります(この
          時は「怠惰」の特徴を持っていると見なします)。月が満ちてくると、より陽気になり、
          自分の目標や使命に集中するようになります。しかし欠けてくると、冷淡になり、や
          や神経質になります。
           この特徴は、ゲーム的な効果に加えて、演技も必要になります(どれにも必要です
          が、特に)。

          躁鬱  −20CP

           ハイな状態で冗談を飛ばしまくっていたかと思うと、急にふさぎ込んで壁に向かって
          ぶつぶつ言い出すように、気分がころころ変わります。セッションの初めに、1Dを振っ
          てください。1〜3なら躁、4〜6なら鬱です。そしてゲーム内時間で5時間が過ぎるご
          とに、3Dを振ります。ここで10以下が出ると、反対の状態になります。
           躁の時は、「自信過剰」で「お祭り好き」です。社交的でナチュラルハイな状態で
          す。
           鬱の時は、「自信過剰」さは「怠惰」と「放心」に変わります。寝るなどといった、「楽
          しいときは過ぎ去ったよ」状態に浸ること以外、あらゆることに興味が持てなくなりま
          す。あなたの仲間があなたに無理矢理何かさせようとも、全ての技能が−5されま
          す。
           緊急事態になって、気分が変わることもあります。この場合、瞬時に気分が変わり
          ます。3Dで10以下が出ると、気分が変わります。よく働くことも、悪く働くこともありま
          す。物事に即対応するようになったり、役立たずになったりするのです。

          悪夢   −5CP

           恐ろしい悪夢に毎夜うなされています。この夢は眠った途端に発生し、そして目覚
          めるまで続きます。時には、あまりの苦しみのため、起きているときの仕事の効率に
          影響することもあります。「悪夢」持ちのキャラは、毎朝起きる時に意志判定を行わな
          ければなりません。ここでファンブルすると、その日は調子がおかしくなり、技能と知
          覚が−1されます。
           悪夢の中には、現実の風景を見分けがつかないぐらい鮮やかな物もあります。この
          場合、GMが実際に悪夢を演出することもできます。悪夢は普通のシナリオと同じよう
          に始まり、恐るべきことが徐々に発生するのです。PCには最初それが夢であることを
          知られない方がいいでしょう。このような夢は、そのキャラの起きているときの活動に
          多大な影響を及ぼします。一時的な「恐怖症」「強迫観念」、精神に影響されたため
          のHPの減少、能力値へのペナルティなどです。
           他のプレイヤーが「悪夢」の演出に参加する場合でも、夢で起きたことは実世界の
          自分に何ら影響を及ぼしません。しかし、悪夢を長時間プレイする場合、そのときの
          演技に応じてGMがCPを(良くて2点程度を)与えるのは構いません。他のプレイヤー
          が、前もって「このシナリオは夢」であること知っていられるかは、GMに任せます。ど
          ちらにしろ、ユニークで魅力的な演技を行えるでしょう。

          朴念仁  −10CP

           冗談を理解できません。世の中の人は皆真面目だと考えています。冗談を口にす
          ることはなく、いつも本気です。この特徴が明らかになると、反応に−2のペナルティ
          があります。

          画像を処理できない   −10CP

           絵やシンボルを記憶・処理することができません。GUI、地図、紋章、魔法のルーン
          さえも、あなたには全く意味がありません。そのため〔作図〕〔紋章学〕〔ルーン知識〕
          などの、パターンやシンボルを解析する技能を修得することができません。テキスト
          形式のインターフェイスか、完全なヴァーチャルリアリティが実現されていないとコンピ
          ュータを扱うこともできません(DOSやUNIXのコマンドを覚えましょう)。そして魔法の
          シンボルを比較することもできませんから、口伝で教わらない限り魔法を使うこともで
          きません。
           言っておきますが、「読み書きできない」とは違います。「画像を処理できない」人で
          も、文字を読むことはできるのです(読めれば、ですが)。これよりはどちらかというと
          「読書障害」に似た特徴であり、これも脳の構造的欠陥が原因になっています。その
          ため、この特徴を買い戻すことは、普通できません。

          お節介   −1CP

           好奇心にあふれており、みんなの作業中におせっかいを焼いてくれます。

          古風   −10CP

           珍しい物を嫌い、普通無視します。真新しい物に対し、−3の反応を示します。何か
          新しい物を使いこなそうと悩むためにも、知力−3判定に成功しなければなりません。

          鈍感   −3CP

           他人の行動(の真意)を「理解する」ことが苦手です。社交的な場面で、現実をよく
          認識できないものと見なします。いわいる、「粗野な人」です。そのため、〔言いくる
          め〕を始めとした各種社会系技能を使う(に抵抗する)際に、−1の修正があります。

          執念  −5〜−15CP

           あなたの意志は、1つの目標に縛られています。あなたの行動は、全てこの目標を
          果たすためのもです。「強迫観念」との違いは、1日で果たす必要はないことです。し
          かし、この強すぎる執着心が、あなたを突き動かしているのです。「熱狂」との違い
          は、個人・もしくは体制の利益につながるような必要はないことです。
           執念にとりつかれたキャラクターを演じるには、全ての行動を、目的への行動の一
          部だと理由付けなればなりません。キャラクターが、その目的から遠ざかることを要
          求(脅迫)されたら、意志判定が必要になります。
           CPは、目的までの道のりの長さによります。誰かを暗殺する・ある人物を巧くたぶ
          らかすのなら、−5CPです。より大きな目標、到達困難な場所に行く・大統領になる
          などなら、より多くのCPが稼げます。「執念」の中には、他人からの反応が悪くなるも
          のもあります。その場合、「嫌な行動」と「強迫観念」を組み合わせることになります。
          「執念」のCPは、執着した振る舞いに対するものだけです。
           目的を達成したら、キャラクターは新たな目標を設定するか、「執念」を買い戻さな
          ければなりません。

          命知らず   −15CP

           生きていようが、死んでしまおうが、どうでも良いという気分です。自殺するわけで
          はありませんが、命に関わる危険に訳もなく飛び出してしまうのです。フルスピードで
          ドライブしていたときに、武装したギャング団に囲まれても、そのまま飛び込んでしま
          うのです。
           この状況から逃げ出すには、「14以上は自動失敗の知力判定」を行います。1ター
          ンに1回試みることができます。戦闘では、毎ターン頭に知力判定を行い、失敗する
          と防御も省みず全力攻撃を仕掛けてしまいます。
           勘の良い相手は、あなたに巻き込まれるのを恐れて、あなたを避けます。そのた
          め、反応に−2されます。単純な連中は、生きることに無頓着なのを勇気と勘違いし
          て、反応に+2されます。

          処女喪失恐怖症   −10/−20CP

           処女性の喪失に対する恐怖心です。セックスに関連した考え方と処女の喪失を恐
          れています。通常の「恐怖症」のルールを用いてください。軽度な物で−10CP、重度
          な物だと−20CPに相当します。
           註:GMは、プレイヤーを単に困らせないように十分すぎるぐらいに注意しなければ
          なりません。演技は、楽しめる気晴らし程度にしておきましょう(トラウマの種ではなく
          て)。もしプレイヤーがGMや他のプレイヤーの扱い方に不快感を抱いてしまったら、
          すぐに別な卓に移しましょう。成人したキャラクターは、乱暴にではなく上品に扱われ
          るべきでしょう。

          恐怖症   様々

           以下の種類を追加します。

          孤独恐怖症:−15/−30CP

           一人になることを極端に恐れます。そのため、そうならないためならどんなことでも
          するでしょう。

          流血恐怖症:−10/−20CP

           血を見ると、叫び声をあげてしまいます。戦闘中はたいてい、恐怖判定をし続けな
          ければならないでしょう。

          猫恐怖症:−5/−10CP

          犬恐怖症:−5/−10CP

           イヌ科の生き物すべて、狐・狼・コヨーテ・野犬・秋田犬・闘犬他、が対象になりま
          す。

          炎恐怖症:−5/−10CP

           半径5m以内であれば、タバコの火でも対象になります。

          超能力恐怖症:−10/−20CP

           超自然的な力を見ることを非常に恐れています。見える範囲で超自然的な力が行
          使されたら、恐怖判定を行わなければなりません。そのため、自分から超能力を使う
          ことはできないでしょう。

          蜘蛛恐怖症:−5/−10CP

          戦闘後に震え出す   −5CP

           戦闘によって動揺し、気分が悪くなります。しかしそれは戦いが終わってから発現
          します。敵が死んだり、戦闘不能になったら、すぐに恐怖判定を行い、その結果を演
          じねばなりません。直前の戦闘でどれだけ危険な目にあったかで、GMは恐怖判定
          にペナルティを与えください。この特徴は、「バーサーク」や「フラッシュバック」と組み
          合わせると良いでしょう。

          ロボトミー   −15CP

           各種の攻撃的な性向を生み出す、脳の前頭葉を破壊されることで引き起こされる
          状態です。
           こうなった人は、攻撃的な特徴(「反射神経」「バーサーク」)などを失います。最初
          からこの状態なら、それらを備えることができません。一方、こうなると幾多の有害な
          効果もあります。まず知力が2点落ちます(この特徴とは別に)。そして極めて単純な
          行動以外、何をするにしても通常の技能判定に加え、知力判定を行わなければなり
          ません。

          誇り高い   −1CP

           成功・財産・社会的地位に強い関心があります。そして地位は必要な物だと感じて
          います。

          孤独癖   −10CP

           他人を単にすごく疎ましく思っています。どんな人でも、−4の反応を示します。

          想像力豊か   −1CP

           他人の感覚や動機を想像してしまいます。けれども、気にするかどうかは別問題で
          す。

          自己中心的   −10CP

           「わがまま」と似たような物ですが、より強烈です。侮蔑に対し、−6もの反応を示し
          ます。「自己中心的な種族」は、種族内で常に抗争を続けているか、戦いを避けるた
          めに精巧な儀式を行うでしょう(宗教的な儀式を行うことで、個人の欲望を理性的に
          抑えるのです)。

          わがまま   −5CP

           地位というものをものすごく意識しており、社会的な権力を得ることに人生の大半を
          費やしています。この特徴を持った「種族」は、その欲望を儀式や複雑な身分制度に
          しばしば置き換えます。「わがまま」な人は、指図・侮蔑・社会的な軽蔑に−3の反応
          を示します。

          無欲   −10CP

           利他的で、自己犠牲の精神にあふれています。しかしこの特徴には、「意志の弱
          さ」が1レベル含まれており、流されやすい人であることを表現しています(意志の強
          い人は、「誓い」でもたてましょう)。

          中途半端な読み書き   0か−5CP

           詳しい解説は同名の特徴をご覧ください。中途半端にしか読み書きできないのが
          標準であれば、これが0CPの特徴になり、「読み書き」が5CP、「読み書きできない」
          が−5PCに相当します。「読み書き」を誰もが備えているような世界では−5CPの特
          徴になります。

          移り気   −10CP

           一つの仕事に、数分以上集中していられません。好奇心がないわけではなく、仕
          事をしてもすぐにうんざりしてしまい、何か真新しいことはないのかといつも思ってい
          るのです。長い時間何か1つのことに集中したり、気が移りそうになった時はすぐに知
          力判定を行います。失敗すると、自動的に従事していた仕事も失敗してしまいます。
          状況に応じて、判定にボーナスを与えることもできます(失敗すると、命に関わる際な
          ど)。

          絶対服従   −40CP

           自分自身からは何の行動もとれません。そのため「主人」からの命令がなければ
          混乱し始め、無能になります。知力を低く設定する必要はありません。命令を完全に
          遂行できるだけの知力を備えているでしょう(データを入力し、プログラムを走らせ
          ろ)。しかし飢えていて10ドル見つけたとしても、お金を拾って食べ物を買いに行こう
          とは思わないのです(誰かが命令しない限りは)。
           あなたが誰にも指図されずに行動を取ったり、日課以外のことをしようとしたら、『意
          志−8』判定に成功しなければなりません。
           大まかに言って、ほとんどのキャラクターが自動失敗になる判定です。GMが成功さ
          せてもおかしくないと思ったら、判定のペナルティを−6にしてあげましょう。

          利己的   −10CP

           自分が正しいと思いこみ、本当は誰のことも考えていません。仲間たちと楽しんで
          いてもです。そのため、社会系技能の使用(抵抗)のさいに、−3のペナルティがあり
          ます。

          落ち着き   −1CP

           即座には影響を及ぼさない事象を無視します。

          トレードマーク  −5CP〜−15CP

           正義のヒーローとその敵の多くは、特にマンガ的な世界だと、特別なシンボルを持
          っています。彼らは自分が活動した後に、そのシンボルを残していきます。クラシカル
          な例だと、イニシャルを書き残すなどがあります。
           1人のキャラクターは、「トレードマーク」を1つしか持てません。いくつかの行動を組
          み合わせたものは、複数のトレードマークではなく、レベルの高い1つの「トレードマー
          ク」と見なします。例:犠牲者を紫の電線で縛り上げ、壁にカエルを描いて、建物内の
          あらゆるコンピュータを壊す。

          −1CP:脈絡のない物

           「トレードマーク」を残すのに、ほとんど時間はかかりません。そして、そこから足が
          着くこともありません。癖のようなものです。典型的な例は、トランプや、動物のぬい
          ぐるみなど、現場に何か残していくことです。足が着かず、時間がほとんどかからな
          いようなものなら、何でも構いません。

          −5CP:誰かは知らない、だけど妙に気にかかる

           単純であまり時間はかかりません。しかし、何が何でもそれを残さなければなりま
          せん。例え敵がドアを破ってこようとしていても、そうするまではそこを立ち去れない
          のです。

          −10CP:おそらくあいつだ...

           「トレードマーク」のせいで、追われる可能性があります。イニシャルやメモ、捜索の
          手がかりを残すなどです。「トレードマーク」を残す作業に、最低でも30秒はかかりま
          す。現場を捜索してトレードマークを見つけたものは、〔犯罪学〕判定に+2されます。

          −15CP:奴しかいない!

           実に凝った「トレードマーク」です。現場をピンク色に塗りたくったり、警察宛に長々と
          詩を書き残したりします。程なく、あなたが特定されるのが目に見えています。このレ
          ベルなら、GMは〔犯罪学〕判定に成功しなくても手がかりを与えて構いません。
           忘れないでください。「トレードマーク」は、犯人を捕まえたり、罪を犯すのとは直接
          関係のない行動であることを。コンピュータをただ壊すのは、「トレードマーク」とは言
          えません。ファイル内の全ての“5”を“7”に置き換えてゴミにすることは、「トレードマ
          ーク」といえます。

          トリックスター   −15CP

           「強迫観念」の一種で、危険な敵を出し抜くことに喜びを感じます。ジョークを飛ばす
          わけではありません。お人好しな人に単純なトリックを仕掛けても、全然面白くありま
          せん。危険に満ちた相手でなければなりません。
           「トリックスター」は、それなりの危険性を孕んだ存在(熟練した剣士やドラゴンな
          ど)だけを的と見なします。すべてがそうである必要はどこにもありません(実際問題
          無理でしょう)。「トリックスター」は抜け目のなさと機転を活用した戦いのスリルをほし
          がっているのです。
           トリックスターは最低1日1回、危険な敵をからかうか、トリックを仕掛けねば気が済
          みません。この欲望を抑えるには意志判定が必要になりますが、1日ごとに−1のペ
          ナルティが累積していきます。このペナルティは失敗すると(仕掛けて欲求を発散さ
          せることで)、また0に戻ります。
           この判定に失敗し、そして仲間を誰も誘うことができなかったら、あなたは仲間を平
          気で見捨てて単身敵の本拠地に襲撃をかけることもあります。

          孤高   −1CP

           一人か、少人数のグループでいることを好みます。

          比較を嫌う   −1CP

           人と自分を比較することを好みません。感受性の強いタイプではないのですが、そ
          んなことをする必要性を感じないのです。この感覚を持った種族は、強力な集団を形
          成することもないでしょう。そのため、異種族に対する反応修正を+3まで無視するこ
          とができます。

          幻聴   −5/−10/−15CP

           「フラッシュバック」に似ていますが、聴覚に限定されています。何もないところから
          聞こえてくるささやき声に悩まされているのです。このささやきは、訳の分からない内
          容でも、同じ言葉を何度も繰り返すのであっても構いません。ひどい物になると、「あ
          いつを殺せ」とか「首を吊れ」といった恐ろしい内容になります。最終的には、正気が
          どんどん崩壊していきます。3Dを振って6以下がでると、ささやき声が聞こえてきま
          す。この判定は1日1回、さらにストレスのたまる状況(GMが決定)で行います。

          嫌になる声:−5CP

           声が聞こえても、あなたはそれが現実の声ではないことに気付いています。そして
          この声で直接何らかの影響を受けることもありません。ただし、普通の人は聞こえも
          しない雑音を気にするあなたの姿に、−2の反応を示します。

          気になる声:−10CP

           現実にある普通の音声と、区別がつかない声です。そのため、びっくりして怖がる
          こともあります。

          不愉快な声:−15CP

           「別の俺が、奴を殺せと囁いたんだ...」とか、何か恐ろしい行為に誘惑させる声
          です。極度に感情的になったり、何らかの物質(薬物等)の影響を受けた時は意志判
          定を行ってください。この判定に失敗すると、そのとき聞こえてきた「指令」を実行して
          しまいます(「指令」が何なのかは、GMがその都度決めます)。
           この「声」は精神的な問題であることも、限定的な「憑依」による結果であることもあ
          ります。後者の場合、精神療法では全く効果がないばかりか、「幻聴」の原因を探る
          ことすらできません。電気ショック療法なら、悪霊を退散させることができるかもしれ
          ません(中世では、悪霊を退散させるために被害者を殴りまくったと言います)。しか
          しながらこの治療法、確かに快方に向かわせるかもしれませんが、同時に大変危険
          な物でもあります。〔除霊〕や宗教的な儀式で悪霊を追い払った場合(GMは悪霊の
          性質に応じてペナルティを課してください)、CPを払って不利な特徴を買い戻してくだ
          さい。

          ヴァーチャルリアリティ(=VR)中毒   −25CP

           この特徴は、ヴァーチャルリアリティ技術のある世界でしか獲得できません。たいて
          いは、文明レベル8以上です。
           精神的な中毒の一種です。現実世界での生活よりも、人工的で制御可能なヴァー
          チャルリアリティの空間にいることを好んでいます。そのため例え職を、友を失ってで
          もできる限りヴァーチャルリアリティ空間に居続けます。そのため、ヴァーチャルリアリ
          ティにトリップできる機会があったらいつでも、トリップしないように意志判定を行わな
          ければなりません。「中毒」としては、一日につき100ドルの費用がかかり、強い習慣
          性のある合法的な活動不能剤として扱います。

          ワーカホリック   −5CP

           「強迫観念」の一種で、自分の限界以上に働きます。そして仕事を投げ出すことも、
          息抜きをすることもほとんどありません。この種のキャラは、「燃え尽きる」危険性が
          あります。
           「ワーカホリック」な人は、できる限り働きます(少なくとも半日は働きます)。そして
          何か仕事に関係したことでなければ、気晴らしや趣味もほとんど持ちません。初対面
          時だと、ほとんどの人は尊敬の念を抱きます(反応に+1のボーナス)。しかし後にな
          ってくると結局は−1か−2の反応を示すようになります。付き合いに時間をほとんど
          割こうとしないので、特に友人や恋人などは。
           「ワーカホリック」の人はほとんどの場合、睡眠時間を仕事に当てます(重大なプロ
          ジェクトに関わったら間違いなく)。数時間寝ないでいると、知力基準の技能に−1
          (以上)のペナルティがあります。「自信過剰」な人は、「ワーカホリック」な仲間がい
          ることにすぐには気付きません。

          異種族偏愛   −5/−15CP

           異邦人や異種族に、本能的に引きつけられ、魅力を感じてしまいます。
           −5CPだと、このような人々(不思議な生き物も)に出会ったときの反応判定と恐怖
          判定に+1のボーナスがあります。
           −15CPでは、危険や恐怖など通り越して、異種族に引きつけられてしまいます。
          反応判定と恐怖判定に+3のボーナスがあります。演技をすることにより、非常に面
          白いことになるでしょう。