一定期間に多くの異なる重力場を経験した、という特徴です。あなたの反射神経
は、異なった重力場での移動・落下に即座に対応します。「普通でない」重力場で受
けるペナルティが、半分になるのです。
すでに「宇宙を経験した」ことにしない限り、キャラクターメイキング時にこの特徴を
取ることはできません。しかし、キャラクター作成後に取ることができるのです。しか
し、そのためには少なくても3つの異なる重力場を経験しなければなりません。技能
ではなく、特徴として扱うのは、(ゲームでは)脳と身体が重力に適応する方法を知る
か、知らないかという問題になるからです。
重力が小さいと有利なる状況では、この特徴を持っていると、判定を「通常の敏捷
力」で行うことができます。また、さらに「重力への適応」によって+1のボーナスがあ
ります。例えば、ボールをキャッチするとき、重力が小さいと普通の人は+2のボーナ
スを得ます。しかしこの特徴を持っていると、+3のボーナスを得られるのです。
しぶとさ 5CP/L
これはマンガ的な特徴です。リアルな冒険で、GMがこの特徴を禁止するのは自由
です。しかし一方で、完全にリアルな冒険では、「冒険者の予想寿命」は気が滅入る
ほど短くなるのですが...。
信じられない程、死ぬことに抵抗力があります。この特徴のレベル分、生き残るた
めの生命力判定にボーナスがあります。通常の生命力判定に失敗しても、この特徴
を加えることで成功すれば、あなたは死んだような状態になります。〔医師〕判定に成
功すれば、命のシグナルが検出されて、生きていることが分かります。そして1時間
に1点のペースで、生命力は回復していきます。
例:ブラックは、生命力12、「しぶとさ」を4レベル持ちます。彼は、ライフルを食らって
30点のダメージを受けました。よって生命力は−18になります。これにより、死亡判
定を2回行うことになります。すなわち、1回目は生命力−12の時点、2回目は−17
の時点のものです。
最初の判定では、11を出して成功しました。まだ、生きています。2回目の判定で
は、14が出ました。通常なら死んでしまいますが、「しぶとさ」4レベルのおかげで助
かりました。およそ1日後、彼は目覚めるでしょう。傷ついていますが、死んではいな
いのです!
家督 5CP
現在の家督から、将来の家督に指名されています。多くの場合、家督は長男が継
ぎます。一般に、家督は他の子供たちよりも大きな責任を負わされます。しかしそれ
だけでなく、家の財産やともすると称号までも相続するのです。
この特徴によって、後から「財産」「地位」を得ることが約束されます。この特徴に
CPを費やすことによって、父(もしくは母)が死んだとき、その相続以外での「地位」
「財産」を得る助けにもなります。
超越的技術 多様
どのような事情からか、あなたの使用する技術は、とんでもないことにキャンペーン
の背景世界における標準的な技術水準を上回っています! この驚くべき技術格差
は、他にあるたいていの「有利な特徴」よりCPを費やすだけの価値がある代物です。
そのため、PC達に良い装備や武器を与えようと思った時でも、GMはこの特徴を慎重
に扱う必要があります。
文明レベル+1
20CP
文明レベル+2
50CP
文明レベル+3
100CP
背景世界本来の文明レベルより、4レベル以上の物品・技術をPCに与えるべきで
はありません。なぜなら、「亜神(デミゴッド)」と呼べるだけの能力を持ったNPCたち
を簡単に創り出すことも出来てしまうからです! 特に、キャンペーンの文明レベルが
10以上の世界であるならば。
崇高な目的 5CP
「名誉重視」の有利な形です。「崇高な目的」は、「名誉重視」でもあるので、しっか
りと定義しなければなりません(あらゆる女性を守る、麻薬密売人と戦うなど)。主義
と反する行為に走ることで、「名誉」を汚された時と同じペナルティを負うことになりま
す。
しかし、「崇高な目的」によって、あなたは自分の限界を超えることができます。主
義主張に従うこと、それに直接関係する判定全てに、+1のボーナスを得るのです。
この特徴を取るときは、バランスを崩さないように、何をするのかはっきりさせるべき
でしょう(「名誉重視」で言えば、−5から−10CPに相当)。「悪と戦う」「権力に反発
する」などという物は、あまりにも幅広すぎてバランスを崩してしまいます。同様に、
「崇高な目的」は、キャラクターにとってある程度の危険と、不便さを伴うものでなけ
ればなりません。実用的な「崇高な目的」(忠実に主人に仕えるなど)を、絶対に認め
れはいけません。この特徴を取るときは、GMとよく話し合った上で内容を決めてくだ
さい。
時空酔いへの耐性 様々
あなたは、タイムトラベルによる悪影響を受けません。この特徴は、タイムトラベル
がメインとなるキャンペーンでしか選択できません。しかし、GMが「時間移動に似た
別種の瞬間移動(テレポート・パラレルワールドシフト)でも、このような効果が生まれ
る」と決めれば、話は別です。
CPは、効果の頻度と度合いによります。例えば、標準の「時空酔い」が−10CPに
相当する世界で、さらにどんなキャラクターでも普通は時空酔いを経験するのであれ
ば、この特徴は10CPに相当します。また、「酔うけど、効果が普通の人と比べて薄
い」という場合もあります。この場合、CPはあなたにとっての「酔い」のレベルと、一
般人にとっての「酔い」のレベルとの差になります。
時空酔いがない、もしくは極端な状況でしか発現しない(例:GMが、「酔い」は器官
の機能不全みたいなものとして起きる、とした)のなら、明らかに、この特徴に価値は
ありません。
冷静 10CP
どんな危険が迫ってきても、あなたは動じません...時々、愚かに思えるほどで
す。恐怖判定の際、+5のボーナスがあります。「自信過剰」とは違いますが、この2
つ、一歩間違えば無謀さにつながります。
重力への耐性 5〜25 CP
この特徴を持ったキャラクター(または種族!!)は、普通の人間に比べ広い範囲の重
力環境に適応することができます。普通、人間の対G限度は、0.2Gの増加に耐えら
れる程度までです(1G=9.8m/s2)。しかし、この特徴を持っていると、重力への適応
範囲が広がるのです。5CPで+0.3G。10CPで+0.5G。15CPで+1G。20CPで+
5G。25CPで+10Gです。
移動力増加 25CP/L
註:GMは、この特徴を2から3レベルの範囲で、リアルなキャンペーンでも取得でき
るようにして下さい。その時は、この特徴を能力値のように見なします。つまりキャラ
メイク後、倍のCPを消費することで上昇させることができます。
あなたは、非常に速く動くことができます! レベルごとに、基本移動力が+1され
ます。それに伴い、基本移動力に関係した数値(「よけ」や、行動順など)も全て上昇
します。
インターフェイス・ジャック 10CP
註:この特徴は、「ニューロテク」が存在するような高度文明世界しか利用できませ
ん。ガープス・サイバーパンクに、より詳しい情報が掲載されてます。
入出力機器を神経系に埋め込むことによって、使用者はハードウェアのチップと、
情報をやりとりすることができます。この「ハードウェア」には、通常のコネクタを使う
物なら、テレビからサイバーデッキまで何でも含まれます。この時、機器と使用者の
頭に埋め込まれたソケットとを接続するには、直径0.15cmほどの光ファイバーケーブ
ルを使います。この接続・分離には、2秒かかります。緊急の場合、1秒で外すことも
できますが、1D−4のダメージを頭に受けてしまいます。
ケーブルが接続されたら、この入出力機器によって、つないだ装置を直接コントー
ルすることができます。キーボードに触れずに(インターフェイスに接続された)コンピ
ュータを操作したり、車をリモートコントロールしたり、引き金を引かずに銃を撃つこと
などができるのです。
インターフェイス・ジャックの価格は、埋め込みの手術代を含めて、5万ドルです(標
準財産を1万ドルと見なしています)。また術後2週間、機能回復期間を必要としま
す。 また、ニューラルインターフェイス対応の機器の価格は、その品の通常価格の
75%増しです(通常のパソコンが1000ドルなら、ニューラル対応のパソコンは1750ド
ルするのです)。ただし、サイバーデッキは元々ニューラル・インターフェイスで操作す
るように設計されていますので、価格を上げる必要はありません。
ニューラル・インターフェイスを使うと、手動より速く、正確にコントロールすることが
できます。反応速度が重要になる状況(GMが決めます)において、ニューラル・イン
ターフェイスで機器を使っていれば、技能目標値に+4のボーナスがあります。これに
は、ヴィークルの操作や、ジェットもしくはロケットエンジン使用、インターフェイス対応
兵器の使用といった状況が含まれます。
人間コンピュータ 25CP
GMは、この特徴を「マンガ世界でのみ利用可」に制限してください。
「計算力」(ベーシックp109)の、強化版です。あなたの数学的な才能は、単純な算
術演算だけに留まりません。コンピュータなしで宇宙飛行の計算を行うこと、あらゆる
レベルの技術的設計を頭の中で行うこと、そして微分方程式をほぼ即座に解くことが
できるのです。計算機など、あなたには必要ありません。そこらの設計道具を使うよ
りも、ほとんどのコンピュータの演算速度よりも、あなたの頭の回転の方が速いので
す。
この特徴には、「数学能力」(ベーシックp116)「計算力」(ベーシックp109)が含ま
れます。
鉄の手 10/15CP
この特徴は、マンガ的なキャンペーンでしか使えません。
訓練によって片方の手を頑丈にし、殺傷兵器に作り替えています。この特徴は、キ
ャラクター作成後にも取ることができます。ただし、かなりの長時間の訓練が必要で
す。もっとも粗雑な方法は、繰り返し拳を痛めることです。その後治療すると、拳は以
前よりは強化されています(ゲーム的には、最低でも12回、手をボロボロにしなけれ
ばなりません―毎回、意志判定が必要です! また、治療の判定も行なわなければ
なりません。ベーシックp343参照)。
もうひとつの方法は、小石や乾燥豆がいっぱいに入った壷の中に手を突っ込んだ
り、ボールベアリングや鉄のヤスリくずといった荒いもののなかでゆっくりと手を動か
すという訓練方法です。これらのどの方法も、効果がでるまでには何カ月か必要でし
ょう。 この特徴は、10CPで片方の手を「鉄の手」に変えます。両手なら15CPです。
たいていの格闘家は、片手だけを作り替えているでしょう。
「鉄の手」を持つキャラクターは、その手を使った攻撃によって、「突き」に空手ボー
ナスを加えただけのダメージを与えることができます(素手の+2)。この手は2レベル
の「頑強」を持っています(他の「頑強」さのレベルと合計できます)。この特徴を持っ
ていると〔砕打〕技能に+2の修正があります。
ただし、デリケートな指の動きを必要とする技能(〔鍵開け〕〔手品〕〔運転〕〔操縦〕
や、小さな武器の〔準備〕など)の判定に−4の修正を受けてしまいます。パンチを手
加減しようとしたら(ベーシックp359)、敏捷力−2判定に成功しなければなりませ
ん。失敗すれば完全なダメージを与えてしまいます。もし両手とも改造されていたら、
キャラクターは御粗末な盗賊か、失敗続きの手品師になるでしょう。また厚いタコに
覆われているため、「鉄の手」はすぐそれと知られてしまいます(視覚判定に成功す
れば発見できます)。
超法規 5〜20CP
あなたは、外交官・司祭・特権貴族などの、社会の法体系が全く届かないところに
いる存在です。いわゆる、世俗向けの警察機構は、あなたを罪で逮捕することも、告
発することもできません。ただ1つ、自己組織の法規を除いて。つまり、あなたの所属
する宗教組織・政府組織・社会階級上のしきたりのみが、あなたを投獄したり、裁け
るのです。
この特徴のCPは、どれだけの力で警察権力を払いのけられるか、で決まります。
5CPなら、あなたは警察権力にマークされなくなります。しかし社会的な法体系は、
まだあなたの行動を厳しく抑制します。どれだけのものかは、GMが決めてください。
10CPなら、法の力は一般大衆への影響力に比べ、明らかに弱くなります。
15CPなら、所属組織の名誉が傷つかなければ、ほとんど何をしたって構わなくなり
ます。
さらに5CP消費すれば、あなたは「外交封印袋の特権」を得ます。つまり、文書や
物品を当局の調査・検閲を受けずに受け取ったり、取り寄せたりすることができるの
です。
20世紀の外交官は、前述の「外交官特権」として、この特徴の20CP版を持ってい
ます。中世貴族のほぼ全てと、そして今日の大富豪の何人かが、この特徴の15CP
版を持ちます。宗教戒律が法よりも優先される(戒律=法律である)ほど教会が強大
ならば、司祭は通常この特徴を持ちます。GMは宗教を作ったときにでもこの力の有
無を決めて、「聖職者」のCPを単に増すだけで構いません。
睡眠時間減少 3CP/L
コンペンディウム下巻に掲載される「睡眠」ルールを使うときにしか、この特徴を使う
ことはできません。
あまり眠る必要がありません。1レベルにつき、1晩の睡眠時間が1時間減ります。
本来寝る時間を、勉強にも、仕事にも使うことができます。この特徴は、最大で5レベ
ルまでしか持てません。
二日酔いが軽い 2CP
二日酔いになりますが、そんなに重くありません。影響を受ける時間は同じです
が、敏捷力・知力へのペナルティは−1しかありません。また、知覚過敏症を起こすこ
ともありません。
器用さ 3CP/L
この特徴によって、あなたは細かい運動技術を使う仕事にレベル分のボーナスを得
ます。このボーナスは、肉体技能(敏捷力)にも、精神技能(知力)にも適用されま
す。もちろん、仕事の内容によってはボーナスを得られません。ボーナスを得られる
例には、スイス製の時計を修理する...などがあります。しかし落ちてくる岩を避け
るのに、このボーナスを得ることはできません。
マシン・テレパシー 120CP
この特徴は、超能力のテレパシーとは違います。これは、「ごく普通」の技術的な
特徴なのです。しかし、文明レベル8以下の世界では利用できないでしょう。
マシン・テレパシーは、惑星を網羅する巨大なネットワークと、人とを連結するサイ
バネティクスを使った、究極の発明です。この能力を一言で言うと、「ひそやかな会
話」で強化された「精神共有」です。これによって、この特徴を持つ人は、ネットにつな
がった人々とあらゆる情報と経験を共有します。エージェントは、自分の人格を他人
の体に移すことができるのです。
マシン・テレパス(「マシン・テレパシー」を持つ人)を作る場合、肉体的な能力は「オ
リジナル」な体の能力を表わします。この体に、再び「入り込む」ことはないでしょう。
けれども、多くのテレパスは、その古い体で莫大な時間を過ごしたのだ、と考えま
す。誰か他人の体に宿った場合、テレパスの知力・精神的特徴・知力基準の技能
は、一切変化しません。肉体的なものは、新たな体の能力値に応じて変化します。
註:テレパスを作ったら、おそらく「CPの大部分を知力と精神系技能にまわし、肉体
的な面は低く押さえたい」という衝動に駆られるでしょう。しかし、この事を頭に入れて
おいてください。「マシン・テレパシー」は、ある一定の肉体的条件を満たした軍事組
織員の中から、仕事上の要求に応じて組織によって機械を埋め込まれて、使用を制
限されるもの、ということを。体力6、生命力8などという者では、そもそも使用許可な
ど下りないでしょう。
大富豪 25CP/L
「財産/富豪」の、さらに上のレベルです。よってこの特徴を得るためには、「財産
/富豪」であることが条件になります。25CP消費するごとに、キャラクターの総資産
は10倍されていきます。つまり、1レベルで通常の1000倍の資産、2レベルで10000
倍の資産..と、なるのです。いかなるレベルの「大富豪」でも、CPを消費すればどん
なレベルの「地位」でも得られます。ただし、「地位」のボーナスは、+2が上限です。
ニューラル・インターフェイス 多様
註:この特徴は、「ネットランニング」が可能で、サイバーデッキが使われているよう
な世界でのみ利用できるものです。「ガープス・サイバーパンク」には、より多くの情
報が掲載されています。
脳とコンピュータネットワークを接続し、情報を脳に直接投影する機械があなたに埋
め込まれています。この特徴は技術の進歩に合わせて3段階に分類されます。
以下にあるCPは、その機器が「最新技術」であった時点でのものです。「古い技
術」の価値は、プレイ中に新技術が導入されるごとに、半分になっていきます。その
ため、「マーキー・インターフェイス」が最新技術であったときに得ようとしたら、20CP
必要になります。しかし、「アイコン・インターフェイス」が導入されると、その必要CP
は10になり、「エンヴァイロンメンタル・インターフェイス」が導入されれば、5CPになる
のです。
ニューラル・インターフェイスを使うには、ネットワークに接続された「サイバーデッ
キ」が必要になります。文明レベル8の初期では、サイバーデッキはまだまだ一般的
ではなく、店に行って在庫があるような物ではありません。ニューラルインターフェイ
ス技術は、一部のエリートにのみ利用されている物です。
マーキー・インターフェイス 20CP
最も粗雑なニューラル・インターフェイスです。視神経と筋肉の周囲に、インターフェ
イスが接続されます。このインターフェイスによって、データは視神経に直接投影され
ます。使用者は、ちょうど降ろされていく劇場の垂れ幕ように、テキストデータをスクロ
ールしながら“読みます”。このインターフェイスだと、あらゆる情報はテキスト(文字だ
け)の形式で与えられます。キャラクターの入力は全て、心の中で声にしなければな
らないでしょう。
インターフェイスの組み込みには、大規模な医療施設に行かねばならず、そこで最
低2週間はかかります。
マーキー・インターフェイスの命令伝達時間は、通常の時間に比べ、約4倍遅くなり
ます。マーキー・インターフェイス合法レベルは、3です。
アイコン・インターフェイス 25CP
ニューラル・インターフェイスの第2段階です。
テキスト(文字のみ)ではなく、アイコン(絵)でデータを表示します。
このインターフ
ェイスは、ちょうど80年代から90年代後半のパソコンで使われている、GUI重視のオ
ペレーティング・システム(MacOS,Windowsなど)によく似ています。ユーザーの視神
経に、2次元で情報を表示するのです。これにより、情報へのアクセススピードも飛躍
的に向上します。プログラムを実行したり、データベースを調べたくなったら、それに
応じたアイコンを心の中で選べばよいのです。例えば、別のコンピュータと接続したく
なったら、「ネットワーク」のアイコンを選びます。システムからログアウトしたければ、
「ドア」のアイコンを選びます。アイコンを、個人で改造することもできます。例えば、あ
るハッカーの場合、並以下のセキュリティのコンピュータへ侵入するアイコンを七面鳥
にしています。
インストールには、やはり大規模な医療施設に行く必要があり、そこで最低10日は
かかります。
コマンド・フェイズは、通常の約2倍になります。また、合法レベルは4になります。こ
れは、「アイコン・インターフェイス」の使用に、ほとんどの国で「ライセンス」と「登録」
が必要なことを示唆しています。
エンヴァイロンメンタル・インターフェイス 30CP
インターフェイスの、究極形態です! キャラクターがネットワークに接続すると、周
囲に完璧で、あらゆるものが設定された世界を見ることになるのです。キャンペーン
によっては、ネットワークに視覚的表現があるだけかもしれません。しかし、通常キャ
ラクターは、サイバーデッキに設定された様々な環境モジュールにアクセスすること
ができます。そしてサイバースペースによっては、ネットランナーが対話的な環境を自
分で作り出すことすらできます(しかも思うがままに)。あらゆるシステムとデータは、
実時間で対話することができるオブジェクトとして表されます。ファイルを開くときは、
視覚化された「開く」というアイコンを選ぶのではなく、本棚にあるファイルを取ってき
て、「想像上の手」で本を開けばよいのです(実世界と全く同じ感覚で)。
インストールするには、やはり大規模な医療施設に行く必要があり、最低4週間の
期間を要します。2週間を実際の手術に、もう2週間をインターフェイスの使用法を修
得するために必要なのです。この「エンヴァイロンメンタル・オリエンテーション」は必
要不可欠なもので、しかもかなりパワーのあるコンピュータと、サイバーデッキにアク
セスすることが必要なのです。もしこの「オリエンテーション」を行わなかったら、この
機器を、せいぜい「アイコン・インターフェイス」程度のレベルでしか扱うことはできま
せん。一週間しか訓練できなくても、このインターフェイスの能力を使うことはできま
す。しかし、ネット内での技能判定全てにに、−2の修正を受けてしまいます(訓練が
終わるまで、このペナルティを受けることになります)。
エンヴァイロンメンタル・インターフェイスのコマンド・フェイズは、通常の速度になり
ます。このインターフェイスの合法レベルは4で、たいていは使用にライセンスが必要
になります。かなり規制の激しい国では、このインターフェイスのインストールしている
こと自体が違法行為になります(特定の政府機関員を除き)。