キャラクターは、自分の気付かない特徴を持っているかもしれません。隠れた魔
法、超能力、超人的な特徴から、未知の後援者、魔法・超能力への耐性、そして「頑
健」や隠れた社会的特徴ですら、気付かないときがあります。例:遠く離れた叔母か
ら莫大な遺産が舞い込むことになっている。実は王国の王女だった。
こうする場合、プレイヤーは「隠れた特徴」のCPだけを決めます(どの特徴にするか
は決めません)。そしてGMが、差し出されたCPに、さらに5CP付け足して、その範囲
内で特徴を決めます。プレイヤーが、「隠れた特徴」の中身を知ることはできません。
例:プレイヤーは、20CP分の「隠れた特徴」を持つキャラクターを作ろうとしました。
そこでGMは、このように決めました。「キャラクターは異星人とのハーフであり、常に
文明レベル12のAIに監視されている。これは、キャラクターがトラブルに巻き込まれ
たとき、非直接的に干渉を行う「未知の後援者」である」。もちろん、この情報をプレイ
ヤーが知ることはありません。
特徴が明らかにされたとき(GMが、タイミングを見計らって決めます)は、キャラクタ
ーはできる限り速く、その特徴に対して5CPを払わなければなりません。この5CP
は、特徴が明らかにされるまで“貸し”の状態になっていたのです。GMの好みによっ
て、「隠れた特徴」1つに、複数の特徴を入れても構いません。
GMは「隠れた特徴」を、「将来発動する目覚めていない力」とすることもできます。
キャラクターを作ったときに選ぶのではなく、冒険の重大な転機(例:すべてが滅び去
ろうとしたその時! など)になるまで特徴選択を待つのです。その時、キャラクター
は突然全く新しい能力に目覚めるのです。その新しい特徴は、そのトラブルを乗り越
えるために発動するのです! もちろんここで発現した新たな力は、以後自由に使う
ことができます。
装備のためのCP
たくさんの装備を持つキャラクターが、実は大した金持ちではない...。RPGの特
定のジャンルでは、よくあることです。しかしたいていの場合、このようなキャラクター
を作るには初期の所持金が低すぎます。「財産」の特徴をとれば、このような不釣り
合いを生み出すことができます。しかし、その結果ひどく不自然なキャラクターができ
あがります。
このようなキャラクターを作ることを可能にするため、GMはPCにキャラメイク時の
み、装備のために30CPまで使うことができるようにしましょう。1CPにつき、その世界
の標準財産の5割に変換することができます。この時買える装備には、武器・車輌・
ロボット・超能力機器・サイバネティクス・特殊手術など、GMの許す限りの物が含ま
れます。しかし、CPを現金に換えることはできません! キャラクターが少量のお金
を必要としたときは、通常のルールを使います。1CPが1ヶ月分のサラリーになるか、
後述の「一時的な財産」ルールを使います。
このルールによって、大量のサイバーウェアを身につけたストリートパンクや、カード
ゲームで宇宙船を獲得した密輸業者、廃材から超兵器を作り上げたマッドサイエンテ
ィスト..などを作り出すことができるのです。
ファンタジーでは、これに似たルールを使うことによって、始めから魔法のアイテム
を持ったキャラクターを作り出すことができます。この時の変換レートは、1CP=20魔
化エネルギーになります。使うCPに制限はありません。また基本となるアイテムが、
その類の魔法の品に相応しい価値・品質に収まっている限り、現金を払う必要は一
切ありません。
例:「《正確さ》+1」「《確かさ》+1」が魔化された剣を持つキャラクターを作ります。
この時の魔化エネルギーは、250+250=500となります。よってCPは、500/20=25CP
となります。GMは、このようにしても構いません。「剣は古くから受け継がれてきた家
宝で、上質な剣を元にしている(ダメージ+1)。そして宝石が意匠として付けられて
いる。この場合でも、キャラクターが現金を払う必要はない」。
一時的な財産
「財産」を通常の半分のCPで取ると、その「財産」をスタート時にしか効果がないよ
うにすることができます。キャラクターを作ってからは、仕事に関しての「財産レベル」
は「標準」として扱います。「一時的な財産」とすることができるのは、「富裕」以下の
レベルだけです。「大金持ち」「富豪」「大富豪」を、「一時的な財産」とすることはでき
ません。
「富裕」のレベルにすると、このようなキャラクターを生み出すことができます。例:遺
産を相続したばかりのキャラクター、一時の幸運に恵まれたキャラクター。
このルールと上記の「装備のためのCP」ルールを同時に使うことも出来ます。こうす
ると、仲間よりCPを能力に回していないけど、その分大量の金と装備を持った(そし
て、みんな忘れている「装備に使うことのできる現金の制限」から解放される)キャラ
クターを、違和感なく作り上げることが出来ます。
アルコール耐性(5CP)
あなたは酒に強く、自ら望まない限り悪酔いや二日酔いになることはありません。
『酒に弱い』と一緒に取ることはできません。
大食い(−5CP)
あなたは見かけよりも食欲が旺盛です。食費が同族の3倍かかってしまいます。また、食事を一回抜くごとに体力を2点失います。もちろ
ん、その疲労を回復するために取る食事も3倍になります。旅に出るときに持っていく保存食も通常の3倍は持って行った方が無難でしょ
う。あなたの食事姿を見たNPCの反応は−1の修正を受けます。この特徴は『肥満』や『やせっぽち』の特徴と一緒に取ることができます。
食べる事と体格は、あまり関係はありません。
☆頑強LV3・4(35/45CP)
あなたの肉体の頑丈さは人間の限界レベルを超えています。35CPでは防護点が3点、45CPでは4点です。もちろん、目には防護点はあ
りません。生命力が13以上ないとこの特徴は取れません。
瞬発力(10/20CP)
あなたの肉体には普通の人よりバネがあります。レベルごとに修正が違います。能動防御の「よけ」に+1/+2、《跳躍》技能に+2/+
4の修正がつきます。
小食(2CP)
あなたはさほど食べなくても生きていけます。もしくはあまり多くは食べられません。食費が同族の半分しかかかりません。食事を二回抜く
と体力を1点失います。その回復にも一回の(通常の)食事で済んでしまいます。この特徴は『肥満』や『やせっぽち』と一緒に取ることがで
きます。食べる事と体格は、あまり関係はありません。
鳥目(−10CP)
あなたは暗い所がよく見えません。明るさによる戦闘でのペナルティは倍になります(最大10、最低−3)。『鋭敏視覚』を持っている場合、
これは昼間しか使えません。また『暗視』一緒に取ることはできません。
猫背(−10CP)
あなたは猫背です。人ごみの中で目立ってしまいます。また魅力的な容貌をとるのに10CPかかり、これより上の容貌を取ることはできま
せん。さらに、体力15、敏捷力14、生命力16が能力値の上限となります。身長は基本値より15cm低くなります。 NPCに対する反応修正
は−1ですが、サーカスのピエロなどになれば+2となります。
☆反射神経LV2(40CP)
あなたの反射神経は人間の限界を超えています。このため、能動防御が+2、《準備》技能に+2、恐怖判定に+4の修正があります。ま
た、不完全な不意打ちで先制を決める際、あなたがいる側が必ず勝利します。不意打ちによる朦朧状態の回復の際、知力判定でファンブ
ルさえ出さなければ回復します。
偏頭痛(−5〜−20CP)
あなたは頭痛に悩まされています。1日に1回3Dを振ります。頭痛の頻度以下の数字が出たら、頭痛が起こります。敏捷力と知力は1D
のペナルティを受けます。生命力判定をし、3以上成功すれば頭痛は2D分でおさまります。成功でも3未満の場合、頭痛は1時間続きま
す。失敗したら頭痛は1時間続き、もう一度生命力判定を行います。ファンブルしたら頭痛は1D+2時間続きます。頭痛の頻度により獲得
できるCPが異なります。
−5CP:頻度6以下
−10CP:頻度8以下
−15CP:頻度11以下
−20CP:頻度13以下
精神的特徴
悪夢(−5CP)
あなたは毎晩悪夢に悩まされています。これは昼の生活に影響します。毎朝起床したときに意志判定を行い、ファンブルしたら、その日の
全ての技能判定と知覚の判定に−1されます。
鬱病(−15CP−2CP/LV)
あなたは生活する意欲に欠けています。活動的な生活は行いません。生存に必要な最低限の行為以外のことを行うには、意志判定が必
要です。風呂に入ったり、映画を見たり、仕事の面会をしたり、デートの約束に出かけたりすることなどに意志判定が必要です。
あなたは、多くの時間をあまり掃除のゆき届いていない自分の部屋で、コンビニ弁当を食べながらテレビをつけっぱなしにしてすごすこと
になります。意志判定へ−1の修正を施すごとに、更にCPに−2CP点されます。意志判定の修正は−5CPまで取ることができます。
健忘症(−15/−30CP)
あなたは普通の人に比べて非常に忘れっぽい性格をしています(−15CP)。
あなたの辞書には記憶という文字はありません(−30CP)。
ただし、習慣として体が覚えている事柄は関係ありません。過去にあった何かを思い出す時、知力判定に−5/−10の修正がつきます。
『記憶力』と一緒には取れません。また、知識を元とする技能全てに−2/−4の修正がつきます。
(例・・・学術系技能、出身地以外の言語技能、《記録、吟遊詩人、作詩、写真術、医師、手術、診断、動植物知識、演劇、管理、商人、政
治、地域知識、偽造、情報分析、手品、毒物、爆発物、罠》技能
知識に関わる趣味系技能、専門技能
<ガープス・ベーシックより>)
恋心(−5/−10/−15CP)
あなたは誰かに恋(片思い)をしています。片思いの相手の前では常にいいところを見せようとします。
相手の反応が「良い」以上なら−5CP、「中立」なら−10CP、「良くない」以下なら−15CPです。
この特徴は両思いになった(もしくは反応が「最高」になった)とGMが判断した時点で効果を失います。『熱狂』ほど病的でない場合に使用
して下さい。
また、結ばれて効果を失った後『義務感/恋人』として−5CPまでは取ることができます(場合によって『足手まとい』になるかもしれませ
んが)。よってこの特徴があるときは『義務感/片思いの人』は取れません。PC同士でも使うことができます。その場合は−5CPにして下さ
い。
また、この特徴は相手の反応が変化すると獲得CPが変動するところに注意して下さい。
自虐的(−10CP)
あなたはとても愛他的であるか、自己犠牲的です。この特徴には1レベルの『意志の弱さ』が含まれています。
集中力(5CP)
一つのことに集中することができ、長時間の集中力を要する作業の判定に+3を得ます。ただしその作業の間は、他のことを知覚する判
定に−5されます。
集中力欠如(−10CP)
あなたは、一つの物事に長く集中していることができません。飽きっぽいのでどんなことをしても興味を失ってしまうのです。何らかの行為
の最中、集中しているのには知力判定が必要です。これに失敗すると、その作業を途中で放り出してしまい、自動的に失敗となります。どう
しても必要な行為の場合には、知力判定にボーナスがあります(GMが決定してください)。
熟睡(5CP)
あなたはどんな環境でもすぐに眠りにつくことができ、些細な事で眠りが妨げられることはありません。毎朝快適に目覚めることができま
す。「よく眠れなかった」ことによるペナルティを受けることはありません。睡眠中に邪魔が入った場合、知力判定に成功すればそれを無視
できます。また、目覚まし時計の音など、条件を決めてそれに反応して目覚めることも可能です。
目が覚めた時には、『反射神経』と同じとして扱い朦朧としません。ただし、何事もなければまた眠ってしまいます。
女装癖(−10CP)
あなたは女装をするのが大好きです。日常生活も旅に出るときも女装をしていきます。周囲の人に知られると反応に−4の修正がつきま
す。
演技をしてごまかす(自分を女だと思わせる)こともできます。しかし、容貌が魅力的以上でないとごまかすことはできません。容貌が『魅
力的』なら反応に修正無し、『美人』なら反応に+2、『超美人』なら男性に対しての反応に+4、女性に対しては+2の修正がつき、また、
『美声』があればさらに反応に+1の修正がつきます。
また、女性の「男装癖」は「癖」として処理して下さい。
ぜいたく(−10CP)
あなたは並より高級な物しか身につけたい、持ちたい、買いたいと思いません。このため、『浪費癖』、『けちんぼ』とは一緒に取れません。
高級な物を買ったり、拾ったりするのを我慢するときや、粗末な物を買ったり拾ったりするには意志判定が必要になります。また、高級品の
入手する代償が多大な場合には+2以上の修正がつき、その逆に粗末な物に多大な代償を伴う場合には−2以下の修正がつき、成功しな
ければ得ることができません。
この特徴を持つキャラクターは身につけている物が高価なため、『金持ち』と同じ反応を得ることができます。
尊敬(−5CP)
あなたはある人物(人間なら)を尊敬しています。『熱狂』のレベルを下げた特徴です。よって『熱狂』と一緒に取ることはできません。また、
これは最も尊敬する人を対象とするので、二つ以上取ることはできません。
ためこみ屋(収集癖)(−10/−20CP)
あなたは何か役に立つのではないかと思い、物を取っておきたがる癖があります。物を捨てることができません。物をあげたり捨てたりす
るときには意志判定で成功しなくてはなりません(−10CP)。
−20CP分になると役に立つような品物を金銭の許す限り片っ端から買ってしまいます。我慢するには知力判定(意志判定ではなく)に成功
しなくてはなりません。
また、上記(−20CP分の)判定を行うときには−3の修正がつきます。
この特徴を分野別に(「賭博」や「料理」のように)しぼると獲得できるCPは五分の一になります。これは『収集癖』という名称に変わります。
沈着(5CP)
自分の『恐怖症』の対象以外で、あなたがパニックになることは滅多にありません。『恐怖症』以外の恐怖判定に+2です。プレッシャーの
下でも平気な顔で、興奮を表に現すことはありません。しかしあなたは無謀なわけではありません。
同性愛者(−20CP)
内容は『好色』と同じですが、対象が同性になります。この事に気づいたNPCは反応に−3の修正がつきます。
人なつっこい(−5/−10CP)
あなたは人とつきあうのが好きです。−5CPの場合、あなたの人々に対する反応修正は+2です。しかし、独りぼっちになると非常に不快
となります。一人でいるときの精神技能判定すべてに−1されます。
−10CPの場合、反応修正は+4、一人でいるときの精神技能判定に−2、さらにまわりに4人以下しか人がいない場合も精神技能判定に
−1されます。
マゾヒスト(−15CP)
あなたは肉体的な痛みに快感を覚えています。ダメージを受けたとき、知力判定をし、失敗すると快感に身を委ねてしまい、次のターンは
行動不能(何の行動もできません!防御は受動防御のみ)になってしまいます。魔法の集中も当然切れてしまいます。
あなたがマゾヒストだと気づいたNPCは反応に−5の修正がつきます。
まぬけ(−10CP)
あなたはウイットさに欠けています。思わせぶりな言葉の裏にあるものはさっぱり理解できません(《性的魅力》に抵抗する場合の意志判定
に+4)。《礼儀作法》の技能に−4され、たいていの人々からの反応に−2されます。
魔法過敏症(−3CP/LV)
『魔法過敏症』は射撃呪文、魔法の武器による攻撃、及び水晶球を用いた《神託》などのように直接的でない情報収集呪文に対して効果
を持ちません。また、超能力に対しても効果がありません。『魔法の耐性』とは異なり、『魔法過敏症』は範囲呪文に対しても普通に働きます
(2倍したりはしません)。
『魔法過敏症』とそのレベルは、霊気を見たり、そのキャラクターに対して呪文をかけることによって知ることができます。
『魔法過敏症』のレベルは呪文に対する抵抗力からも差し引かれます。あなたはとても魔法の影響を受けやすい体質です。あなたに対し
て呪文が使用される場合、術者の技能レベルにこの特徴のレベルをボーナスとして加算します。
☆魔法の素質LV4以上(35CP+10CP/4LV以上の追加LV)
あなたの魔法への適正は人間レベルを超えています。
LV3以下と特に変わりはありませんがこの特徴を取るときは特殊な背景が必要です。
両刀使い(−30CP)
これは二刀流ができるという意味ではありません!(笑)
内容は『好色』と同じですが、対象が人間ならば男性、女性両方になります。つまり美人なら誰でも良いのです!
純真なNPCがそのことに気づけば、あなたへの反応に−4の修正がついてしまいます。
冷静(15CP)
あなたは落ち着いていて、どんなときでも冷静に判断することができます。演じるときは熱くならないように常に落ち着いた様子でプレイし
て下さい。恐怖判定の時、+3の修正があります。魔法の維持や集中の間の集中が乱れそうな時の知力判定に+3の修正がつきます。長
距離射程武器の技能に+1、狙いに+1の修正がつきます。
『冷酷』と一緒に取ることもできます。
冷淡(−6CP)
あなたは残酷ではありませんが、他の人の不幸に関して無関心です。迷子の子供や乞食がいても無視します。《言いくるめ》などの社会
技能(とそれに対抗する場合)に−2の修正があります。