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タイトル |
評価 |
| 感想 |
| 00.03.29 | ヒマラヤ杉に降る雪 | ** |
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少年少女時代の杉林内の映像が美しかった。イーサン・ホークも大きくなったのだなぁ、としみじみ。
途中に幻惑的な回想シーンがあって、そこは映像美として楽しめる。しかし、映画そのものはあんまり面白いとは思えなかった。
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| 00.05.01 | アメリカン・ビューティー | ** |
面白かった。ポジティブ・シンキングとか、前向きに生きるとかおっしゃる方々に見せたいモノだ。
しかし、この手の言葉を紙に書いて壁に貼るような軽薄なタイプって、一方で、評判を鵜のみにして『アメリカン・ビューティー』も「考えさせられるよねー」なんておっしゃったりもするので、困ったりもする。
お前のことだよ!と言う突っ込みはこっそり、心の中で。
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| 00.05.04 | ボーン・コレクター | ** |
オチというか、犯人とその動機に拍子抜け。犯人のデンゼル・ワシントンをに対する恨みと、連続殺人という行為とを結び付けるのは無理があるように思うんだけれどなー。
デンゼル・ワシントン、演技力って気張って言う程の映画かーい、と突っ込みたくなる。連続殺人モノなんだけれど、女性捜査官ってとこは『羊たちの沈黙』、殺人のシーンの見せ方は『セブン』、推理する人が動けないって点は『コピー・キャット』を思わせるのだ。
女主人公は、すごくいい。キュート。唇がたまらなく、いい。あとにも書いている『60セコンズ』に出ていた人だ。
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| 00.05.20 | マーシャル・ロー | *** |
デンゼル・ワシントン、こっちの役の方がいいと思う。まぁ、どっちも正義の側ではあるが。
FBI(デンゼル・ワシントン)と、軍(ブルース・ウイルス)のぶつかり合いで「国民」を味方に付けたデンゼル・ワシントンの勝ちー!と言う感じ。なんせ、兵士も国民だもんね。ここを見て、アメリカ国民はFBIに対して評価を上げるのかな。拷問のシーンで、デンゼル・ワシントンが怒りを見せる。一方、ブルース・ウイルスは、非常事態で情報を得るためであるから「当然」と言う立場。CIAの女史は、必要悪なのだ、「この手を使うより仕方がない」という立場。鮮やかな対比だ。ここでも、FBIの株を上げる。
疑問点が一つ。CIAと一緒に仕事をしていたというイスラム急進派に詳しい女史(アメリカン・ビューティーで母の役してた人)が「イスラム急進派は、進化している。前は、頭を叩けばグループは解体した。今、次々と変容して新しいグループが生まれる。」とテロリストの頭が単純に一つでないことを示唆した。なのに、映画の最後で急進派の一人を水浴場で倒してめでたしめでたし、になるのはどうしてだろう。どこかで、彼がトップの中のトップだという描写があったっけ?
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| 00.06.17 | リトル・ボイス | ** |
主人公のリトル・ボイスの声が可愛い。内気な主人公、色気がないように見えるところが壇ふみに似ていると思った。M・モンロー、エリザベス・テイラー、ジュディ・なんだっけ(サウンド・オブ・ミュージックの人)の声で次々と歌うところ、私には似ているか似ていないかの判断は本当とところ付けられない。でも、映画内で評価される感じはよく分かる。あの時代の映画中の歌が次々の歌われて、楽しかった。
マネージャーの二流っぷり、母親のバカっぷりがいちいち大袈裟で面白い。
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| 00.06.02 | エリン・ブリコビッチ | *** |
ジュリア・ロバーツのマシンガントークっぷり、よかった。バイク音をうるさく鳴らす隣人への啖呵は、後々、彼女が見せる数字を記憶する能力の高さへの伏線ともなっているし、それ自体も小気味いい。
ビデオになったのを、もう一度見ていて気が付いた。水道局事務所で公文書をコピーするシーン。公害会社から圧力を受けた事務所管理の青年がコピーをやめてくれるよう、頼むけれど「公開されている文書なのよ。」とつっぱねる。これって、『ペリカン文書』にもあったー。冒頭から30分以内。「準公文書だから、公開されているのよ。知らないの?」と係の人に強気で言うシーン。似てるー。
それと、カメラの動き、画面の色感、質感が変わっている。台所や、道路のオレンジ味の強い撮り方、法律事務所のドキュメンタリーっぽいカメラの動き方。ジュリア・ロバーツが職探しのために次々と電話する場面。結構、好き。
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| | シャンドライの恋 | ** |
最初と、最後のアフリカ大陸の楽器を抱えて歌う老人は、なぜ出てくるのだろう?長々と歌っていたんだけれど、土の香りがする音楽と、シャンドライが聞くジャマイカン・ミュージック(みたいなポップミュージック)と主人公の男の人が奏でるクラッシクが何かを象徴していたのだろう。私には、ちっとも理解できないけれど。
ただ、最後の二人が寝た後、玄関のベルが鳴る場面はよかった。ベルの音に固まったように動けない二人。シャンドライは、主人公の男の人の腕を胸に抱え込む。そのまま、動かない。ベルは鳴り続ける。結構な間と、カメラの切り取る場所が変わって、それから、また二人を映す。シャンドライは、抱えこんでいた腕を離し、玄関へと向う。
他には、シャンドライの態度。主人公の恋心を拒否しているのだけれど、自分の部屋でごはんを食べているときにドアを開け放しており姿をのぞかせたり、掃除用の布を主人公の男のいる階下に、うっかり落としてみたり。まるで、気をひいているかの態度。無意識の媚態という感じ。
シャンドライ役の女の子は、『MI2』に出ていた。男の方は、誰なんだろう、見たことあるような顔。
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| 00.07.06 | ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ | ** |
「いい!最高!」「感動したー!!」と「!」マークで声高に叫ぶ程の作品ではないと思う。と否定的に言うのは、「感動したー、あたし好きー」という声を街で聞くからである。そして、見たけれどつまんなくて寝ちゃったという人に対して「信じらんないー」と言い放つからである。どこに感動したか言ってみろー!と問い詰めてみたくなるのである。
見ながら、村上龍がチラチラ頭に浮かんだ。この人の映画『KYOKO』や、短編集『悲しい熱帯夜』
の印象が残ってるせいかも。でも、あの映画の中の状況なんかは、村上龍は好きそうな感じではある。
カーネギーで行われたライブの映像と、メンバー一人一人のインタビューが交互に挟み込まれる形の映画
である。メインボーカルのおっちゃん、おばちゃんのデュエットの録音場面がええねー、思った。向か
い合って見詰め合って録音するんだけど、さ。おばちゃんは、おばちゃんと呼ぶには、かっこよすぎなん
だが。
彼女に対するインタビューは街を歩きながら行われる。この女性ボーカリストが自分の持ち歌を街を歩きなが
ら、街に立っている人たちに歌って見せると、フツーの女の人が呼応するように歌い出して掛け合いを演じる。いや、歌が密着してる街って感じで、この場面はよかった。
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| 00.08.19 | リプリー | ** | |
『太陽がいっぱい』のリメイク、になるのかな。マッド・デイモン好き好きー、と思って見に行くと役柄のため、脂汗を浮かべた冴えない男の人にナリきってたのでした。ちょっと、寂しかった。
繊細な青年役がぴったりな人ですが、洗練されていない人役にそのままに演じているため、見苦しい、という感想をそのまま、映画への低い評価につなげている感想も目にしました。多分、『太陽がいっぱい』では、アラン・ドロンがした役であるために、見る方も期待していたのでしょう。
この映画で、ジュード・ロウを初めて見たのですが、かっこいい。素敵。あごが割れている、もみ上げのところが巻き毛になっているという濃さもなんのそのの魅力である。おかげで、『クロコダイルの泪』も見に行ってしまった。『ダカダ』は観たことないのだが、今度観てみようっと! |
| 00.09.2 | TAXi2 | * |
80年代風悪党が出て来てびっくり。
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| 00.09.12 | 60セカンズ | ** |
エンジン音でかい。あんな車に乗ろうと思ったら、相当、野太い性格でないとダメなんだろうな。
ヒロインのねじり髪、いいな、かわいいな。あのくちびるだとリップスティックがなくなるの早いだろう
なー。乾燥する季節はひび割れないように気を付けなくっちゃ。 でも、苦労しても、あの唇は得難いぞ
ー。
ニコラス・ケイジについては、ちょっと油断ならない感じ。「ユーモア」を纏おうとしてる不自然さを感じてしまう。気のせいかな。今後の動向次第か。 |
| 00.09.13 | ホワイト・アウト | ** |
織田裕二の映画だ。本人はテレビで「和製『ダイ・ハード』と言われたくない」、と言っていたらしい。でも、『ダイ・ハード』だよ、いいじゃん、それで。
ダムが襲われて30分くらいで、織田の息があがっていたので、体力持つのかな−、と思っていたら、走
る、滑る、泳ぐ、担ぐ、格闘すると、息切らしながら休む間もなく動いていた。そういうスタイルなの
ね。「なんなんだー」と言いながら、状況の把握と環境への適応性バツグン!よっ、ニューヒーロー。
松しま奈々子が機関銃もつシーン、やっぱりねー、という感じ。機関銃もって、斜に見据えるのよ、ジ
ャパニーズヒロインは。髪の毛がはらりと目にかかったりしてさ。あーあ。
早めに倒れた左翼の男の免許証の写真、テロリスト達の服装、言動が、あまりにもあれなんで楽しかっ
た。
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| 00.09.16 | ミュージック・オブ・ハート | * |
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動く画像恋しさに、こんなものも観てしまった。
メリル・ストリープのベッドシーンはいらんと思う。誰へのサービスだ?グロリア・エステファン
のラブシーンだったらよかったのにさ。 |
| 00.09.29 | ルナ・パパ | ** |
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最終日最終上映だった。寓話っぽいところ、『髪結いの亭主』の監督の映画に似てる気がする。あっちは、世間を相手にしてなくって、『ルナ・パパ』では、世間にさんざ苦しめられてる違いはあるけど。 |
| 00.10.07 | カノン | * |
じじぃの妄想っぷりときたら、現実にいるあいつらのようで、ふー、重ッ苦しいヤな気分になった。サルトルの短編『エロストラート』に、ちょうど似たような男が出て来た。
なんやら、この種の映画やら、本って、よい、評価されるんだけれど、私は好かん。そういう頭の構造を持ったヤツがおることは「理解」するけど、「共感」できんし。虫酸が走る。なんか、わざわざ、そんな男、観に出かけんでも、ええわい!と思ってしまう。
男のモノローグにいらいらしてたけど、それこそ、あの映画にはまってしまった、ってことなんだろう。
ぐるぐるぐる妄想の螺旋階段で、下へ下へと降りていく感じの映画だった。 |
| 00.10.08 | 美少年の恋 | ** |
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視線ではじまる恋、その視線の力を私は信じる、というか、身の覚えがあるというか。なはは。
映画もよかったけれど、そのあとのトークショウも楽しかった。映画の翻訳をなさった水田奈穂さんの
おしゃべりがすごく楽しい。あんな風に人をつり込むしゃべり、ってのができる大人の女ってよいわー。
ミーハー心のきらめきもまた、こちらを楽しくさせる。 |
| 00.10.14 | インビジブル | * |
透明人間モノ。量子亜変換ってなんだ?「バカ言ってら」と笑うには、生物学の知識がなかった。
脳内超伝導と同じくらいトンデモな話に思えるけれど。原作はA・ロンバートらしい。(※違うって!でも誰だろ)
どんなもっともらしい嘘をついているのか、読んでみたい。でも、「『まぶたが透明だから、光がまぶし
い』って、どっちにしても水晶体も視神経も透明で、光を素通しして何も見れんやろ!」という突っ込み
はすまい。
映画では、透明化したセバスチャンが悪の面が成長する部分は説明不足。それに、セバスチャンの所業
に後から、ゾッとするところはもっと強調した方がよい。マスクの外出から帰って、同僚とかわしたほの
めかしのセリフの効かせ方が足りないし。同僚達へのイタズラを、もっとささやかにしておいた方が、効
き目があった気がする。時間と伴に、兇悪性が増すところが強調されたのに。黒人女性の用心深さは伏線
としてうまいと思った点。セバスチャンの隣人が無防備すぎるのが、現実らしくなくて腹立たしい点。女
性に対してのイタズラばかりが強調されていたのが腹立つ。セバスチャンの悪質さを際立たせるため、と
いうより男の妄想を喜ばせるためのサービスシーンとして使われたように思われてならない。
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| 00.10.21 | バトルフィールド・オブ・アース | * |
原作はアメリカですごく有名な人のものらしいし、すっかり人気復活したと言われているジョン・トラボルタも出演しているのに、どうして安っぽく見えるのだろう。私の見方がいけないのかな。
観たことない『インディペンデンス・ディ』に似ているシーンがあった。特攻隊式攻撃。地球を制圧した異星人が生活用に建設したドームを破壊するシーン。このドームは、地球上の空気と成分が違う気体が満ちている。ここを破壊すれば、侵略した者たちは、破滅だ。ドームの破壊のために泪を浮かべなから、戦闘機でドームへと突っ込む。確か『iddd』でも、元空軍パイロットでアルコール中毒のおじさんが、家族を想いながら敵方へと
戦闘機で突っ込んでいったんじゃなかったっけ。作戦ではミサイル発射でOKだったんだが、不足だったから
自爆しかないっと思いつめて突っ込む。彼の自捨的行為が地球を救う。そして彼以外にも、大勢の人々の、個々が自分を投げ出した無名の英雄的行動により危機が乗り切られる…。
いろんな人々のエピソードを突っ込んで涙を誘うシーンを作り出している映画って多い。けれど、2時間から3時間の短い時間で、いろんな人生を描くのは難しいみたい。そんなに泣かせたいかー、と悪づきたくなることもある。泣くけどね。
しかし、侵略側の異星人と地球人の吸う空気が違うためにしている両方が互いの環境で装着する鼻チューブ。鼻をつまむように装着し、背負ったタンクから空気を吸入するようになっている。これを着けた状態から、外し深呼吸する画は、いかにも空気が美味しそうに見えた。鼻の形のおかげだ。通った鼻筋とくっきりとした小鼻。多分、鼻の形のおかげで役が決まったのだと思う。『誰がために鐘は鳴る』以来の鼻の形で役が決まったケースだ。多分ね。 |
| 00.10.28 | X-メン | * |
じーさんの元気がいい映画である。 つるつるのじーさんは眼が綺麗。髪ふさふさのじーさんは着こなしがグー! 体付きもすばらしい。
あと、サリーちゃんのパパみたいな髪型の主人公、かっこよすぎ。しかし、70過ぎたじーさんと、20代の若者で構成されている 組織、壮年、中年はどこいったー? |
| 00.11.19 | シャフト | ** |
人、撃ちすぎ。殴りすぎ。単純すぎ、シャフト。アホWASPが帰国したその場で逮捕って、そりゃあんたはス
カっとしただろよ。でも、単純にヒーロー扱いってのはどうなんだいー、と思っていたら、やっぱり保釈さ
れてしまう。そのくらい、予想つくやろー。
ヘイ、YO-!のシスター&ブラザーな世界を期待して観てると終わったあと、アレっと肩すかし喰らう気分。
あけすけな言葉と視線のやり取りする彼等のパワフルなシーンは、ほとんどない。一瞬だけあるのは、バー
のカウンターにいるガッツな姐ちゃんとの会話。「この腕で寝るのと、でっかいのどっちが欲しい?」「ま
ず、でっかいのちょうだい、その後、抱いて慰めてよ」「(ニヤリ)オレはいつだって慰め上手さ。」これ
だけ。えーん、かっこよくない。
だぁー、ソウルフルに動かんかい。ソウル音痴め。この場合、サミエルのせいじゃないぞ、きっと。監督に
その手のセンスなし、だな。 サミエルは、かっこよかった。テレビで、試写会見た日本の女優だかなんだ
かが、***(何だっけ、衣裳をデザインした人の名前、ゴルチェ?)の着こなしがかっこよかった、と言っているところを見た。「アホか、服のことしか言えんのか」と思ったもんだけれど、着こなしと身のこなし位しか言うところがないというのも、事実ではある。
この映画で、一番よかったのは、アホ酔っ払いWASPが酒場でブラックの男性を誹謗した後の、ブラック
男性の行動。映画や小説で見聞きする振舞い。分かりやすい悪意に対するの受け止め方、返答の仕方が上手。こういう場面で上手、というコトバは適切ではないけれど、悪意にユーモアで返すやり方。
店中の人々は、返答の仕方に喝采の笑いを贈ったのも、そのまんま、それがバカたれWASPに対する嘲笑で
もあったのはホントのこと。それが、差別主義者のWASPの殺意に火を付けたのも事実。
でも、このシーンにしても既視感がある。悪意をユーモアで返す男、喝采で賛意を示す聴衆、そ
れを侮辱と受け止め殺意を抱く差別主義者、もう何度見たことか。願わくば、主人公のシャフトにあぁいう
鮮やかなコトバの切り返しをさせて欲しかった。銃とか拳ではなく。
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| 00.11.12 | チャーリーズ・エンジェル | ** |
ドリュー・バリモアの戦闘シーンよかったわん。ダメ男の女神っぷり爆発。コートニ−・ラブみたいな感じ。(誰も同意してくれないだろうけれど)
キャメロン・ディアスは夢で踊るシーンが最高だった。目覚めてあとからも踊ってるんだけれど、なんだかとってもアリー・マクビールだわ。ソウル・トレインでのシーンなんて、もう! レネはどこで出て来るんだい、と思った。「ロスには、イイ男少ないんだ」ってキャメロン・ディアスは言ってし。アリーも言ってたぞ。
「イイ男なんて、州に二人しかいないんだ」ってさ。やっぱり、似てる。
でも、あんなにやせなくてイイのに。『マスク』の頃の体型が、よかったな。あ、でも、あれだけ細いと、あの全身白タイツでも、見苦しさが全くない!それは感動。
ルーシー・ルーも、よかったわん。キャンピング・カーにマシンガンが打ち込まれて天井に貼り付いて難
を避けるシーンは、むっちゃ色気あり。
しかし、全体に戦闘シーンで息遣いが荒すぎる。これって、体力的には男より非力な面を強調してるの
か、息遣い音も誰かへの何かのサービスなのか、何の効果を狙っているんだ??私は、軽々と闘ってみせる
演出をしてくれた方が、より面白がられたんだけれどな。 |
| 00.11.22 | 漂流街 | *** |
『美少年の恋』に出ていたスター役の男の人が、及川の部下をやっていた。なんだか、とってもサラリーマン金太郎の人に似ていたぞ。及川光博(だっけ?)と二人、とってもステキな雰囲気を醸し出していた。ぶるる。醸し出すと言えば、及川の役する中国人の趣味はすごい。思い付きもしなかった、フィギアと緊縛の組み合わせ。でも、そうなんだ、フェティッシュな方々にとっては、そりゃ、当然な組み合わせだわ。ディレッタントの道は深い。映画観ていて、声上げてしまった。目からウロコ度高し。
主人公の男の子のにへら、と顔を崩す笑顔は、「軽薄」という感じでよかったわ。特に、クライマックス
前, 恋人に「(アンタは)ホンモノの男だもん」と言われて、にやり、とするシーン。深刻なんだか、軽い
んだか。それが、この映画監督さんの持ち味なんだろう、きっと。
吉川晃司が、ヤクザ役で出ていた。このホクロどっかで見たよ、誰だっけと思いながら、観てた。吉川兄
貴!と思いながら見てる人たちもいるだろうに(いるのか?)、私ってばのんきだ。でも、先入観なしで
よかった、と言うことにしておこう。その吉川にいさんの下で、一緒に行動していたモヒカンの男はなん
と言う名前だったけ。腰の軽そうな感じが前から好きだったんだけれど、今回、とってもぴったりの役柄だ
と思えた。「なりゆきっすよねー」のセリフがぴったり!エンディングのスタッフロールのバックでのラブ
シーンも、またよろし。 |
| 00.12.23 | 6d | * |
「安い!」と叫びたくなる映画だった。アーノルド・シュワルツネッガーのジョークのセンスは今イチだと思う。彼は今、何歳なのだ?フケてるぞー!!鏡に向って力コブというのは、体自慢を逆に自分で笑ったとして受け止めるけれど、それ以外の例えば、クローン人間を殺すシーン、ためらいが無さ過ぎ。しかも、「ずっと死んでろ」とか同一人物のクローンの死体が積み重なってるのを見て「自分をファックしてらー」とぬかす。趣味悪いよ。タフガイぶっているけれど、勘違いという感じがする。エロオヤジぶりは魅せてくれたけれど。
クリントン・イーストウッドの線を狙うのかな?タフな男の役->政界入り。ひょっとして、映画の中のあのかっこ悪い服装は政界入りを視野に入れてのもの?保守的な格好の方が政治家としては望ましいって?それとも、パパ役にはあのくらいがリアリティあるから?
敵役のクローンの女はC.C.ガールズの一員に似ていた。もしくは、広田玲央奈。
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| 00.12.27 | コヨーテ・アグリー | ** |
青春もの。一歩踏み出したいけれど踏み出せない主人公。少年との出会い。恋と成功の物語。
陳腐でしょー、と思う一方でちょっとイイと思ってしまう。アマチュア・デイに人前で歌えなかったシーン、
アパートが荒らされていたシーン、練習上代わりの屋上で、隣のアパートの窓でダンスの練習をする少年を見つけるシーン、恋人が作ってくれたチャンスをダメにしたシーン、クラブでのケンカを歌で止めてしまうシーンなど、かゆーくなるすれすれだ。けれど、元気が出る映画だ。主人公の仕切りっぷり、クラブ店員たちの踊りっぷりとスタイルのよさ、すっとする。
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| | スペース・カウボーイ | ** |
| じーさんが元気がいいというのはいいことだ。
おかっぱ頭のNASA(?)の研究者は、かまととっぽいと思う。クリントン・イーストウッドは老いてなお…。
映画始まってすぐの妻とのラブ・シーンがねー。筋張った手で尻をぐっとつかむ仕草を観ると、何と言うか
感心すらしてしまう。
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| | オーロラの下で | * |
節操というものが無いのかー、と怒りの一声。この映画のジャンルは、ハートフルサイコサスペンスSF with "CG画像が売り物です" である。「泣かせ」「家族愛」「サイコサスペンス」「パラレルワールド」それは無茶やろう、そう誰もが思ったはず。映画を作っている人達以外は。
殆ど前知識なしに映画見始めて、でも始まって5分で分かった。トラックのカーラジオから雑音混じりのニュース、「ナイチンゲール殺人」。このフレーズを聞いた途端、「無茶だー」と叫んだね、心の中で。
やっぱり無茶だったね。
パラレルワールドの描きっぷりもなかなか混迷。現在の主人公の目の前で、過去が書き変わる。机の焼け焦げ、記憶、犯人の腕だってみるみるなくなる(CG大活躍)。力技と言ってもいいのかも。とにかくハッピーエンドなんだから問題ないでしょ、ってことよね。
父親のファイヤーマンぶりは、『バックドラフト』を彷佛とさせる。
しかし、主人公と父、母役どちらもすごくいい。チャーミングだった。特に、若い頃の母役のすらりとした足。若い頃の父も雰囲気がよい。 |
| | 13days | * |
アメリカの'62年のキューバ海上危機のハナシ。JFK、ボビ−、オドネルや委員会のメンバーがいかにして戦争を回避したか、という物語。
映画を観終わったあと、後ろでカップルの会話。「なぁ、映画に出ていたボビ−って、ケネディーの弟なんだぜ。」「えー、そうなんだぁー。」
映画の中でも、ちゃんと言ってたぞ。「兄さん」って。
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| | ボーイズ・ドント・クライ | ** |
田舎は、少数者にとってサバイバルするのは厳しい。保守的な町で起きたトランスジェンダーの少女を巡る悲劇ってヤツ。
昔から異端者は都市の中に隠れるのが常套なのに、なんで田舎に暮らすかななー、この主人公は。
それから、主人公は、なぜあんな鼻の下にうぶ毛をはやしたような少女に惚れたのだろう。
主人公の行動全てとつながるような気がする。
もっと良く生きて行けたのに手近なものに満足する堪え性のなさが災いとなって、生活も何もさながらローリング・ストーン、と私には見えた。
境遇にめいいっぱい同情しきれないのというところが悲しい映画である。悲劇というものは、その受け手に心底同情してこそカタルシスを得ることができるのだと、この映画でよくわかった。
多少は、「自業自得」という言葉が脳裏にちらつくもの(結構、勇気の必要な発言をしてしまった気がする)。 |
| 00.08.04 | あの子を探して | ** |
| 感想 |
| | インサイダー | ** |
アル・パチーノ主演のノンフィクションもの。煙草業界を告発したテレビの報道屋と告発者のハナシ。
映画はともかくも、アル・パチーノってかっこいいわ、と思えた2本目の映画。やっと魅力的に見えてきた。大人の味覚ってヤツ?ちょっと、オレ主人公っぽい感じはするが、いいのだ。 |