第十話



新しい車にやっと乗せてもらいました

「あーちゃん、アロハ!」
デグチ氏が耳打してくれたところによると、今朝方ワイフはこんな寝言を言っていたらしいです。知ってるんです。ワイフには怒られてばっかりいますが、それなりにかわいがってもらってんねん。いつも一緒!

デグチ夫妻はショッピングにも私をつれていってくれます。車にのっけてもらって、そとの景色をながめて5分、ウォーナンブル・ゲイトウエイ・プラザがいつもいくところです。
雑貨のKマート、それからBI-LOとFraklinsという大手のスーパーが2軒、洋服やさんが4軒、薬局、銀行、パンやさんと酒屋さんがあります。



ゲイトウエイ・プラザの前でワイフを待つわたし

今朝、私のメル友が(オオサカのワイフの友達が私にメールくれます)「アロハちゃん、お店に入られへんの?」っていっていましたが、私はショッピングセンターの入り口のベンチで待っています。犬とネコは入れません。ガイド・ドッグ(盲導犬)くらい頭がよければ入れますが、私は犬の学校の一年生を二度も落第しているので、とてもとても。

きのうは外で待っていたら、いろんな人に頭をなでられて、「かわいい」「きれい」「よく手入れしてあるね」といわれました。ワイフは嬉しさを隠し切れないようでした。

土曜日のあさ、二人はショッピングします。オーストラリアの人は、だいたい週に一度だけ、食品と雑貨をまとめ買いするのが常識です。それと、新聞やさんで、宝くじをかいます。天気のよい日には、歩いて行きます。

ワイフは一週間にだいたい食費に50ドルくらい使います。
デグチ氏が新米教師のときは、最低給料だったので、一週間の食費は30ドルくらいでした。週に100ドルの家賃を払って、光熱費や雑費、ガソリン代を加えたら、給料は全然残りませんでした。(税金は給料の30%です)
日本の人は日本円にしてなんでも計算するので、「オーストラリアは物価が安い」となめたことをよくおっしゃいますが、給料はドルだし、しかもデグチ氏が日本で働いていた時の給料の半分以下です。

いまだにふたりで
「あのころ、ほんまよう生きてたなあ」と言っています。

節約が趣味のワイフも、胃潰瘍をしてから、少し節約をゆるめるようになり、ゆったりしてきたようです。デグチ氏の給料もレベル6(レベル12まで)になり、だいぶラクになりました。
でも、私のドッグフードはスーパーでも一番安いやつです。

それではこのへんで。

アロハ・イザベラ・デグチ

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