第十一話
このあいだ、和太鼓の坂本さんカップルがやってきました。私は犬なので学校で行われたワークショップにもコンサートにも行けませんでしたが、デグチ氏が行ってきたのでそのお話をします。サカモト氏(トシさん)とワイフのジュンコさん(二人あわせてトシジュン)は、いまやオーストラリア全州にその名を知られる太鼓出張サービスと、メルボルンに太鼓教室をもっている、ジャパニーズ・ドラマーです。
今回はウォーナンブル・カトリック・スクール・ネットワークの小学校七校をすべてカバーしてもらいました。子供たちとのワーク・ショップでは、はじめにトシジュンが和太鼓のパフォーマンスをしたあと、実際に子供たちに太鼓をたたいてもらいます。トシさんのリードにあわせて、子供たちもトントンたたきますが、トシさんがスピードをあげたり、ちょっとテクをつかったたたき方をすると、子供たちはついて行けなくなります。また、それがおかしくて大騒ぎです。
太鼓パフォーマンスの最大のおもしろさといえば、子供たちが太鼓をたたけるということでしょう。また、和太鼓の基礎知識についても少々学べます。デグチ氏もワイフも太鼓が牛の皮で作られてるとは今の今までしりませんでした。
デグチ氏の大阪の実家には、デグチ氏のパパの三味線があるので「三味線はネコちゃんのかわー、蛇皮線はヘビ吉のかわー」と弾けもしないのに嬉しがってギターでまねをしていましたが、太鼓にはお手上げですわ。ワイフもワイフで、リズム感が皆無なのか太鼓を同じ間隔でたたくことはできません。ちなみにワイフはスキップも苦手です。
サカモト夫妻とは長いおつきあいで、このふたりはオーストラリアの日本人カップルのなかでも歴史に残るほどの大恋愛をして結ばれました。そのあたりの事情は、メルボルンの日本人コミュニティーペーパーにもサカモト氏ご自身が、どのようにしてジュンコさんをゲットしたかを赤裸々につづっておられますので、そちらをご参考にしてください。お二人は、いまでも四六時中一緒にいるほど仲がよいです。「50年後には離婚しよ」と冗談でも離婚の話ばっかりしているデグチ夫妻とは全然ちがいます。
今回は、私の家で夕食をご一緒させていただきました。私は例によってゲストが来ると嬉しくて嬉しくてたまりません。でも、トシジュンさんは優しいし、日本語通じるし、いっぱい遊んでもらって、デグチ氏らと食事してからもずーっと相手してもらいました。
トシジュンさんたちも、メルボルンにお家を買ったそうです。こんどは私もとまりに来ていいって! 私はウォーナンブルとコロイトしか行ったことがないねん。でも、メルボルンへ行くには、注射をしていかなあかんらしい。ウォーナンブルは涼しいので夏でも蚊が出ませんが、メルボルンはぬくいので、私のきらいな蚊が多いので、注射が必要なんだそうです。
いややわあ。でも、サカモト夫妻大好きなので、いつか私も和太鼓ドックになろうかな。
ではこのへんで。
アロハ

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