第九話
I, Aloha Isabella Deguchi, promise
to support Mr. Deguchi by being his special web dog
(わたくしアロハ・イザベラ・デグチは、これからもホーム・ページでがんばります).

ビクトリア州総督から賞状を受け取るデグチ氏
昨日、またもやコロイトのペットリゾートに行ってきました。デグチ氏が迎えに来てくれましたが、私はプレイタイムだったので部屋におらず、芝生のところまでむかえにきてもらったのです。デグチ氏は始終嬉しそうでした。というのも、昨晩、いいことがあったようなのです。
昨日、デグチ氏とワイフはメルボルンのGovernment
House(総督邸)に行ってきたようです。デグチ氏はビクトリア州総督のJames Gabboさんと握手までしてきたらしく、うきうきでした。私は人間とは口の筋肉の構造がちょっとちがうので、話すことはできませんが、いつも何か言いたそうな顔をしているといわれます。きのうも、そんな顔をしてデグチ氏をみつめていると、説明してくれました。
デグチ氏が招待されたのは、LOTE Award 2000のセレモニーで、LOTEとはLanguage Other Than Englishのことです。すなわち、ビクトリア州の学校教育に採用されている主要外国語科目、アラビア語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、日本語、そして今年初登場の韓国語の外国語専任教師に送られる賞の授賞式だそうです。
実はデグチ氏はこのLOTE Awardには三回目のチャレンジでした。おととし、去年と最終選考まで残りましたが、ファイナリストの賞状をもらって、Government Houseで出されるシャンペーンとおつまみをつまんで帰ってきました。しかし、今年はなんだか様子がちがうのでかなり緊張していましたが、三度目の正直で受賞した模様です。
今朝は、昨夜ウォーナンブル到着が夜中だったため、学校はお休みにしてもらいました。しかしワイフは家のローンと車のローンを忘れ去ることができず、仕事に行きました。デグチ氏は朝ゆっくり起きたそうですが、昨夜はこれまでの道のりを思い出してしみじみとしていたそうです。10年前に脱サラして31歳で渡豪、教師経験全くなし、子供がすきですきで、教えたいという情熱のほかなにもない日本男児でした。アシスタントをおえた後、一度は帰国していろいろな職業につきますが、オーストラリアで子供に教えたいという、ほとんど熱病のようなパッションにはさからえず、ふたたび渡豪。ラ・トローブ大学の英語学校に一年、ラ・トローブの外国語教員コースに一年、そしてウォーナンブルに来た時には37歳になっていました。
その年にラ・トローブで知り合ったひとまわり年下のワイフと結婚しましたが、ワイフは一人っ子のうえ、「あの人の人柄は申し分ないけれど、あまりにも将来が不安定すぎる、苦労は目に見えているから、どうか思いとどまりなさい」とワイフの父親に大反対されたそうです。
そこまでして、どうしてワイフはデグチ氏と結婚したんやろ?
そのワイフに、「アロハ、ユウイチくんはウォーナンブルのカトリックスクールにコミットしていることと日本語新聞の発行と、教材開発と、それからこのホームページをつくってオーストラリアの小学校での日本語教育を紹介したってことで、賞をもろてんで。あんたも一応協力してくれてありがとう。これからもたのんまっさ」と言われました。
まあ、私もいちおう役にたってるってことです。でも、最近何もしてないのにおこられるのはなんで? それは、春になってからというものの、私の毛皮が衣替えなのか、ものすごく毛が抜けるのです。ゴソっと。それで、私がワイフにすりよっていくと、アロハは毛いっぱいつけるからあかん! とおこられます。私はシーズーのロン毛なので、一本ぬけてもすごく目立ちます。そのせいかワイフはクシャミばっかりしています。
デグチ氏は車を買ったので、私をドライブに連れていってくれるかしらん、と思っていたら、「アロハは毛が抜けるから、シートよごすしあかん」ということです。それでドライブももっぱらワイフのちっこいスズキしか許されていません。
二人とも私にもっと感謝しなあかんとおもうわ。
これからも、がんばってアロハのページを充実させたろと思てんのに。フン。
それではこのへんで。この場をかりて私アロハからも、これまでデグチ氏がお世話なった方々にお礼を申し上げます。そしてこれからも、デグチ氏をよろしくお願いします。みなさまのサポートなしには、今回の受賞はありえませんでした。
本当に、ありがとうございました。
We could not make it happen
without your support. We would like to thank you again to all
of you.
With special regards, Yuichi,Kaori and Aloha Deguchi

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