ウォーナンブルの教室から 3

3月oo日
今週は日本の小学校を撮影したビデオを見せています。5,6年生にはプロジェクトとして、ビデオを見ながらノートを取り、コンピュータ−を使ってレポートを提出してもらいます。3,4年生にはワークシートを渡して、穴埋めをしてもらいます。ビデオで動きのある画像を見ると子供たちの目は輝きます。自分たちの習った言葉をキャッチできたり、新しい発見があるたびに大興奮です。子供たちは自分たちとの違いと共通点を瞬時に見つけます。「どうして日本人は全員髪の毛が黒いの?」「僕たちと同じ数字を使って算数してる」などです。

「日本のたいていの小学校にはプールがあるんだよ」「えーっ、いいなぁ」
「体育館もあるから雨の日も体育ができるんだよ」「えーっ、いいなぁ」
「学校給食があるんだよ」「じゃ、自分のきらいなものがあったら、どうするの?」
「掃除の時間があって、トイレも掃除するんだよ」「えーーっ! きたなーい」

オーストラリアでは地域にあるプールを他の学校と順番に使います。シドニー・オリンピックでは水泳でにぎわせましたが、学校での水泳の時間は日本と比べると格段に少ないです。ほとんどの学校には体育館、ホールもありません。地域の公営施設を使うことが多いです。自分の好きなものをランチに持ってくる子供たちにとって「給食」は信じられないことのようです。午前中の休み時間にはポテトチップスやお菓子を食べてもいいのです。学校の購買部で買うこともできます。オーストラリアの学校では専任のクリーナーがいて、教室や校庭の掃除をすることが多いです。掃除は自分たちの仕事ではないというのが子供たちの認識のようです。ましてや「トイレ」なのです。「大きくなって親と離れて暮らすようになったら、誰がトイレ掃除するの」と聞くと、「クリーナーを雇う」「ワイフにしてもらう」と子供の発想は正直です。

次回ビデオを見せる時は、ウォシュレットに注目が集まることでしょう。