ウォーナンブルの教室から 9

7月○○日

先学期の話になります。私の日本語のクラスでは挨拶を中心に教えていました。ロールプレイやゲームやらで子供たちは「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「どういたしまして」「すみません」「じゃあまた」を覚えました。町で会った時でさえ、「デグチセンセイ、コンニチワ」と挨拶してくれる子供もいて、
アクティビティーの効果は大でした。

でも、マルティプル・インテリジェンスで教えている私にとって何か物足らないところがありました。歌のアクティビティーが入ってなかったのです。以前から学校の移動中の車の中でも、自作の歌を考えていたのですが、なかなかいいのが思いつかず、結局このユニットも終わることになりました。

ところが、St.Joseph's小学校に行ったときのことです。昼休みにグラウンドで子供たちと話していると6年生の女の子二人が「センセイ、歌作ったんだよ、聞いて!」と言って、自作の挨拶の歌を歌いだしたのです。それも踊りつきです。他の言葉と比べて音節が長い「おはようございます」を、私はどうしてもリズムに乗せられなかったのに、
子供たちは簡単に解決してしまったのです。

センセイの押し付けではなしに、子供たちに作らせるのも彼らのインテリジェンスを引き出す方法であったはずです。
子供たちに教えられました。子供を才能はすごい!

彼女たちの歌を聴いてやってください。

マデリン&エル