空白のホームページを埋めるべく読書日記もどきをやってみることにしました。更新がすっかり遅れているので順不同〜。
2002 01 29
「最終戦争論」 石原芫爾 (中公文庫)
立場は違うが北一輝と似たテイストだなあと思ったら、解説によるとやっぱり関係あるらしい。元々講演記録なのでとても読みやすく一気に読んでしまった。な、何かそれはちょっと強引な展開ではと思いつつ、満州の事がさまざまに頭をよぎりつつ、最終戦争論には妙に人をひく怪しい力がある。最後に(後から見るとそれが最後という訳だが)でかい戦争があって、その後世界が一つになる。…エヴァか〜世界が一つというより人類がいなくなるから一つになるのじゃないかい。
空中戦がメインになるという描写とかは懐かしい未来世界、というのも彷彿させる。この辺があいまって異様な効果をあげているのかも。スケールがコードウェイナーぽいし、うーむ。
2002 01 28
「グラムシ・セレクション」 片桐薫 編 (平凡社ライブラリー)
"Antonio Gramsci"
すげえ面白いです。こういう本初めて読んだ気がする、もっと読みたいぞ、と。大分前にイタリア共産党小史という本でちらと知ってグラムシに興味はあったのけど、いつの間にかこういう手頃なサイズの本が出ていたのでした。嬉しいす。さあ次は全集だーとはなかなかいかないけど。この本、訳も読みやすくて良いです。私はマキャヴェリも面白いよなあと思っているのだが(ハウツーものとか言ってちゃいけないか、でも「知らない人」に向けて書かれているというなら間違いという訳でも…なんて早くローマ史論3を発掘せねば)、最近はやっている気がするのもグラムシのマキャヴェリ論で見直しされているからなのかな?
2002 01 21
「コーラン」上 井筒俊彦 訳 (岩波文庫)
はやりもの。…の割にちょっと遅い私。前々から読もうとは思っていたのだが。やはりイスラムに関心を持ったらまずこれでしょう。しかし読んでみると結構面白かった。この本は注も見やすくいい感じです。確かに解説にある通り聖書のような物語性はあまりないと思うけど、ここで思わぬところで役に立つ(?)ローマ帝国衰亡史。あれでイスラム教の歴史はばっちりです(ほんとか?(^^;;)コーランの中で言及されている戦争も筆がのってます。まだ上巻しか読んでいないから続きを読まねば。
ところで、まあ宗教のことなのでやたらなことを書くのも恐い気がしなくもないが(しかしこれを読んでいる人はろくにいないだろうからいいか)イスラームの教えって、読んでいるとどーも老子が思い浮かぶんですけど。私だけかい??全然違うてのは当たり前だが…。
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