「新入生みなさんへ」
経営学研究会顧問 牧浦健二
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
最近、大学生になることが人生の最終目標点であるとか、大学の四年間は休息期間であると考えて、無為に過ごす学生が目立っておりますが、彼らは、大学生活で与えられる比較的自由な時間という権利が、自分で目標をたて、計画的に勉学することにより、自己研鑽するという義務と引き替えに与えられておることを自覚しておられないのです。
「大学生活を如何に過ごすべきか」について真剣に自問しておられる、新入生のみなさんは、「大学では、勉学のみではなくて、交友関係を深め、社会人として必要な態度を身につけなければならないこと」を自覚されておられるでしよう。
みなさんは、受験勉強の経験から、読書量を増やしたり、まじめに授業に出席しても、知識の獲得量が増えるのみで、自ら問題意識をもち、解決方法を模索し、創意する、つまり、「自問自答」という知識の獲得能力は強化できないことに気づいておられるでしよう。また、アルバイトや学習塾などの経験から、一時的なグループでは、交友関係を深め、生涯の友を見出しにくいことも知っておられるでしよう。そして、高等学校や中学校で親友をクラスメートから出来た経験から、授業で席が決まらず、となりの人の名前すら分からない、大学のシステムを不思議に思っておられるでしよう。
大学生活では、消極的な受け身的な態度では、与えられる比較的自由な時間という権利を十分に活用することはできません。常に、チャンスは自ら開拓しなければなりません。われわれは、サークル活動の中に、勉学と交友関係を深めるチャンスを見付け、大学生活を充実させ、より良いものにしようと努力しております。経営学研究会では身近なテーマ、たとえば、リサイクル、環境ホルモン、コンビニ、ベンチャービジネスなど、われわれの日常生活に係わる企業経営の問題を研究しておりますが、常に、先輩後輩という交友関係を通じて、お互いの個性や主張を尊重しながら、成果をまとめ、公表することにより、勉学と交友関係において必要な積極的な自主的な態度を身につけてきました。
社会人として必要な態度は、世代や主張の異なる人々の主張を冷静に理解するという他者理解力と、自己の考えをまとめ、相手に納得してもらえるように、発表する自己表現力です。
サークル活動を通じて、企業経営に関連した問題について関心がある新入生のみなさん、真剣に取り組み、何かを知ったという自負心をもって卒業したい、みなさんの参加を期待しております。
近畿大学の学生のみんな経営学を一諸に勉強しよう。
近畿大学にも真面目に経営学を勉強しようと考えておられる学生諸君がたくさんおられるはずです。たとえば、このホームページにアクセスしてくれた、あなた、一緒に勉強しませしょう。
恥ずかしがり屋のあなた、ちょつと気取っているあなた、・・・企業、会社の経営に無関心でおれますか。
自分の意見を持ちたい人、自分の意見を聞いてもらいたい人、最適な機会を、われわれの近畿大学商経学会学生部会、経営学研究会は提供する自信があります。
一度21号館4階エレベータの隣の部室のドアーをノックしてください。明るい笑顔でいつでもお迎えします。
卒論を作成しているが、ちょつと、意見を言ってみたい、三回生、四回生の方、
リストラやリサイクルはもちろん、コーポレート・ガバナンスやナスダック等、新聞の経済記事やコラムに関心があり、少し勉強したい、一回生、二回生の諸君・・・
気軽に相談してください。
われわれ、近畿大学商経学会、経営学研究会は、「商経学部に在籍しているのに、経営学を勉強しないでは恥ずかしい」と考えている、学生の真面目な集まりで、経営学の基礎知識を習得し、今日の企業に関連した諸問題を調査し、検討しております。
われわれは、機関誌を年二回発行し、経営研究会を毎月開いておりますが、最近、先輩と交流するだけではなくて、他大学の学生諸君とも交流したいと考えて、「近畿学生フォーラム2000」の開催を、7つの近畿圏の大学の学生掲示板に貼り出していただきまして、2月26日、近畿大学で第一会の大会を開催しました。
小雪が降りましたが、たくさんの学生諸君に参加していただきました。
ここに謹んでお礼を申しあげさせていただきます。
なお、次回は12月2日を予定しております。今回を上回る参加者を期待いたしております。
当日の発表者と題は以下のようでした。
木村博常(近畿大学商経学部 経営学科4回生)
『中小企業経営論についてーー小さくても強い店の作り方』
岩田昌幹(近畿大学理工学部 経営工学科1回生)
『貸借対照表の話』
青山三四郎(近畿大学商経学部 経営学科3回生)
『M&Aの現状と問題点』
