牧浦の履歴
1948年 大阪市に生まれる
1967年 大阪府立夕陽丘高校卒業
1972年 関西学院大学商学部卒業
1979年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程終了
1979年 関西学院大学商学研究科研究員
1980年 近畿大学商経学部専任講師
1984年 近畿大学商経学部助教授
1994年 近畿大学商経学部教授
1995年 近畿大学大学院商学研究科 兼任教授
1996年 博士(商学)関西学院大学より授与
現在 日本財務管理学会と日本経営診断学会 理事
担当専門科目 財務管理論 経営学
研究分野 ドイツの財務管理論を学説史として研究する。
*著書*
平成2年4月 「経営財務概論」 中央経済社
本著では、「経営財務論が『収益性目標』と『流動性目標』とを同時に達成できるように、資本の運動を中心にして経営活動を管理(検討)する理論」であるという立場から、経営財務論の重要な研究領域と基本問題について検討した。
なお、構成は以下の通りである。
第1章 経営財務現象 第2章 資本の循環 第3章 資本の集中
第4章 支配の集中 第5章 株式金融 第6章 負債金融 第7章 自己金融
第8章 棚卸資産の管理 第9章 当座資産の管理 第10章と第11 章 投資決定法
第12章 財務分析 第13章 利益計画 第14章 資金計画 第15章 企業予算
第16章 資本コスト 第17章 資本構成 第18章 MMの資本構成論
第19章 配当政策 第20章 配当性向モデル 第21章 オプションの理論
第22章 ポートフォリオ理論 第23章 資本資産評価モデル
平成5年11月 「ドイツ投資決定論」 森山書店
本著では、企業の投資計画は、営利経済性の原則と財務上の均衡維持の原則下で、作成されるべきであるという立場から、投資額、資産構成と資本構成に対して同時決定を下す、投資決定モデルを中心にして、1960年から1975年までのドイツの投資決定論を検討した。
なお、構成は以下の通りである。
第1章 H.アルバッハの資本理論型モデルの展開
第2章 H.ヤコブの生産理論型モデルの展開
第3章 H.ヤコブの生産理論型モデルの拡張
ーーストカスティクな経営状況の把握と資本理論型モデルとの統合ーー
第4章 投資決定モデルの二大底流
ーーP.スヴォボダとH.ハックスの主張を中心にしてーー
第5章 投資決定モデルと計算利子率に係わる問題
ーーH.ハックスの資本理論型モデルを中心にしてーー
第6章 投資決定モデルと目標設定に係わる問題
ーーJ.ハーシュライファー、D.シュナイダーとH.ハックスを中心にしてーー
第7章 投資決定論の動向と問題点
ーー投資決定モデルの形成に関連した諸問題を中心にしてーー
第8章 経営事象における相互依存関係の検討(1)
ーーJ.バルドマンの最適企業資本調達論を中心にしてーー
第9章 経営事象における相互依存関係の検討(2)
ーーO.ローゼンベルクの企業財務計画モデルを中心にしてーー
第10章 不確実性下での投資決定モデルの形成
ーーH.ラウクスの状態樹系に基づく弾力的な投資・財務計画についてーー
平成9年2月 「ドイツ資金計画論」 森山書店
本著では、資金計画論を、1960年代以降にドイツで展開された、直接的には過去志向的な資金運動計算を批判して、将来の支払能力の確保をはかること、間接的には投資決定モデルに内在する諸問題を克服するために、伝統的な資金計画表を改善する主張とみなす立場から、将来の期間支払能力の評価と維持のための企業計算制度を検討した。
なお、構成は以下の通りである。
第1章 総合管理制度の展開と支払能力の維持
ーーJ.ドュルカルツィークの主張を中心にしてーー
第2章 個別企業評価計算の展開とキャッシュ・フロー概念
ーーW.ジョェステンの主張を中心にしてーー
第3章 フォンド計算の展開と取引高超過額概念
ーーE.ワルプ、R.フェア・ヒュールスドンク、K.ケーファーとA.G.ケーネンベルクの
主張を中心にしてーー
第4章 「期間貸借対照表」における財務経済的志向
ーーG.フロールの主張を中心にしてーー
第5章 「資本運動計算書」における流動性志向
ーーW.コルベの主張を中心にしてーー
第6章 「期間貸借対照表」における運動志向
ーーL.ラハニットの主張を中心にしてーー
第7章 資本運動計算書に対する批判的な姿勢
ーーW.ショッペンの主張を中心にしてーー
第8章 「資金計画論」における収支志向
ーーW.リュッケの主張を中心にしてーー
第9章 「資金計画論」におけるプロジェクト志向
ーーE.ハームスの主張を中心にしてーー
第10章 「資金計画論」における工業コンテンラーメン志向
ーーE.ヴィッテの主張を中心にしてーー
第11章 企業計算制度における資金計画の位置付けと体系化
ーーK.シュミーレヴィツの主張を中心にしてーー
第12章 総合管理制度による資本需要と資本フォンドの調整
ーーE.グーテンベルクの主張を中心にしてーー
平成11年10月 「経営学概論」 同文館
本著では、日本の経営学の形成のために主として利用されてきた、組織論をはじめ、アメリカの経営管理論とドイツの経営経済学を社会科学の立場から再検討して、企業の活動(過程・機能)と構造(体制・制度)を統一した視点から体系的に分析するために有用なアプローチを模索した上で、経営学が取り扱ってきた個別の研究領域、いわゆる、各論において、研究対象(個別問題)と研究方法と研究成果の間に密接な相互依存関係が存在することを強調した。
なお、構成は以下の通りである。
第1部 経営学の理論体系 ーー経営学の独自性と基本的なアプローチ
第1章 社会科学としての経営学 第2章 経営学の基本体系
第2部 企業理論 ーー個別資本の運動と企業行動原理
第3章 企業形態 第4章 企業の集中 第5章 経営者支配 第6章 企業目標
第7章 日本的経営
第3部 部門別経営学 ーー商品生産組織と経済資源の効率的な活用
第8章 マーケティング 第9章 生産管理 第10章 労務管理 第11章 財務管理
第12章 情報管理
第4部 過程別経営学 ーーマネジメント・サイクルと組織活動
第13章 戦略計画 第14章 組織編成 第15章 モチベーション
第16章 リーダーシップ 第17章 コントロール
第5部 環境適合の経営学 ーー環境変化の把握と意思決定のメカニズム
第18章 意思決定 第19章 イノベーションと企業者機能 第20章 経営の国際化
第21章 環境適合 第22章 社会的責任とコーポレート・ガバランス
第6部 総合管理制度 ーー経営活動の計画と結果の把握のための管理制度
第23章 総合計画制度 第24章 企業計算制度
最近(平成5年以降)のその他の業績
共同執筆(編著内担当論文)
平成5年5月 吉田和夫 海道ノブチカ編「現代経営学と経営財務」税務経理協会
第7章 現代ドイツの資金計画論(139-160頁)担当
平成6年6月 海道ノブチカ 深山明編「ドイツ経営学の基調」中央経済社
第6章 ドイツ企業と経営財務論(96-118頁)担当
平成7年4月 生駒道弘 角野信夫編「現代株式会社と経営財務」
第U部 第W章 ドイツ経営財務論の現状と課題(268-286頁)担当
平成7年5月 吉田和夫 大橋昭一編「現代基本経営学総論」中央経済社
第6章 経営財務(79-90頁)担当
平成7年9月 日本経営学会編「第65集 現代企業と社会」千倉書房
支払能力の維持と総合管理制度についての一考察 ーードイツの財務管理論に おける投資決定モデルから資金計画論への展開を中心にしてーー
個別論題報告(246-252頁)担当
辞書
平成6年4月 吉田和夫・大橋昭一編「基本経営学用語辞典」同文館
論文
平成5年7月 E.ヴィッテの資金計画論についての一考察
近畿大学商経学叢 第40巻第1号 43-58頁
平成5年12月 W.リュッケの資金計画論についての一考察
近畿大学商経学叢 第40巻第2号 71-89頁
平成6年3月 資金運動計算と資金計画論の動向と問題点についての一考察 近畿大学商経学叢 第40巻第3号 69-92頁
平成6年7月 ドイツの貸借対照表論の展開と「取引高超過額」概念の変遷についての一考察
ーーE.ワルプ、R.フェア・ヒュールスドンク、K.ケーファーとA.G.ケーネンベルク の主張を中心にしてーー
近畿大学商経学叢 第41巻第1号 57-87頁
平成6年12月 ドイツの経営財務論の動向と問題点についての一考察
ーーR.-H.シュミットの主張を中心にしてーー
近畿大学商経学叢 第41巻第2号 149-175頁
平成7年3月 G.フロールの「期間貸借対照表論」における財務経済的思考についての一考察
近畿大学商経学叢 第41巻第3号 307-330頁
平成7年7月 W.コルベの「資本運動計算書」についての一考察
近畿大学商経学叢 第42巻第1号 69-94頁
平成7年11月 近代的な総合管理制度の展開と流動性概念の多義化
ーー投資決定モデル、短期資金計画と期間貸借対照表を中心にしてーー
財務管理研究(日本財務管理学会) 第6号 38-44頁
平成7年11月 資本運動計算書論に対する批判的な主張についての一考察
ーーW.ショッペンの主張を中心にしてーー
近畿大学商経学叢 第42巻第2.3合併号 501-514頁
平成8年7月 総合管理制度による資本需要と資本フォンドの調整について
ーーE.グーテンベルクの主張を中心にしてーー
近畿大学商経学叢 第43巻第1号 79-109頁
平成8年12月 K.シュミーレヴッツの企業計算制度についての一考察
近畿大学商経学叢 第43巻第2号 263-297頁
平成9年3月 期間関連的な貸借対照計算について
ーーL.ラハニットの主張を中心にしてーー
近畿大学商経学叢 第43巻第3号 409-445頁
平成9年7月 C.ザンディヒの他人資本調達論についての一考察
近畿大学商経学叢 第44巻第1号 1-23頁
平成10年12月 H.テンドリーとE.グゼルの資本調達論についての一考察
近畿大学商経学叢 第45巻第2号 343-386頁
平成11年12月 「キャッシュフロー」概念の導入と問題点についての一考察
近畿大学商経学叢 第46巻第2号 331-352頁
平成12年7月 「ヘグナーの自己金融論についての@考察
近畿大学商経学叢 第47巻第1号 121-147頁
エッセイ
平成8年3月 ニックリッシュ『一般商事経営学』1912年ーー財務管理論
近畿大学創立70週年記念誌『知識の狩人』
訳文
平成8年2月 Weber,Wolfgang 深山明 海道ノブチカ監訳「経営経済学序説」中央経済社
第5章 販売管理 第6章 財務管理 担当 (86-124頁)
学会発表
平成5年12月18日 日本経営学会関西部会(関西学院大学)
「資金運動計算と資金計画論の動向と問題点についての一考察」
参照。平成6年3月 資金運動計算と資金計画論の動向と問題点についての一考察 (論文)
近畿大学商経学叢 第40巻第3号 69-92頁
平成6年3月17日 経営経済学研究会第20回例会(関西学院大学)
「ドイツの貸借対照表論の展開と「取引高超過額」概念の変遷についての一考察」
参照。平成6年7月 ドイツの貸借対照表論の展開と「取引高超過額」概念の変遷についての一考察 (論文)
近畿大学商経学叢 第41巻第1号 57-87頁
平成6年7月2日 経営経済学研究会第21回例会(関西学院大学)
ドイツの経営財務論の動向と問題点についての一考察」
参照。平成6年12月 ドイツの経営財務論の動向と問題点についての一考察 (論文)
近畿大学商経学叢 第41巻第2号 149-175頁
平成6年9月10日 日本経営学会第68回全国大会(山梨学院大学)
「支払能力の維持と総合管理制度についての一考察
ーードイツの財務管理論における投資決定モデルから資金計画論への展開を中心にしてーー」
参照。平成7年9月 日本経営学会編「第65集 現代企業と社会」千倉書房
「支払能力の維持と総合管理制度についての一考察ーードイツの財務管理論における投資決定モデルから資金計画論への展開を中心にしてーー」
個別論題報告要旨 (246-252頁)
平成6年10月29日、日本財務管理学会第6回全国大会(近畿大学)
「近代的な総合管理制度の展開と流動性概念の多義化について
ーー投資決定モデル、短期資金計画と期間貸借対照表を中心にしてーー
参照。平成7年11月 近代的な総合管理制度の展開と流動性概念の多義化
ーー投資決定モデル、短期資金計画と期間貸借対照表を中心にしてーー
財務管理研究(日本財務管理学会) 第6号 38-44頁
平成6年12月18日 経営経済学研究会第22回例会(関西学院大学)
「G.フロールの「期間貸借対照表論」における財務経済的思考についての一考察」
参照。平成7年3月 G.フロールの「期間貸借対照表論」における財務経済的思考についての一考察
近畿大学商経学叢 第41巻第3号 307-330頁
平成7年4月15日 日本経営学会関西部会第452回例会(近畿大学)
「ドイツ経営財務論の現状と課題についての一考察ーーR.-H.シュミットの主張を中心にして」
参照。平成7年4月 生駒道弘 角野信夫編「現代株式会社と経営財務」
第U部 第W章 ドイツ経営財務論の現状と課題(268-286頁)
平成11年8月14日 日本経営診断学会関西部会第112回例会(近畿大学)
「キャッシュフロー」概念と経営診断についての一考察
平成11年11月5日 日本経営診断学会全国大会 第32回大会(大阪経済大学)
「キャッシュフロー」概念と経営診断
参照。平成11年12月 「キャッシュフロー」概念の導入と問題点についての一考察
近畿大学商経学叢 第46巻第2号 331-352頁
ワーキング・ペーパー(近畿大学 WORKING PAPER SERIES)
平成6年9月 No. 0006
「近代的な総合管理制度の展開と流動性概念の多義性」
ーー投資決定モデル・短期資金計画と期間貸借対照表を中心にしてーー
平成7年4月 No. 0009
「ドイツ経営財務論の現状と課題についての一考察」
ーーR.-H.シュミットの主張を中心にしてーー
平成7年10月 No. 0017
「フォンド計算と運動計算についての一考察」
ーーL.ラハニットの貸借対照計算を中心にしてーー
平成8年2月 No. 0018
「企業計算制度における資金計画の位置づけと体系化についての一考察」
ーーK.シュミーレヴッツの主張を中心にしてーー
平成8年4月 No. 0019
「総合管理制度による資本需要と資本フォンドの調整についての一考察」
ーーE.グーテンベルクの主張を中心にしてーー
平成11年8月 No. 0036
「キャッシュフロー」概念の導入と経営診断についての一考察
平成11年9月 No. 0037
社会科学の立場から『経営学』の認識対象を模索して
平成12年3月 No. 0039
経営診断の領域再発見についての一考察
−−グーテンベルク経営経済学から学ぶーー