首吊り坂 



・所在:東京都大田区(東急池上線 池上駅下車)
・噂、現象:坂の上の住宅地で首吊があった、人魂が出るetc....
・調査日時:4/21・22日
・同行者:無し

※初稿では「首吊坂」と表記していたが、「首吊り坂」が正式名のようなので、増補・改定の際にリファイン。



※2ch オカ板 港区、品川区、大田区の心霊スポット より

11 名前: 元 廃校生 投稿日: 2001/06/20(水) 01:37
大田区六郷土手、雑色近辺出まくりです。
そんで、鈴ヶ森は、一昨年肝試し行ってマジメに全員たたられ
御払いする羽目になり本気で危険。
有名だけど池上本門寺と、その側の首吊り坂もマズイです。
大田区は、有名でないところでもさり気なく出たり、かなりおっかない。
興味本位は痛い目遭います。
特に六郷土手近辺は土地的なモンもあるような感じがしますね。
長文すんません。





 大田区の霊場と言えば羽田空港の大鳥居が有名であるが、大手の心霊系HPでは首吊り坂について書かれている事は「何故か」少ない。そういう意味では穴場的な霊場であるが、嫌な雰囲気というか、とてもおどろおどろしい場所である。2chでの書き込みから考えるに、本門寺が日蓮宗の名寺として、心霊スポットして二重の意味で有名なため、首吊り坂はあまり知られていない、という感じもする。

 「坂」というよりは高台へと続く階段なのだが、階段の両脇は墓に囲まれており、階段に設置してある電球も薄暗く、周囲に人気も少ない。階段を見上げられる辺りにお地蔵様がおいてあり、嫌が応にも不気味さを掻き立てられ、肝試しのスポットとしては絶景の場所であろう。

 最初この首吊り坂の情報を仕入れた時、高校時代の知り合いの言葉を思い出した。

 「小学校ん時、学校の裏の林で首吊あったよ」

 その知り合いの通っていた小学校が首吊り坂の近くであったため、「首吊り坂の由来ってこの首吊りに何か関係あるんかなぁ?」などと考えながら、自宅の比較的近所にある首吊坂の調査に向かう事にした。


2003年 4/21日  16時40分頃〜  天候:雨


 小雨が降りしきる嫌な天気だった。よく、霊などは「水辺や湿気のある場所」に現れると聞いていたため、小雨が憂鬱の原因となっていたが、夕方に家を出たうえ、18時からバイトがあるため時間も無いので手早く調査を行う事にした。







(写真は4/22日午後6時頃)
 
 真正面に見えるのが門が「池上本門寺」の入り口。写真に写っている十字路を右にまがり、利根川を100M程下ると左手に現れる「養源寺」という中規模の寺の裏手にある高台へと続く階段、それが首吊り坂である。が、正式な名称は無く「首吊坂」も通称であるが、地元の人間よりも、心霊スポットとして認識している外の人間の方が「首吊坂」という名前は通じるのかもしれない。



 バイトの時間が押していることもあり、く本門寺での調査(人面犬が出たという噂が昔あった)を終え、首吊り坂へと向かう事にした。写真の十字路を右へと曲がり、利根川を下って行くと左手にいくつかの寺が見えた。

 寺に挟まれた道の奥にそびえる高台へと続く階段。「あれが首吊り坂か、遠目から見るだけでも不気味な感じだな」と漏らすし、とりあえず手始めに周囲の寺に入ってみた。










 寺の一つにある墓・・と言うか塚のような物。墓石や墓の写真を撮るのはあまり気が進まないものだが、とりあえず両手をあわせ挨拶と無礼を詫び、撮影にとりかかる。自分が墓に眠る者になってみれば、無礼な立ち振る舞いをされれば良い心地はしない。最低限の礼儀は、親しい関係であろうと、相手が死者であろうと、重んじるべきではないだろうか。もっとも、そういった礼儀は「心霊スポットを巡る上では常識」のようなものでもあるが。

※霊園等にある「無縁仏」の前では絶対に合掌や同情行ってはいけません(縁の無い死者が救いを求めてすがりつくため)





次項で首吊り坂の調査をお伝えする

 付近の寺の調査をしているうちに、雨も比較的小降りになっていて、傘を使う必要も無くなっていった。それにしても湿気の多い天気で、嫌な感じはますばかりだ。目の前にそびえる坂(性格には階段だが)余計不気味な感じに思える。さて、階段の調査で鬼が出るか蛇が出るか・・・か。







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