HOT LINE13代会長のさいとーんです。
HOT LINE史上最も参加回数が多く、最もHOT LINEを愛し、最もバカな男です。そんな僕のエッセイをどうか読んでやって下さい。読後、素晴らしい爽快感が得られます。というのはウソで、苛立ちと後悔と憂鬱を感じることができます。
(心の中でツッコミを入れながら読んで頂けると幸いです。)
第2幕「さいとーんリフレク!!」
長年テニスをしていると、後輩からテニスについて、よく相談を受けます。
『試合で、思い切ってプレー出来ないがどうすればいいか?』 という相談が結構多いのですが、これは『練習の時に、緊張感をもち、自分にプレッシャーをかけながらやり、逆に試合の時には、練習のつもりでリラックスしてやる』というやり方である程度解決できます。あとはやはり経験だと思います。 まあそれはさておき、意外にも最も多い質問が、 『大声で叫んで来る相手が苦手で、ペースを乱されて負けてしまうが、どうすればいいか?』 というものです。今回は、これを見事に解決しましょう。
まず「大声で叫ぶ」という行為の意味について考えましょう。これには大きく分けて2つの意味があると考えられます。
1 自分自身に気合を入れ、集中力を高める。
2 相手をむかつかせ、プレーを乱れさせる。
この1・2両方の意味を全くの無にし、さらに大声を出して来た対戦相手に、逆にダメージを与える方法をお教えします。 それでは、対戦相手に叫ばれる言葉別に行きましょう!!
その1 『こいよ!\COME ON!』
長いラリーや、大切なポイントを、きれいなショットで決められた時によく叫ばれる言葉です。ガッツポーズを伴うことも多々あります。
<対処法>これは簡単です。「こいよ!」と叫ばれた瞬間、真面目な顔で、「どこに!?」と対戦相手に聞きます。それだけで相手はむかつき、我を忘れ、プレーが荒くなって行くでしょう。たまにCOME ON!と叫ぶ人もいますが、そのときは、「WHERE!?」と聞いてあげましょう。
その2 『先!\先リード!』
ポイントが相手と並んでいる時にいう言葉で、誰もが言いますが、大声で叫ばれると嫌なものです。また、相手側の応援が大人数の時も、いっぱい聞こえて来てイライラしてしまいます。
<対処法>相手が「先リード!」と叫んだ瞬間、「はい、先でーす!」と答えます。相手側の応援が「先リード!」と口々に言っても、そのたび、「はい、先でーす!」「はい、先でーす!」と答えます。いわば、応援を横取りしてしまうわけです。これにより、相手や相手の応援は「てめーに言ってねーよ!!」という苛立ちがつのり、プレーに集中出来なくなります。
その3 『(ガッツポーズ)』
これは言葉ではありませんが、こちらに見せつけるようにやられると、結構むかつい てしまいます。
<対処法>ガッツポーズをされると同時に、てのひらを広げ相手に突き出します。そうです、ジャンケンのパーです。相手はポイントを決めたにもかかわらず、負けたような感覚になりテンションが下がります。
その4 『サーティー!』
0−15でダウンの時によく叫ばれます。
<対処法>「サーティー!」と言われたら、すぐに続けて「ワンアイスクリーム!」
と叫びます。これで相手は、アイスクリームのことで、頭がいっぱいになり、テニスに集中出来なくなります。「コーンかカップか」を聞けば、さらに効果的です。
その5 『チャンボ!』
こちらがファーストサーブをミスした時に、よく叫ばれます。
<対処法>相手が「チョンボ(麻雀で反則やミスをおかすこと、罰則がある)」をしたとみなし、罰則の8000点を要求します。相手は「やってしまった!」とブルーになり、プレーが消極的になります。
その6 『ばんかい!』
相手がダウンの時によく叫ばれます。
<対処法>これは少し難しいですが、相手が言う瞬間を見極め、その直前に「松尾!」と叫びます。相手は、「松尾伴内」にかけたダジャレを自分が言ってしまった、という錯覚に陥り、恥ずかしさの余り、テニスどころではなくなります。ちなみにHOTLINE19代現会長久武(ひさたけ)は松尾伴内に似ています。
その7 『ヨシッ!\ヨッシャー!』
この言葉は、(その1)と同じ状況で叫ばれる言葉です。
<対処法>相手が「ヨシッ!」と叫んだ直後、「いくぞう!」と叫び返します。
これで相手は、自分自信を演歌の大御所「吉幾造」だと勘違いし、名曲「雪国」を熱唱し始めるでしょう。
もし相手が「ヨッシャー!」と叫んだら、「木村!」と叫び返しましょう。
これで相手は、自分自身を金網デスマッチの鬼「ラッシャー木村」(プロレスラー)だと思い込み、本部のマイクでマイクパフォーマンスをしだすでしょう。
さあ覚えれましたか?この対処法を、「ファイナルファンタジー(ゲーム」)の「リフレク(相手の攻撃をはねかえし、相手にダメージを与える魔法)」にあやかり、 『さいとーんリフレク』と名付けたいと思います。みなさん、大声で叫んでくる相手には、『さいとーんリフレク』をどんどん使っていきましょう。ただし、ケンカになっても責任はとれませんので、悪しからず。
ちなみに僕は現役時代、目茶苦茶大声で叫んで、相手から嫌がられる人でした。
おしまい
| 1999/11/7 wroted by SInji Saito Illustrated by Tohru Murauchi |
賛否両論の「さいとーんの世界」ですが、いかがですか?読まれた感想を掲示板に書いて頂くと、とっても嬉しいです。その感想に対する僕のコメントも掲示板に載せますので、HOTLINEの方も、他サークルの方(僕を知らない方でも)も、ぜひとも感想をお願いします。
第一回「定説にだまされるな!!」
何年か前、テニス雑誌でその活字を見た瞬間、僕は最後にとってあったケーキのいちごを兄貴に横取りされたかのような衝撃を受けました。
「テニスは前を向いて打て!」
最近、テニスの定説がすごい変化を見せています。例えば、前述のテニスは前を向いて打て!。
僕はテニスは横を向くのがあたり前だと思っていましたし、また、そうして人にも教えています。でも、最近は、プロでもオープンスタンスが主流で、それを真似して前を向いて打っている人が大勢います。ボレーでもフォアで右足を、バックで左足を踏み込んで打つという最新理論もあるそうです。
でも、みなさん少しまって下さい。定説は時代と共に変わっていくものです。赤ちゃんのうつ伏せ寝を思い出してください。スタイルが良くなるという評判で、一時期たくさんの病院がやっていたそうですが、今では、窒息死する可能性が高いという理由で、ほとんどやっていません。正座も、足に悪いという説が今では適度に刺激があり、足が丈夫になるという説に変わっています。定説とは、かくも不安定で無責任なモノです。
何でも取り入れていこうという姿勢は大切なことですが、振り回され過ぎると、ろくなことがありません。それでもまだ、「俺は前を向いて打つぞぉ」とか「最新理論を追っていくぞぉ」と思ってるあなたに言いたいことがあります。
じゃあ、あなたは、例えば「実はスイートスポットよりフレームで打つ方がいい」とか「ガットは羊の腸より、ナイロンより実は”はるさめ”がいい」とか「”はるさめ”は”はるさめ”でも、”永谷園のマーボーはるさめ”が最適」とか、「ネットはいわし漁の網が一番だ」というのが、定説になったらどうするんですか?
あなたはラケットにはるさめを張りますか?
漁師に頼み込んで、いわし漁の網を買いますか?
これで納得してもらえたと思います。
定説にだまされてはいけません。
ちなみに僕は「オープンスタンス」です。
おしまい。
1999/10/14
copylight
wrote by Sinji saito
illastrateb by Tohru murauchi
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