名古屋大学セクシュアル・ハラスメント原告を支援する会


名古屋大学セクシュアル・ハラスメント原告を支援する会

名古屋大学文学部セクシュアル・ハラスメント事件
処分決定までの経過


名古屋大学の  「セクシュアル・ハラスメント・ガイドライン」 では、
以下のような手続きで処分を決定しています。

まず、被害者が「相談窓口」に相談し、相談員を通じて、「セクシュアル・ハラスメント防止対策委員会委員長(副総長)」に申し立てをします。
委員長は申し立てを受けて、「セクシュアル・ハラスメント対策専門委員」の中から担当委員を数名選びます。
セクシュアル・ハラスメントがあったかどうかの調査は、この委員チームによって行なわれます。
公平を保つために、申し立てをした本人と加害を行なったと疑われる人物の両方の調査が行なわれます。

調査をもとにして報告書が作られ、報告書は学部長などによって構成されている、「セクシュアル・ハラスメント防止対策委員会」によって承認されます。

(ここまでのプロセスでは、同僚をかばったりする危険性を避け、公正中立な調査を行なうために、同じ学部の委員は担当を外されます。)

文学部の事件では、2000年12月に、防止対策委員会がセクシュアル・ハラスメントがあったことを認定しました。以下が、その報告書の結論部分です。


(1)教官Aの学生Bに対する長期かつ継続的なセクシュアル・ハラスメント行為が行なわれ、Bは深刻な精神的、肉体的被害を受けた。また、安心して学べる学習環境が奪われたことにより、Bの学習権が侵害された。

(2)教官Aが学生Bに対し、研究室で暴力的、脅迫的行為を行なったことにより、Bは深刻な精神的苦痛を被った。

その後、セクシュアル・ハラスメントがあったことを承認した防止対策委員会の決定に対して、
加害者の教官から異議申し立てがありました。

委員会は異議申し立てを受け付け、検討の結果、却下しました。

「文学部教授会」では、この委員会決定について議論し、加害者の教官の処分を求める発議がなされました。

加害者の処分は、名古屋大学全体の最高意思決定機関である「評議会」の議題になり、
その結果、2001年3月27日に「評議会」が加害者の教官の処分を決定しました。


加害者の教官の処分の内容は、
【懲戒処分として6ヶ月間の停職】でした・・・




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