本日(18日)、当事者たち、支援者たちの法務省への申し入れ&署名の提出(午後1時〜)、議員会館での集会&記者会見(午後2時〜3時)に参加してきましたので、簡単にご報告いたします。

法務省への申し入れは午後1時からということでしたが、当事者たちや支援者の集合が遅れたこともあって午後1時15分ほどから、福島、川橋両参議院議員、吉成APFS代表、弁護団などによって行なわれました。当事者やその他の支援者はその間、法務省前で待っていましたが、今日はマスコミ(特にTV)関係者が多く来ており、当事者各人はそれぞれに取材に応じていたようです。

その後、議員会館に場所を移し、川橋議員の司会で「院内集会=記者会見」が午後2時から行なわれました。吉成代表から今日の申し入れ&記者会見の主旨について説明があり、次に当事者リーダーのアデル・ゲイビさんから当事者全員(欠席者若干)について簡単な紹介がされました。次に、当事者のうち小学6年生、中学1年生、高校1年生の子供たちのそれぞれが自分で書いた作文を読み上げ、「自分たちを日本にいさせてほしい」と訴えました。次に、福島瑞穂(参議院)、佐々木秀典(衆議院)、小川敏夫(参議院)各国会議員、遠藤ちよこ板橋区議会議員、そして弁護団からそれぞれアピールがありました。それから、「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」の渡辺代表からの支持表明があり、最後にに筑波大学の駒井先生から研究者のグループとして共同声明を準備している旨のご報告がなされました。

大まかな流れはざっとこんな感じです。印象に残ったのはマスコミの多さと支援者(APFS以外)の少なさでした。ちゃんと数えたわけではありませんが、マスコミ関係者のほうが多かったように思います。全体としてはマスコミへのアピールが主眼に置かれていたようでしたので、そういう意味ではよかったのかなとも思うのですが、「彼らに在留特別許可を」という際の理由づけが単純化されすぎているという印象も否めませんでした(情に訴えるという感じの)。

国会議員の中には「不法滞在」や在留特別許可獲得の法的背景などについて誤解した解釈のままマスコミに話してしまう人もいたり、海外の例を出すにについても実はあまり適切でなかったりという点もいくつか気になりました。ただ、それだけこうしたことが一般に知られていなかった、理論化されていなかった(されていたけど知られていなかった)ということなのかもしれません。

なお、配布資料は2種類ありました。

ただ、別に水を指すつもりはまったくないのですが、昨日、マスコミがまるでトキの雛とかクローン羊を取り巻くかのように当事者たちに群がっていた光景はいかがなものかと思いました。もちろん、マスコミにうまく宣伝してもらって一般世論の支持を得ることは重要であることはわかっているのですが、当事者たちがもっと、しっかりと自分の意見を持った一人の人間としてメディアに取り上げられるべきじゃないのかなと思ったりもしました。どうしても、日本人支援者や弁護士、国会議員ばかり目立ってしまって、当事者たちが後ろに隠れてしまうというか、本当に自分たちの意思で出頭したという部分が見えなくなってしまうのではないかとちょっと危惧の念を抱いたので。